見出し画像

「JPTは1人1プロジェクト」を覗いてみた👀-業務効率化編【1/2】

JPT最大の特徴とも言える「1人1プロジェクト」について探っていくインタビュー第2弾。
JPTの開発組織は現在①web系②AI系③情シス部門に分かれています。
今回インタビューさせていただいたのは、情シス部門に属し業務効率化をメインに進めているKさん。
前半ではJPT社内で活用されている「みんちけ」を始めとする業務効率化プロジェクトについてお話しを伺いました。

計2回のうち、今回は前編をお送りいたします。
「JPTは1人1プロジェクト」を覗いてみた👀 1/2 前編(本記事)
「JPTは1人1プロジェクト」を覗いてみた👀 2/2 後編  
                     (執筆:アンバサダーみさき)

<社員の自己紹介>
Kさん
入社:2023年4月
得意:単純作業が速い
苦手:人と話すこと、整理整頓
趣味:ライブ配信視聴


JPT入社まで、そして業務効率化への興味

ーまずご自身のことを伺いたいのですが、JPT入社までの経緯を教えてください。

大学を中退してから、一般向けの職業訓練に2年間通い、その後、機械設計の会社に就職して4年間ほど働いていました。
その間CADで図面を描く業務がメインでしたが、業務効率化のためにVBA(「Visual Basic for Applications」の略。WordやExcelなどMicrosoft officeアプリの拡張機能の総称)を少し勉強してみたところ、そちらの方が楽しくなってしまい思い切って退職しました。

その後、失業手当を受けながら就労支援に通い、3か月目くらいに支援員さんからJPTのインターンに挑戦してみないかと勧められました。
インターンを経て2023年の4月にJPTに入社し、現在2年目を迎えています。

ー現在はJPTの情シス部門に所属していらっしゃるとのことですが、具体的にはどのような業務を担当されていますか?

現在は主にRPA(Robotic Process Automationの略。PC上で行う操作をロボットにより自動化すること)やローコード開発ツールを用いた業務効率化を担当しています。

このあと話す「みんちけ」もその1例です。入社してすぐの頃、情シス部門の定例会で社内のさまざまな課題について話していたところ、プロジェクトが立ち上がりそのまま担当することになりました。
他には別のシステムの運用担当を今年の新入社員に引き継ぐ案件もあり、業務効率化に携わらない期間もありました。

現在はMicrosoft Power Platform(以下Power Platform)の案件を安定して受けられるようにするには何に気をつけたら良いかを考える仕事を持っています。あわせて、今までやっていたPower Platform案件の機能追加、他の後輩が担当しているPower Platform案件にサポートで入ることなどもやっています。

ー業務効率化に興味を持たれたきっかけは何だったのでしょうか?

元々、ExcelやVBAの関数などを使って業務を効率化するのが好きでした。無駄な部分を改善して楽にするのが楽しいと感じていたので、この方向に進みたいと思ったんです。
また、AIやWebアプリの開発に比べて、業務効率化の方が自分にとっては始めやすいと感じたことも大きかったです。

課題の提起から「みんちけ」プロジェクトへ

ー「みんちけ」について詳しく教えてください。このツールはどのように使われているのでしょうか?

「みんちけ」は、全員が提出しなければならない研修後のアンケートや、システム的に全員が対応しなければならない作業の進捗管理に使われています。
以前はチャットで「完了した人はいいねをお願いします」という方法で進捗を確認していましたが、人数が増えると誰が対応したのか確認作業に膨大な時間がかかっていました。そこで、「みんちけ」を使って依頼者と非依頼者の双方が進捗を確認できるようにしました。
 
現在、毎週の週報代わりのアンケートや人事による個人面談や業務報告フォームにも「みんちけ」が使われており、運用が続いています。

ー運用開始後のフィードバックや改善点についてはいかがですか?

フィードバックとしては、「繰り返しタスクを自動化できるようにしてほしい」という要望がありました。しかし、祝日や人の入れ替わりなどの対応が必要になるため、まだ実装には至っていません。

また、リリース直後に不具合が見つかり、チェックリストにメールアドレスを追加する機能に制限があったため、20名以上に依頼を出すとエラーが発生してしまいました。この問題は、複数のチェックリストに分けることで対応しました。

JPTの運用スタンス作りを目指して

ー今やっているお仕事全般について今後の展望を教えてください。

まずPower Platformを安定して運用できるようにするための土台を作りたいと考えています。今年中には、運用に関する課題を明確にしある程度形にしたいと思っています。
必要に応じて本社の技術部門とこのやり方で問題ないか協議をしたり、社内でこの機能は使って良いのかどうかの話し合いをやっていきたいですね。
 
Power Platform自体は恐らくエンジニアの方ならすぐ使えると思うんですよ。でも顧客にそのRPAで作成したものを納品してそれを運用にのせるにあたって、JPTと顧客のどちらがどこを担当するといった部分が今はまだ決めきれていないところが多くて。
これはWeb開発とかと比べて「とりあえず作ってみて動いた」ということが多いので、そこがゴールになりがちなところが原因だと思っています。だからこそJPTとしての基本スタンスや、顧客との業務の進め方的なところを固めていきたいです。
 
そもそもPower PlatformやRPAってエンジニアが使うっていうよりは、事業部門の方が自分の業務を効率化するために使うみたいな感じが主だと思うんです。
そんな中でJPTはPower PlatformとかRPAを使ったものを顧客へ納品する必要があるので、少しでも安心して提供できるやり方を模索していきたいと考えています。

ーありがとうございました!

今回はJPTでイメージされるweb、AIのお仕事だけでない範囲の「業務効率化プロジェクト」についてお話しを伺ったことで、社員の得意分野に合わせた幅広いプロジェクトがあることを知りました。
後半では少しずつ変わりゆく「1人1プロジェクト」について、さらにはJPTの開発体制やご自身の今後について想いを伺います。

いいなと思ったら応援しよう!