時間の共有
今日はサッカーにおいての「時間」の話。
リニアモーターカーという乗り物が開発されたのはかなり前に感じる。実用化したら品川ー大阪間が67分だというとのこと。新幹線が開発された頃は約8時間かかっていたとのこと。
これはサッカーにおいての技術の発達と時間の短縮においても似ている。
ここで最も言いたいのは
「最速で移動する手段を持つと選択肢が増える」
ということ。
時間を操作できることで相手のズレを生める。
これがサッカーにおいてはパススピードであり、ワンタッチプレーの正確さであり、コントロールの正確さである。
この細かい説明については長くなるのでまた違うnoteで。
さて。今日は時間について。
いいテンポというのがなにか。
自分たちのリズムでパスが動いてること。
じゃあ、自分達のリズムって何?
これは一概に「ワンタッチがいい」とか「2タッチがいい」とかそういう話ではない。
相手の守備がズレを修正するより早くボールを動かせれば「自分達のリズム」と言える。
この時に「時間の共有」が必要になってくる。
自分達だけの待ち合わせ時間を決めるようなものである。
2人の関係でスペースを使うなら時間の共有はパススピードで解決できるが、3人目の動きが入ってくると3人での共有と繋がりが重要。自分が2人目の時のことも、3人目の時のことも考えておきながら、繋がりを持って立ち位置をとる。
ここでは「スペースの共有」と「入口の共有」が崩しとビルドアップの場面では必要になるが、これも長くなるのでまた別のnoteで。
さて、ここで最初の「時間を操る選択肢を持つことの大切さ」が「時間の共有」に繋がってくる。
それは選手個々によっての技術差によって擦り合わせが必要になってくる。
技術差とはパスの回転、スピード、あと身体のアングルの作り方によって個人差が生まれてくる。
この点の「時間の共有」になり、引き出しが多かったり、この選手しか持っていないスキルがある選手がいい選手と言えるのではないかと思う。
それではまた。