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子育て中の話あれこれ①

私には3人の子がおります。とは言え全員成人し所帯をもった立派な大人。今日は子育て中のエピソードを書いて参ります。まずはひとりひとりの年齢から。

長男、S一郎。1990年生まれ現在30歳。高校2年生からおつきあいしていた同級生の彼女と2017年に27歳で結婚。

二男、R二。1993年生まれ27歳。去年7月に一緒に暮らしていた職場の元同僚で5歳年上の彼女と27歳と32歳で入籍。

長女、M子。1995年生まれ25歳。去年2月にやはり一緒に暮らしていた高校の同級生の彼と24歳で入籍。

高校生の時からつきあっていた長男夫婦は27歳で10年のつきあいを経て結婚しました。そこから少し間が空きましたが、去年はばたばたと下のふたりが相次いで入籍。それ以前に、相手と暮らすと言ってひとり、ふたりと家を出て行ったので我が家は少しずつ静かになり、洗濯物と食費、何よりも家事にかかる労力が激減しました。

思えば、3人の子どもたちが幼少から小学生ぐらいまでは本当にうるさく、いえいえ賑やかでありました。「頼む、全員5分でいいからちょっと黙っていてくれない⁉︎」と言うほどでした。特に一番下の娘は上に兄がふたりいて、女の子はただでさえ言葉が早いのに1歳2ヶ月ぐらいで既にペラペラ喋っていたように記憶しています。

ある時スーパーで、娘をカートに座らせ買い物をしていたら、後ろからおじいさんに声をかけられました。

「この子は何歳ですか?」
「1歳2ヶ月です」
「普通これぐらいの子はこんなに喋るものですか?」

すぐにピンと来ました(笑)。

「同じぐらいの男の子のお孫さんがいらっしゃって、まだあまりお喋りはしないんですか?」

ビンゴでした(笑)。
「この子は上に兄がふたりいて、女の子は特に言葉が出るのは早いそうです。上のふたりの息子はこの年齢でここまで喋ってなかったですよ、心配要りませんよ」と申し上げたら納得されたようでした。

子育てって、つい周りの子と比べてしまうことがあります。でも、同じであるわけがなくて。娘も私も、よく喋ります。口から生まれたとか、この親子は喋るなと言われたら死ぬわ、と言われたことも(笑)。あまり喋らない子もいて当然。個性ですから、いいとか悪いとかじゃない。あまり喋らない子が珍しく話す時にきちんと聞いてあげられたら良いし、喋りたい子は思う存分語らせてあげて欲しい。

さて、今日は久しぶりに娘が我が家に参ります。私が年末で都内の書店を退職する時、小さな花束を持って店に来てくれました。それ以来、お正月もこのご時世であまりゆっくりはできませんでしたし。先日私がママ友から頂いたとても素敵なフォトジェニックなお菓子をふたりで食べながら、お互いの近況を話すという、なんでもない家族の関わりですが、こんな時、娘がいてくれて、生まれて来てくれてよかったなと心から思います。長男と二男の間に、ひとり子どもを亡くしているので。

その話はまたいつか。



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