旅のしおり - 機中編
飛行機の機内に何を持ち込むかは、海外出張の荷造りにおいて非常に重要です。
なぜなら、飛行機に預ける荷物にはロストバゲージのリスクがあるからです。直行便ですら起こりますが、経由便となると最初から覚悟を決めておいたほうが良いです。
ですので、預ける荷物はロストバゲージしても問題ないという前提で準備します。具体的には、お金さえ払えば代替品が現地で購入できるものしか入れません。
逆に機内には、これがないと旅の目的が達成できなくなるかもしれないというような重要なものを最低限持ち込んでいます。私の場合、クレジットカードやID類はもちろん、カメラやパソコン、それにまつわる充電用のケーブルなどです。加えて、最低限必要な衛生用品も持ち込むようにしています。
利用する航空会社によっては、機内に持ち込める荷物の重量制限があり、これがなかなかシビアです。
そのため、最低限これだけあれば旅の目的が達成できるというものをとことんまで切り詰め、制限重量内に収まるようにしています。
今回は、よく客室乗務員の人が、空港で転がしているような軽量の小さなキャリーバッグを新たに購入しました。重さはわずか1.8kgです。
ここに最低限のカメラやパソコンなどを入れ、重量を計り、その余裕分に機内で過ごすためのアイマスクや歯磨き、耳栓、Kindleなどを詰めていきます。
今回は以下のような内容で、規定重量に達しました。
パソコン
カメラ
ケーブル類
アイマスク
首クッション
ノイズキャンセリングイヤホン(耳栓代わり)
歯磨きセット
ベアフッドサンダル(スリッパ代わり)
Kindle
今回の反省点は、搭乗前にキャリーバッグ内に入れていたものの中で、機内ですぐ使う衛生用品などは別の袋に移して、すぐ取り出せるようにした方が良かったなという点です。キャビンに収納をする際に取り出そうとすると、他の人の搭乗の邪魔になるからです。
過去にロストバゲージして、何日も、何ヶ月もスーツケースが行方不明になったのを目の当たりにした身としては、預ける荷物に金目の物を入れるのはご法度です。
あと意外とと皆さんやっちゃいがちなのが、カメラやスマホ、PCの充電ケーブルだけスーツケースとか。
女性だと化粧品類が困っていました。現地調達といってもいつもの化粧品は売ってないですしね…