【メダロットS】メダリーグの歩き方


概要

 この記事は、新しくメダロットSを遊び始めた方々に、メダリーグを気軽に楽しんで頂くための内容をまとめています。プレイの仕方から楽しみ方、上を目指したくなった人の助けになる話と、段階ごとに分けて書いていきます。必要な箇所だけ摘まんで読んで利用して頂ければ幸いです。

まずメダリーグをやる

 具体的な説明の前に、とりあえずメダリーグをやりましょう。画像の通りに進めてみてください。
 参加にはメダロットが3体必要なので、事前に手持ちのパーツとメダルから適当に組んでおいてください。

ホーム画面の「メダリーグ」ボタンを押す。
メインシナリオを進める必要があるので、慣れるついでにやっておきましょう。
メダリーグの画面になるので、「リーグ本選」ボタンを押す。
対戦候補が5人表示されるので、好きな相手の「ロボトル開始」ボタンを押す。

 ここまで操作すると、選んだ対戦相手とロボトルが自動で始まります。あとはメインストーリーやイベントでNPCとロボトルするのと同じです。

メダリーグの仕組み

 遊んでみたところで、メダリーグがどういうシステムになっているかを軽く説明しておきます。基本的にはメインストーリーやイベントで行われるロボトルと同じなのですが、ランキング分けのための仕組みが追加されています。

  • ロボトル自体はリーダーを機能停止すれば勝ち

  • 相手は事前に指定した行動を自動で行う(人が操作しているわけではない)

  • 対戦後に試合評価が行われる

  • 5戦やって試合評価の結果によって、上のクラスに行ける

  • 毎週月曜15時に全員が一番下のクラスから開始

  • 毎日15時にランク評価

 試合評価の部分で色々あるのですが、とりあえず今は「可能なら毎日15時までにメダリーグで遊んでおく」と「自分のメダロットは可能な限り機能停止させず、可能な限り早く勝負を勝てば評価が良くなる」と覚えておけば十分です。2024年7月末時点ではそういうことになってます。
 これで最終的に、各プレイヤーが実力にあったランクに分けられる形になります。

メダリーグの楽しいところ

 メダリーグをやることで、「遊び」としてどう良いか話していきましょう。以下の三点がある、というのが私の認識です。

  • 他のプレイヤーと気軽に対戦できる

  • カスタマイズの試行錯誤が楽しめる

  • 手持ちのパーツやメダルの価値が増す

他のプレイヤーと気軽に対戦できる

 メダリーグは常に対戦相手が揃っており、やりたくなった時にすぐ遊ぶことが出来ます。待ち時間なしで他のプレイヤーと疑似対戦できるので、手ごたえのある相手とロボトルをしたいという欲を簡単に満たせます。
 また、対戦相手はオート戦闘なので、次の指示を考える間に対戦相手を待たせることがありません。慣れていない間はどうすればいいか迷いやすいので、迷惑をかける心配をしなくていいのは気楽です。安心してロボトルに集中できます。
 一応補足しておくと、指示の待機時間は試合評価に関係しません。焦らずゆっくりと考えて大丈夫です。

カスタマイズの試行錯誤が楽しめる

 メダリーグの対戦相手はオート戦闘とはいえ、強敵です。相手は自分のチームやカスタマイズに合わせて、指示のローテーションを組んでいます。強い相手ほど、くみ上げた機体で最高の効果を発揮する戦い方を叩きつけてくるわけです。
 それに勝つためのはどうすればいいか、自分はどうやって戦うのがもっと良いのかを考える遊び場としてメダリーグは最適です。相手と同じように、自分が良いと思う戦い方やカスタマイズを試していきましょう。うまく嵌った時の喜びは格別です。

手持ちのパーツやメダルの価値が増す

 カスタマイズを考えるということは、当然手持ちのパーツやメダルが候補になっていきます。そうすると今まで気にしていなかったパーツやメダルが、実は使えるのではないか…ということに気付くはずです。
 今まで「ガチャで出たよくわからないパーツ」だったものが、まるで宝を掘り出したかのように突然煌めきだす瞬間は、きっと興奮出来るはずです。また、パーツを選んだり試したりしていくほど、自分の肌に合ったパーツやメダルが出てきます。そういったパーツやメダルを見つけだす楽しみがあります。

メダリーグとの付き合い方

 メダリーグの面白さは話したのですが、次はメダリーグと付き合っていくコツを話しておきます。要約すれば「義務感に駆られてやるのはしんどいから、無理せず楽しむために遊ぼう」ということです。

気が向いたときにやる

 メダリーグは気軽に対戦が出来る場です。ランクはおまけみたいなもんです。最終的なランクによって景品はもらえますが、それはおまけのおまけと考えて大丈夫です。遊びたいときに遊びましょう。
 ランクを上げるのは上げてみたくなってきてから考えればいいので、そうでない間は「新しくメダロットくみ上げたし、せっかくだし強い相手と戦ってみたい」という意識でプレイすると良いです。

