【ピンクダイヤモンド】現役宝石バイヤーがレクチャー。購入前にこれだけは知っておきたい。 ~③ピンクダイヤモンドの色の評価~
現役宝石バイヤー兼カラーセラピストの桃stoneです。
今回のテーマは前回に引き続きピンクダイヤモンドの色の評価です。
(前回までの記事「①ピンクダイヤモンドはこれだけ人気」「②ピンクダイヤモンドは無色ダイヤモンドより高価」)
ピンクダイヤモンドの色の評価なのですが、複雑にわかれています。
まず、無色ダイヤモンドの色の評価はとてもシンプル。
無色透明であればあるほど、評価が高くなります。
最高評価がDカラー、そこからアルファベット順に、E,F,Gカラーと続いていきます。
このような図をどこかで皆さん見たことあるかもしれません。
左側のDカラー(無色透明)に近ければ近いほど、評価が高く、右側Zカラーに行くほど評価は低くなります。
たとえ鑑定機関が違っても、同じダイヤモンドは同じカラーグレードにならなければなりません。
また、同じDカラー同士のダイヤモンドの色が極端に違うことはありません。
しかし、ピンクダイヤモンドの色の評価は複雑です。
(GIAより)
ピンクダイヤモンドの中でも、オレンジに近いものやブラウンに近いもの、パープルに近いものなどいろいろとあります。
次回は、このピンクダイヤモンドの色の評価についてさらに詳しく説明していきますね。