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「JPTは1人1プロジェクト」を覗いてみた👀 -営業DB編【2/2】
JPT最大の特徴とも言える「1人1プロジェクト」は実際どんな感じなんだろう?ということを聞くべく始まったインタビュー。
前半ではご自身のこと、そして営業DBプロジェクトの内容について伺いました。
ここからはプロジェクトを進める中で勉強していったことや入社後初のプロジェクトを振り返っていただきお話しを伺います!
計2回のうち、今回は後編をお送りいたします。
「JPTは1人1プロジェクト」を覗いてみた👀 1/2 前編
「JPTは1人1プロジェクト」を覗いてみた👀 2/2 後編(本記事)
(執筆:アンバサダーみさき)
とにかく調べながら進める日々
ープロジェクトを進めるにあたって勉強したことはありますか?技術については.NETを使っているということですが、今まで使ったことはあったのでしょうか。
.NETに関しては、JPTの研修で教えてもらってたので全く初めてではないというのと、以前の職場でもC#を使ってデスクトップアプリケーションを作っていたので、.NETも同じC#ということもあり、やりやすかったです。
ただ私の場合はプログラムを書いていくことよりも、何をどう作っていくかを決める、要求・要件をまとめる方が難しいなと思っていたので、そこを学ぶべく書籍を読みました。何をどう作るのか全てを詰め切ってから進めたいと思っていたのですが、長尾さんは焦点を絞って重要な点から進めるという方針だったので、今はまた違う本で勉強しています。
あと勉強したのが、コードをどうまとめていくのかという設計部分ですね。ドメイン駆動設計っていうものを学んで、それを元に自分がどういう風にプログラム構成していくのかを決めていきました。色々な書籍や動画を見ましたが、ものによって若干考え方が違ったりしたので、いいなと思うところを参考にしながら、自分なりのパターンを作っていきました。
その他に、フロントエンドで言うとDevExpressを使いました。情報量がそもそも少なかったり説明が英語のみだったりと正直苦労しましたが、使えるメソッドを見つけたり生成AIのCopilotを活用して進めました。
JPTの研修やサポート体制は?
ーとにかく必要なところを学びながら、調べながら進めるという感じなのですね!先ほどお話にあった研修ってどんなことをするのでしょうか?
「フルスタック講座」という研修が週1回あり、そこでウェブアプリケーションの作り方を一通り学びました。最後には卒業制作もあります。
また他にも、学習目的で先輩のプロジェクトに参加させていただき、指導していただきました。講座の先生や先輩には本当に感謝しています。
ー研修の終盤からは営業DBのプロジェクトが始まり卒業制作もあって、業務をやりながら研修時間があるという感じなんですね。
そうですね、並行してやってるので、それぞれの期限に間に合うように調整しながら、毎日やることを決めてやっていきました。
ーちなみに卒業制作は何を作られたのですか?
「TODOリストを作る」というお題の中で、最低限この機能を作りましょうという課題が出されました。 私の場合はその最低限の機能を作って、先輩のプロジェクトで学んだことを試す場として使わせてもらいました。人によってはこだわって自分の好きな機能をつけている方もいました。
「1人1プロジェクト」は「最高!」
ー今回初めてのプロジェクトが一周するタイミングだと思いますが、振り返るとどうでした?学んだ点や次に生かしていきたい点など教えてください。
要求定義から運用まで一通り経験させてもらえたのがとても勉強になったなと思います。またJPT社内向けだったので、社員に興味を持ってもらえるような仕事を任せてもらえたことは有難かったです。
技術面でいうと、ドメイン駆動設計を学びプログラム作成したことで、自分の設計パターンを1つ持てたことは良かったです。
次のプロジェクトも1年以上の規模になると思うので、これからは営業DBと並行してやっていくことになります。営業DB作りに比べて、次のプロジェクトはロジックが複雑なため挑戦だなと思っています。あとフルスタック講座の卒業制作で試した技術なども取り入れながら、自分の設計パターンをより良い形にしていけたらいいなと思います。
ー「1人1プロジェクト」はやってみてどうですか?例えば先日のミッション研修で他社の働き方を聞く機会がありましたが、職種の違いはあるにせよ、チームで働く雰囲気をすごく感じて「1人1プロジェクト」とは正反対なのかなと思ったりしました。どちらが良いかは本当にその人によるんだろうなと感じたのですが。
私個人で言うと、「1人1プロジェクト」は最高です!
まずプログラムの設計を自分1人でやってるので、自分の好きなように決めていけるのはやりやすいと思います。
あと「業務を任せていただいてる」という思いが強くてやりがいを感じています。せっかく任せていただいたのだから、より良いものを作って喜んでもらいたいという思いでやっています。
ー働き方としても「1人1プロジェクト」だと働きやすいなと思いますか?
感覚過敏を持っていることもあり、人の目とか音にすごく敏感になることがあるので、リモートかつ自分のペースでやらせてもらえるのはすごくやりやすいです。また、人との会話で疲れる時があるので、そういう会話を抑えられるのもやりやすいと感じていますね。
ー逆に「1人1プロジェクト」だからこそ難しかった点はありますか?イメージだと他の社員さんの状況が掴みにくいとか、コミュニケーションが難しいとかなのかなと思うのですが。
研修期間はずっと一緒にやっていたので、同期の様子がよく見えていました。プロジェクトが始まって以降も途中までは同期の日報を追いかけていたのですが、忙しくなってきたので、今は時々日報を見たりお互いにちょっと話したい時に話すことがあります。
確かに同期や先輩の方たちがどういう風に仕事をしてきたのか、今どんなことをしているのかは気になります。ただそこは日報で確認したり、特に同期なら「最近どう?」と気軽に聞くこともできるので「1人1プロジェクト」だから特別困るということは今のところないような気がします。
ー最後に一言note読者に向けてありましたらお願いします。
ちょっと用意してきた回答を読みますね(笑)
私、入社して10ヶ月になるんですよ。これまでの会社だったら、実はもうそろそろ辞めたいなと思い出すような時期になるんですけどJPTでは全くなくて。それはやりがいのある仕事をストレスの少ない環境でやらせていただいてるからかなと思っています。
「リモート」という環境が自分にマッチしていたこともありますが、JPTの配慮やマネージャー・先輩・同僚など人に恵まれてるからだと思っています。私がやりたかったプログラマーという仕事ができているのはJPTのおかげだと本当に感謝してます。という風な回答を用意してました(笑)
個人的に言うとJPTの配慮が行き届きすぎてて今のところ困ってることがそんなになくて、あとは自分がどれだけできるのか、どれだけ頑張れるのかっていうところにかかってくると思うので、引き続き頑張っていきたいですね。
インタビューを振り返って
「1人1プロジェクト」ってどう仕事が進むのだろう?困ることはないの?という興味から今回のインタビューをさせていただきました。
今回「1人1プロジェクト」ならではの学びや達成感、そして進めやすさがあるということを伺い、多くの発見がありました。
ちなみに人事のかなさんもインタビューに同席していただいたのですが、エンジニアの知識がない中で社員がどんな業務を行なっているのか理解するのが難しい、、という入社後のお悩みが、営業DBで解消されそう!と喜びのコメントもいただきました。
今後社内でどう活用されていくのか楽しみですね!(おわり)