初めての抜歯と経過【大人の歯列矯正日記#5】
大人になってからの歯列矯正についての記録を残していくnote、第五弾です。これまではマガジンにまとめています。
さて、前回確定診断を受けていよいよ今回から治療がスタートです。
とはいえ、まずはあの「はい、矯正です!」というワイヤーを入れるための前準備として、ひたすら抜歯が待っています。
なかなか抜けない乳歯は昔抜いたことありましたが、永久歯の抜歯は初めて。ドキドキワクワクで歯医者に行きました。
最近もう歯医者が楽しみで仕方ありません...。(笑)
*今回、抜歯治療に伴って痛そうな文字・血の話が多少出てきますので、ご注意ください。
拍子抜けするくらい一瞬で
私が最初に抜いたのは上の段、5番の歯(左側)です。
もちろん私の歯並びはこんな綺麗でなく、6番の歯と重なって生えてしまっている状態なんですが...。
食事をするたびに重なってる部分の隙間に鶏肉やほうれん草、謎のかけら等々が挟まっていたのが本当に辛かったので、抜けばとりあえず解消される!最高ですね。
治療自体は、麻酔をしてもらって、あとは口を開けてボーッとしてたら5分もしないうちに「はい、抜けました〜」と言われ、あっという間すぎて拍子抜けでした。
しっかり麻酔がきいていたので全く痛みもなく、なんか先生がグリグリしてるな〜と思ってたらスポッと抜けたので、「もう!?」という感じです。
ちなみに麻酔も、本麻酔の前に全く痛くない表面麻酔(バナナ味)をしてもらっていたので、ほとんど痛みはなかったです。この表面麻酔、私が子供の頃にもあったらなあ...。
後ほど抜歯の手順というか、実際どうやって抜かれたのが気になって調べたのですが、私の口の中ではおおよそこんな感じで行われていたようです。
http://www.smile-dc.net/backnumber/20100201.html
歯医者さんのサイトなどで道具や手順を公開していることも多く、最近歯の治療方法について詳しくなってきました...(笑)
上のリンク先の話を簡単に抜粋すると、歯の周りの靭帯を切って、脱臼させ、最後に引っこ抜く...うーん、文字にすると恐ろしいですね。でも全く痛みを感じないんだから麻酔ってすごいです。最高の発明。
抜歯直後
抜いた直後、おそらく消毒目的でガーゼを噛まされ、止血するまで安静にしていました。
先生も席を外したので、めちゃくちゃ暇です。痛みもないし、窓の外を見るしかありません。
この待ち時間に治療器具を見るのが好きなのですが、今回は治療器具だけでなく、トレーの上に抜いた歯が置いてありました。
特に汚れのようなものもなく、白くて真っ直ぐな、自分で言うのもあれですがお手本みたいな歯でした。もちろん血が随所についてますが(笑)
生えてくる場所さえ問題なければ、君を使って美味しいものをいっぱい食べていたのに...と、感傷に浸りつつ、血が止まるのを待ちました。
その後は血が止まっていることをチェックして、当日の過ごし方について説明を受け(刺激物は控える、血行がよくなると痛みが出るので湯舟も控えたほうがよいetc.)、その日はおしまいです。
麻酔効き待ち、止血待ちの時間を含めても30分くらいで完了したと思います。本当にあっという間!
受付で抗生物質と痛み止め、そしてうがい薬をいただいて帰りました。
その後の経過
痛みが出るのが怖くて麻酔が切れる前に痛み止めを早めに飲んだこともあり、痛みを感じることは全くなく過ごせました!
抜いた箇所はすっぽり穴が空いたようになりましたが、不思議と水を飲んでも沁みたりしません。別に傷ついてるわけではないってことですね。
そしてもちろん、食べたものが挟まることがなくなりました!これがとっっっても嬉しい!
歯を抜いたところは穴みたいになっているので(しばらくすると歯茎が膨らんできて埋まる)、そこに食べたものがすっぽりハマることはありますが...でもハマってるだけなので一瞬で取れるし、時間が解決してくれるので問題なし。
矯正治療はまだまだ始まったばかりですが、すでに大満足です(笑)
次回の予定
まだまだ抜歯が続く...のですが、同時並行で上の段は器具を入れていきます。
どうやら奥歯が少し回転、斜めに生えているようで、綺麗に並べる前に回転と向きを矯正していくそうです。
というわけで次回は器具をいれる...ための下準備!なかなか器具入らないですね!(笑)
同時に行っている抜歯は内容としてはほとんど変わらないので、基本的にはカットしますが、親知らずだけは...特別だったので書こうと思います。