【メダロットS】メダリーグのメタゲーム (2023年9月版)
概要
メダリーグの環境が固まりつつある2023年の9月、いかがお過ごしでしょうか。この記事を書いているのは10月で大分涼しくなってきました。環境の振り返りをやっていきます。
メジャー構成は安定化
先月に引き続き、クロスショックをメインに据えた構成と、トルネード+アンチエアを使う構成でトップ層は占められています。初日ダイヤモンド帯では5カウントどころか3カウントで勝負を決めないと昇格できない状況なので、妥当ではあります。
しかし、その環境だからこその変化は起きています。
メダリーグの環境で見られる構成
トルネアンチ構成とクロスショック軸構成は先月と同じなので、今回の記事では割愛します。よろしければ8月のメタゲーム記事もお読みください。今回はそれに対抗する構成の話になります。
壁役を起用した構成
全身、もしくは、機体の一部に守るパーツをセットした構成がメジャーになりつつあります。今の環境では1ターンの時間を買えることで試合を決めることが可能です。もっと正確に言えば、「ガードで1手時間を買って決められないような戦いは、トップ層の争いから弾かれる」という状況です。
また、ファーストエイド+ガードという、古典的な時間稼ぎ戦法が意味を成す状況にもなっています。これはダイヤモンド帯初日がロボトルカウントボーナスの僅かな差で昇格するかどうかが分かれるためです。強い行動を1回無駄にできるだけでも強いというのはロボトルの基本ですが、その価値がインフレを起こしている状況です。環境が高速化しているからこそ、ガード機体の価値が上がってきています。
ガード機体を封殺する構成の増加
メインタンク要員の価値が上がれば、当然それを崩す存在の価値も上がります。まずディスターバンスがガード以外の補助行動を潰すということで起用されやすいです。腕でこれを持ってきたゲハチャビンは構成があまりにも優秀で、制限無し環境でも純正で起用されることすら観測されます。やっぱり剛くんはすごいや。
それ以上に、デストロイを積んだ構成が多くみられます。場合によっては2つ枠を割いている構成すらあります。デストロイ持ちが相手なら確実にデストロイを使ってくるので、戦うならそれを前提とした立ち回りが必要です。
今のメダリーグは相手の構成を見てから対戦できるので、相手の構成にあった構成と戦術を準備して挑みましょう。その時は、「自分がこの構成を手動で使うなら、どうやって立ち回るか?」をしっかりイメージすることを忘れないようにしてください。事前のイメージをするかしないかで、勝率は大きく変わります。常に最悪の動きを想定するようにしましょう。
ステルス頭部の起用
数は少ないのですが、ステルスを適用できるパーツを採用している構成があります。ステルスがガードをすり抜けつつターゲットにならないという点を活かしていると思うのですが、実際に使うと遅かったりします。ステルス→攻撃をやらないといけないわけですからね。ただ、ステアー(アドルフィンの頭部)が採用されている時だけは警戒してください。ステアーは1回行動してもステルスが解けない改造ができます。また、2体以上この構成なら、レーダーサイトを積む価値はあります。一度こちらに貼ってしまえば相手の戦術は崩壊するわけですから、1行動分の価値は十分あります。
それ以外の変化
今のところ、追加機体・コラボでずば抜けた危険スキルは発生していません。性能差まで検証したわけではないので、「いやこのパーツは強いだろ」というのがあったら申し訳ないです。
10月追加分になって恐縮なのですが、ゾイドアズマがフルメタアラセと同じタイプのスキルを持ってきました。フルメタアラセより装甲の割合は低いですが、その代わり脚部の強化範囲が増えています。相手によってはこの二人を起用して耐久を仕掛けてくる可能性があるので注意が必要です。なんで増えたんだ、このタイプのスキル持ち…
あと、この記事を書いている10月時点で、バージョンが3.6.0になりいくつかの仕様が変更されました。いずれもゲームが遊びやすい変更が来ているのはありがたいことです。
おわりに
今のところ、メダリーグに大きな変化は起きていません。安定期に入りつつあります。ただ、今後の期待追加や、仕様変更によっては大きな変化が発生する可能性はあります。
そういった変更が入ったら改めて記事にする予定ではありますが、個人の観測範囲には限界があります。各自の観測範囲を補強する形で、私の記事が参考になれば幸いです。