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面白がる、自分らしく生きる×人生ゲーミフィケーション

こんにちは。「リアル世界を神ゲーに」したい、きっしーです。

私が、ゲーミフィケーション思考(=遊び思考)で成し遂げたいことは、「人を幸せにすること、自分自身が幸せになれる思考法を身につけてもらうこと」です。孔子の教えである「知・好・楽」の楽。楽しむこと。

最近読んだ書籍で、ゲーミフィケーション思考と似ていると思った、2冊を紹介します。

1冊目は、

◆『一切なりゆき 樹木希林のことば 』(文春新書 1194)樹木希林

楽しむのではなくて、面白がることよ

(中略)
面白いわよねぇ、世の中って。「老後がどう」「死はどう」って、頭の中でこねくりまわず世界よりもはるかに大きくて。予想外の連続よね。楽しむのではなくて、面白がることよ。楽しむというのは客観的でしょう。中に入って面白がるの。面白がらなきゃ、やってけないもの、この世の中。

『一切なりゆき 樹木希林のことば 』p63より

幸せというのは「常にあるもの」ではなくて「自分で見つけるもの」

(中略)
もっと言えば、その状況をおもしろがれるようになるといいですね。幸せというのは常にあるもの」ではなくて「自分で見つけるもの」。何でもない日常や、とるに足らないように思える人生も、おもしろがってみると、そこに幸せが見つけられるような気がするんです。

『一切なりゆき 樹木希林のことば 』p66より

故・樹木希林さんのおっしゃっている、「おもしろがる」と「楽」は結構似ていると思っています。そしてそれは与えられるものではなく、自分で見つけようとしないと、大半が体験できずに終わってしまうものです。ゲーミフィケーション思考を身につけて、おもしろがりましょう。


2冊目は、

『今日、誰のために生きる?----アフリカの小さな村が教えてくれた幸せがずっと続く30の物語』(2023)ひすいこたろう (著), SHOGEN (著)

効率よく考えるのであれば、生まれてすぐ死ねばいい。

「効率よく考えるのであれば、生まれてすぐ死ねばいい。
人はいかに無駄な時間を楽しむのかっていうテーマで生きてるんだよ。
お前の心のゆとりはどこにあるんだ?
お前の幸せはいったいどこに行ったんだ?」
でも、これ、昔の日本人の感性なんです。

『今日、誰のために生きる?』p7より

お腹いっぱいになったら、歌おう! 踊ろう!

ある日、お昼ご飯を食べ終えてゆっくりしていると、ザイちゃん(少女)がやって来ました。
「歌わないの?」
と、僕に不思議そうに聞いてきます。
「どういうこと?」
「お腹いっぱいになったら、嬉しいでしょ? 嬉しかったら、歌うでしょ」

(中略)
「オーヨ」というのは「お腹いっぱい」という意味。「オーヨ、オヨオヨ、オーヨ、オヨオヨ」と歌い踊ると、『お腹いっぱいになって嬉しいソング』になるのだそう。
これは子どもだけではありません。大人もお腹がいっぱいになったり、嬉しいことがあった時は即興で歌ったり、フリースタイルで踊り出します。
僕もザイちゃんたちと一緒に、「オーヨ、オヨオヨ、オーヨ、オヨオヨ」と歌いながら家の周りを走り、踊りました。
「嬉しかったら歌っていいし、踊っていいんだよ」
とザイちゃんは言いました。

『今日、誰のために生きる?』p45より

村長は、僕のキリンの絵を見ながら言いました。
「それは、自分のために描こうとしているのか?
それとも人のために描こうとしているのか?
人のために描くのはいいけれど、
そこに自分の喜びもないといけない。
人のためにやって人が喜んだとしても、
自分がまったく喜びが感じられないんだったら
それはやめとけ」

『今日、誰のために生きる?』p94より

お昼にカップ麺を食べたあとに実践しました。
 「オーヨ、オヨオヨ、オーヨ、オヨオヨ」
うまいまずい、コスパうんぬんを、言う前に、幸せ気分で歌い踊れる自分になりたいものです。

みなさんも、社会の常識というルールで生きるのではなく、自分自身で考えたルールで自分の人生を生きる方が、今よりもっと楽しいかもしれません。「自分、ファースト」のゲーミフィケーション思考だと思います。
「自分の人生を幸せに生きる。」ヒントに、ゲーミフィケーション思考を使ってみて下さい。

(おわり)

#一切なりゆき #今日 、誰のために生きる? #人生ゲーミフィケーション #世界を神ゲーに #日本ゲーミフィケーション協会 #ゲーミフィケーション #ゲーム要素 #モチベーション #げみー
執筆:日本ゲーミフィケーション協会 代表賢者 きっしー(岸本 好弘)


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