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開催報告 ゴミ拾い×ゲーミフィケーション イベント「清走中」体験報告~3月勉強会

 こんにちは。「世界を神ゲーに」するゲーミフィケーション賢者Lv98のきっしーです。

3/15(水)20時より、オンラインZoomにて、日本ゲーミフィケーション協会 会員向けの月例勉強会を開催しました。テーマは「ゴミ拾い×ゲーミフィケーション イベント『清走中』体験報告」。話し手は、ゆーと。参加は会員10名(初参加4名)で、時間は1時半ほどでした。

ゲーム感覚ゴミ拾いイベント「清走中」| 株式会社Gab
https://www.seisouchu.com/
ゲーム感覚ゴミ拾いイベント「清走中」代表へのインタビュー
https://note.com/jgamifa/n/ne25f3afe2f85

前半は、イベントに参加した3名から、参加しての感想を聞きました。

参加報告 ゲーム感覚ゴミ拾いイベント「清走中」
https://note.com/jgamifa/n/n2d95b38e4d11

それを受けて、主催者のゆーとさんからゲーム感覚ゴミ拾いイベント「清走中」の解説がありました。

・2月19日開催の、清走中溝の口編の運営側の話
・今まで、全国14地域でイベント開催。2200人が参加して、1500kgのゴミ回収
・清走中が誇る3つの強み
 ①ゴミ拾いのゲーム化により、楽しい環境教育の機会を提供
 ②地域消費を誘引する景品設計による、地域活性化
 ③地域外からファンが来場し、観光促進に
・始まりは高校2年生のとき、海洋プラスチック問題。海なし県・長野からゴミ拾いやってみた。そしたら、

ゴミ拾いの楽しさに魅了された

 そして事業化した
・ゴミ拾いの楽しいポイント
 ①ゲームの主人公になれる!
 ②トング=武器!
 ③ストレス発散!

後半は、ゆーとさんの最近お悩み「どうしたら好きなことと楽しく関わり続けられると思いますか??
に関して、参加の人生の先輩たちからアドバイスをもらいました。

最後に楽しそうな集合写真

参加者の「今日の学び・印象に残ったこと」

・普通の人たちが楽しんでできないゴミ拾いという事をゲーミフィケーション要素(ゲーム要素)で楽しくやれるようにする仕組みを考えたのが素晴らしいです。
自分の好きな事、楽しい事が世の中の様々な問題(環境問題)を解決できるという視点で考えれたのも素晴らしい。

実際に参加してみてイベントとしてよくできている。
世界観やシナリオ、ゲーム中のミッションだけでなく、海洋プラスチック問題を解決するためなのかペットボトルのポイントを高く設定して拾う動機付けがされている。
リサイクル価値が高いもののポイントが高いのも良いと思いました。
しかしながら誰にも見向きされないような小さなゴミはとてもポイントが低くなってしまうのが残念なところだと思いました。

ゲームプレイヤーとしてのゴミ拾いが楽しくて今の境遇ではゴミ拾いができなくなっているとのことでしたが、ご自分で清掃中のイベントにゲームプレイヤーとして毎回参加してみてはどうでしょうか?プレイヤーの視点からゲームマスターの視点で一緒に遊んでみてはどうでしょうか?

・すばらしい仕組みだと思いました
環境、健康、経済に貢献できるという
子供が草むらのゴミに手を伸ばしている写真は圧巻でした
また、ゆうとさんの、ゴミ拾い時間が楽しいという人柄も感動しました

この運動を広げてほしいなと思いますが、ゆうとさんのパワーダウンがもったいないなと思いました
すばらしい運動ゆえ、広がるのが早いので、調整等の負担が想定外でパワーダウンするのは起きるべくして起きた感じですね
今後の方向性次第ですが、不足部分を補ったり、可能性を広げる意味で、目的でコーチやメンター、コンサルなどを入れてみたらいいかなと思いました

