【ジュエりんごのこだわり】落ちないりんご
よくある作り方だと納品時は綺麗でも、経年変化で石と金具が取れてしまう可能性は否めません。ジュエりんご誕生話の中で、中の人その3:ジェモロジストが書いています。
そこで、ジュエりんごは台風でも落ちなかったりんごよろしく「落ちないりんご」として開発されました。
よくあるペンダントは、石の上部にしか穴が開いていません。
これはメモスタンドですので、金属部分を引っ張ったりぶら下げたりすることはまずないでしょう。どこまで金属が刺さっているかおわかりかと思いますが、石のアクセサリーの場合はもっと穴が浅いです。理由は、石に穴を開けるのが大変だからです。ドリルでガガガッと開けようとすれば石は割れます。割れないように、水をかけながら開けると聞きました。
その浅い穴に金具を入れて接着させると、ぽろっと取れてしまう可能性はあります。中の人その3:ジェモロジストぐらいの扱い量だと取れたことはありませんでしたが、さすがにその1:宝飾師ぐらい実績があると、修理で持ち込まれたものを見て「どうしてこんなになっちゃったんだろう」と思うことがあったそうです。
まだ石があればまた接着することはできますが、落ちた石がどこかへ行ってしまったら……?そこで、ジュエりんごは穴を貫通させました。
この写真ですと、石の穴が貫通しているのはわかりませんが、中に通っている金具が右側にあるものです。バチカンと葉っぱがついたりんごの芯です。
先端の◎部分を切り離して、りんごに通した軸の先にセットしてかしめます。凸凹がなくなるように磨いて、念のためレーザーでロウ付け(※)してありますので、外れません!
(※普通のロウ付けは火を使いますが、レーザーはピンポイントに打てるので、石をセットした後など重宝します)
上記を踏まえて制作動画をご覧頂くと、「ここでかしめているのか」などおわかりになると思います。
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