無理に昇格を狙わない

 メダリーグの昇格は、他のプレイヤーとの比較で決まります。どんなに頑張って良い試合結果を残しても昇格できない、というのが2024年7月末時点の仕様では起こりえます。事実、ダイヤモンド~レジェンドランクではこの問題が起きています。
 昇格を狙いすぎるとしんどいことが多いので、無理はしないことです。自分のカスタマイズや戦い方を見直しつつ、もっと良い方法を模索することを楽しみましょう。その方が楽です。

無理にガチャを回さない

 メダリーグをやり始めると強いパーツやメダロッターが欲しいなあと思ったり、強い人がTwitterとかで「こいつはめっちゃ強いぞ」とか言うのを見て意識することがあると思います。
 ただ、勝つことや強さのためだけにガチャを回し始めると、不思議なことにろくに当たらんということがあるわけです。苦労して当てたとしても自分に合わなかったりすることがあるので、無理はしない方が良いです。
 ガチャを回すときは、心の中の小学生が欲しいと叫んだ時にするのが一番良いです。そういうのは大枚はたくことになったとしても納得できます。人によっては叫ぶのは性癖かもしれませんが、まあ納得できる理由で回すのが良いでしょう。

上のランクを目指すために

 メダリーグで遊び始めて、「なんか行けそうだから真面目にやってみっか」となった人もいると思います。そういう人のために、こうしたら良くなるかもしれないというところをまとめておきます。
 まとめている内容は、2024年7月末の仕様である「対戦相手を候補から選べる」というものに基づいています。仕様が変わった場合は通用しない場合があるので注意してください。

対戦前に相手をよく見る

 メダリーグは対戦前に、相手のメダロットの詳細を確認できます。人によっては特定のパーツや戦法に対して対策をしていたり、意味を為さない構築の場合があります。例えば、射撃スキルに対策するための射撃ガードを、格闘パーツしか持たない相手に持ち出しても意味は薄いですよね。そういう話です。
 戦う前に相手をよく見ることで、「自分の手持ちのパーツとメダルで、この人に勝てるか?」という判断が出来るようになり、勝ちを拾いやすくなります。勝てる相手を探すことは、勝つために重要なことです。勉強にもなるので、対戦相手のメダロットは見ておきましょう。

相手への対策を講じる

 対戦相手の情報を見れば、相手の採用パーツへの対策を行うことが出来ます。ここに難しい予想は必要ありません。
 例えば格闘パーツしか採用してない相手なら、格闘ガードを付ければいいわけです。逆に相手がガードパーツを採用しているなら、デストロイを持ち出して壊してやればよい。メダチェンジ機体が居るなら、ロックラッシャーが使えるメダルを採用するのも良いですね。
 ズルいかもしれませんが、勝つためにはこういった事前の対策をするほど楽になります。折角相手の情報がわかるのですから活用しましょう。
 また、対策を行うにあたって、「何故このカスタマイズを採用したのだろう?」と考えるようにすると勉強になります。答え合わせはロボトルでやってくれるはずです。対策をしつつ、採用理由が納得のいくもので自分に合うなら、ありがたく参考にさせてもらいましょう。

このチーム表示枠をタップすると、使ってるパーツやメダルの情報が見れる。
必要ならパーツ名などを控えておくと良いです。

問題点を整理する

 戦う前は最高のカスタマイズと戦法だと思っていても、いざ実戦となるとうまくいかないことはよくある事です。そういう時は、「負けたのはどういうときか」を整理することから始めましょう。紙とペンがあると楽です。
 最初に課題を出し、その課題に至った状況を整理して、改善点を出す。これを繰り返してやればカスタマイズや戦法の質が少しずつ上がっていきます。
 ただ、この作業は慣れが必要だったり、人によっては難しい場合があります。レポートを作成しろという話に似ていますので。完璧にやる必要はないので、「なんかこういうヤベェのが来たから俺の最高の戦法が駄目になったんで、あのヤベェのに気を付けよう。パーツの名前忘れたけどこういうことしてくるやつぐらいの内容で多分大丈夫です。気になったときに「ここわかりにくいから書き方変えよう」というのをやっていけばよいです。

おわりに

 初心者の方からすると、「メダリーグは強い人ばっかりだし、自分がやっても勝つどころか試合にならなさそうでハードル高いなあ」となると思います。そういう人がこの記事を読んで「まあ一回ぐらいやってやってもいいか…」となってもらえたら嬉しいです。もし気になるなら火曜日から遊んでみてください。強い人は上のランクに移動しているので、大分やりやすいと思います。
 昔のメダロッターたちの多くが望んで手に入らなかった「対戦相手の居る環境がある」という夢が実現してるんですから、せっかくだし気軽に遊んで勝った負けたしましょう。


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