・タスク管理をゲーム化はとっても参考になりました
 自分の仕事はアートというのは共感できるー

・ゴミ拾いが本当に好きなんだという気持ちが伝わってくる内容でした。
高校生のうちに好きなことを見つけて、それを楽しく実践し、続けていたらビジネスが大きくなってきた、
ということで、私からしたらとても羨ましいと感じました。
でも、本人としては好きなことを仕事にしたことによる悩みや迷いもあるとのことで、急速に大きくなったビジネスに心がついていけない部分もあるのかなと感じました。
話をしている様子を見ている限りでは、とても楽しそうに感じましたし、ゴミ拾いに対する情熱も感じましたので、ペースを落としてでも楽しんで続けていただければと思います。
少し休んだりしてもいいと思いますが、とてもいい活動をしていると思うので、自信を持って続けていただきたいです。

・初参加 興味がない人(環境など意識高い系でなく)との、架け橋になりやすいのがゲーミフィケーション
なんだろうなと感じました。
私自身もウェルビーイングと遠い人との架け橋にゲーミフィケーションを使いたいと改めて思いました。

眩しい悩みを聞けて、いい時間でした。
コーチやメンター等を検討するのもいかがでしょう。

・初参加 事業をやるうえでの裏話を聞けたのでかなり勉強になりました。(周りに事業を立ち上げている友人がいなかったので...)
子供たちが自販機の下に手を入れる位楽しんでいる様子が印象に残りました。やはり遊びを取り入れるのはいいことですね。また、町が綺麗だと事業が成り立たないというお話もされましたが対象を変更する(例えばゴミ拾いではなく...すいません思いつきませんでした...)事で解決は可能かと思うので事業としては問題無い可と思います。

・初参加 ここまでゴミ拾いが好きなことに、衝撃を受けました。本当、才能ですね。。ゲーミフィケーションを活用して、子どもたちが楽しそうに参加している光景も素敵です。
「どうやって楽しく続けるか?」という問いには考えさせられました。ゴミ拾い自体が好きで、それ自体を目的にしたいのであれば事業拡大を諦めて、自らが快適に思える範囲で進める...というのもありかなと思います。(私も昨年、そういった決断をしたので。。)
いずれにせよ、ゲーミフィケーションをここまでうまく使って事業化している例を見れて、感激でした。ありがとうございました!

・初参加 「ゴミを拾いたいのか、ゴミを減らしたいのか、ゴミを拾う人を増やしたいのか」という質問に即答で

「ゴミを拾いたい!」

とおっしゃられたのが非常に印象的でした。自分が好きなゲーム(ゴミ拾い)をもっと多くの方にも知ってほしい!という文脈であれば、ゲーミフィケーションを活用しビジネスとしても成果を出されている一方で、まだまだ自分自身がこのゲームで遊びたい!というジレンマ。
しばらくはこのジレンマとの戦いが続くかもしれませんが、必ずいつか、この事業を通じた社会変容に喜びに昇華できるタイミングが来ると思います。
札幌で開催されるのを楽しみにしております!
ありがとうございました。


国によってトングの形が違う

・印象に残ったことは、国によってトングの形が違うこと。
参加のおじさん達にとって、19歳の青年の悩みはまぶしかったことだし、自分の生きる信念を再確認するとても良い場になったと思いました。

話し手の感想:
イベント参加者の方から直に感想を伺えたことに加え、「好きなこととどう向き合うか?」という問いに対しても会員の皆さんから貴重なお話を伺うことができたのでゲーミフィケーション以外の面においても学びが深まる時間でした!ありがとうございました!

以上、有意義な勉強会になりました。

当日参加できなかった会員のため、1ヶ月間動画を公開しました。
次回の4月は、「食・住・遊をゼロから創る『リアル村プロジェクト』アイディア募集」を予定しています。

前回の開催報告 マンダラチャートAIを体験してみよう~2月勉強会
https://note.com/jgamifa/n/n2ac0bb034e2b

(おわり)

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#世界を神ゲーに #日本ゲーミフィケーション協会
#ゲーミフィケーション #ゲーム要素 #モチベーション #げみー

執筆:日本ゲーミフィケーション協会 代表賢者 岸本 好弘

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