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ジュエリーに詳しい弁護士から,法律に詳しいジュエラーへ。
以前,ファッションロイヤーの小松弁護士と海老澤弁護士が,Youtubeインタビューで「弁護士がファッション業界にはいっていくんじゃない。ファッション業界にいる人がたまたま弁護士だったくらいがちょうどいい」的なお話をされていて(私はそう解釈しました),なるほどなと思っていました。
最初はとっつきにくい,ハードルが高いというイメージがあるのはどうしても仕方ないと思います。
たぶん,過去に相談したとき「イアリングとピアスの違いからいちいち説明しないといけなかった」なんて話もあったりなかったり,そういう経験から消極的なイメージがついてしまったのかもしれません。
ジュエリー業界の立食パーティなどで名刺交換すると
「ああ,弁護士さん。もし何かあったらお願いしますね」
(意訳:うちは今トラブルないから弁護士は要りません)といわれているうちはまだまだだなあと思います。
法律に詳しいジュエラーを目指さなければなりません。
「これは弁護士に質問していいことなの?」とか気を遣わせないようにするにはどうしたらいいか,考えていました。
Applied Jewelry Professional(GIA-AJP)修了しました
GIAによるコロナ中の太っ腹キャンペーンで,ジュエリー,カラーストーン,ダイヤモンドの主要エッセンシャル3科目を英語オンラインで受講しておりました。
英語の勉強のため,小テストだけは先に終わらせたあとFinal Testだけ請け控えしてじっくり回していたら2ヶ月半もかかってしまいましたが,
ようやくエッセンシャル3科目すべての最終試験をクリアしました(たぶん)。
これで名刺にApplied Jewelry Professional(GIA-AJP)と書いたりしてもいいようです。
鑑定士として有名な,GIA G.G.(Graduate Gemologist)と比べて”5日で簡単に取れる”と馬鹿にされがちなAJPですが(たしかに1石でもまちがえちゃいけない過酷なG.G.資格とごっちゃにするように名乗るのはおこがましい行為だと思います)、テキスト累計600頁以上あり,真面目に取り組めば学べることはたくさんありました。
特に,色石やダイヤモンドの品質や処理に関する開示(disclosure)について厳しく書かれているのがジュエリー法務的にはとても印象的でした。
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