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【ジュエりんごのこだわり】型

同じ石でも、金属部分は一から手作りしたり、パーツを買ってきて組み合わせたり、型を作って量産したりと、色々な方法があります。

ジュエりんごはいくつか作ってみようということになっていたので、中の人その1:宝飾師がシルバーで原型を作り、それを元にゴム型を取っています。ゴム型を作るとその後の金属は選べますので、K10も3色展開で、オプションでK18(3色)やプラチナにもできました。

原型の案を見せてもらった時、まだ荒削りではありましたが、思ったより厚いなと思いました。ですが、ワックスは金属に鋳造する時に縮むもので、特にゴム型に使う柔らかいインジェクションワックスの縮む率を考えているのだろうということと、オプションでダイアが入れられるようにするとは聞いていましたので、その厚みだろうと理解していました。

noteを書くから型やキャスト上がりの写真を下さいな、とお願いすると……。

K18ピンクゴールド、K18イエローゴールド、プラチナ
K10だとここまで色の違いは出ないらしいです

か、可愛い……💕
まさか「キャスト上がり萌え」するとは思っていませんでしたが、3色揃うと可愛くないですか?でもちょっと変態っぽい感じもするので、この位にしておいて、これがキャスト(鋳造)から上がってきたところです。

バチカンの頭についているのは「湯口」といって、キャストする時に金属を流すためにつけた道のようなものです。まずこの湯口を取るところから始まります。

一緒にキャストした、かしめるための◎パーツを切り離して、それぞれ磨いて、石留めするものはダイアを入れて、かしめて仕上げて完成です(ざっくりした説明!)。

葉にダイア入り

出来上がった青りんごの葉をルーペで見てわかりました。1/100キャラットのダイアを入れるための厚みだったのだな、と。中の人その3:ジェモロジストはワックス科だったもので、どうしても軽量化を図りがちです……。

ダイアは彫留めほりどめという技法で留めています。石の座りが良いようにドリルで凹みを作って石を置き、脇の金属をタガネで起こして留めます。彫留め専門の職人さんもいますよ。

宝飾師の職人技は動画でご覧いただけます🍏

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