【メダロットS】新規アカウント作成からメダリーグのレジェンドクラスに到達するまで


概要

 以前、初心者がメダリーグを遊ぶための導線をまとめた記事を書きました。その検証作業が完了したので、その過程を整理し直して参考資料として使えるようにします。

前提

 新規でアカウントを作成し、そこからメダリーグのレジェンドランクに到達するまで育成と対戦を行いました。基本は以前書いた記事の通りに進行し、ズレが無いかを調べる形でやっています。
 また、メダSパスやルビー購入といった、現金が必要なものは購入していません。いわゆる「無課金」とされる状態を維持してレジェンドクラスまで到達しています。

到達時の構成

 検証用アカウントを新規に作成し、目標であるメダリーグのレジェンドランク到達までに確認出来たことを整理します。

基本戦術

 到達時の構成を確認しつつ、ロボトル時の戦い方の話をします。

メインアカウントで使っているガード2機構成の流用系。
完全ガード持ちが2体用意できれば十分。
メインアタッカー。
脚部特性で強化したギガガトリングで攻める。
頭パーツは状況に応じて保険で置くが、基本は使う余裕がない。
ガード役1体目。
完全ガードが尽きたら、相手によってガードを続行するか攻めるか切り替える。
ガード役2体目。
ショットガンのおかげで打点は出るが、頭の回数はこちらが多いので
攻撃役としては予備の予備。

 戦法はメインアカウントで使用している、ガード役を二人用意して時間稼ぎしている間にアタッカーが削り切るというものです。この戦法はデストロイを持っていない相手にはかなり強く出ることが出来る上に、完全ガードを使い切る頃には有利な状況を作ることが出来ます。但し、デストロイ持ちには相性が最悪なので戦うこと自体がほぼ無理という問題があります。
 本来なら腕パーツで耐久する戦法なのですが、思った以上に腕のガードパーツが揃わなかったので完全ガードでどうにかする方法を取りました。
 ある程度のダメージが確保できる攻撃パーツさえあれば、クロスショックやトルネアンチ構成にも対抗できます。パーツが無いうちはお勧めできる構成です。

ガチャは必要だったか

 今回はレッドマタドール、シャルルドナース、マスケティアード、スチームガンナーの4体を回しています。このうち、スチームガンナー以外は完全ガードや打点確保のために回しています。スチームガンナーは試しに回したら偶々すぐ出たので採用しました。
 ガチャを回さなくても同じ戦法を取ることは可能なので、理論上はメダリーグガチャ以外を回さなくてもレジェンドに到達することは可能ではあると思います。ただ、しんどいです。これはピックアップや限定機体が多くが優秀な性能をしているため、不足している要素を補うのに便利だからです。
 とはいえ、これは慣れているプレイヤーが、「この機体は手に入ればどのようなリターンがあるか」を理解しているからやっているだけで、効率プレイの一種です。余程やりたい戦法が固まっているならともかく、無計画にガチャを回すのは避けることをお勧めします。
 ダイヤモンドランクならガチャ無しでも十分たどり着けるため、心の中の小学生が欲しがったときに回すのが一番精神的にも財布にも楽です。

到達までの期間

 開始から79日で到達しました。思っていたより短期間でした。

到達翌日のログイン画面

 これは慣れているプレイヤーが効率プレイをした結果なので、本当にメダロットを初めて遊んだという方はこの倍はかかると思われます。本来なら試行錯誤や育成で相応の時間がかかりますからね。
 レジェンドランク到達はあくまで一つの目標なので、一日も早く到達したら良いとか悪いとかの話ではありません。自分の成長を楽しみながら、ゆっくり目指すのが良いです。

レジェンド到達までの導線

 ここからはゲーム開始からメダリーグを進めていく流れの話になります。やると良いことや注意点をまとめていきます。

新規アカウントを作ったらお勧めしたいこと

 まずは、「メダロッターレベルを上げる」と「初心者ミッションをクリアする」の二つをやると良いです。
 ゲーム起動後に表示されるホーム画面で、左上に表示されている数値がメダロッターレベルです。メダロッターレベルが上がるほど、使用できるエナジー量にも関わってきます。遊ぶのに十分なエナジー量を確保するため、30程度まで上げると楽になります。また、どうやらフレンド枠で表示されるプレイヤーの候補にも関わってくるようです。細かく検証したわけではないのですが、レベルが一桁の頃はフレンドにしたはずのメインアカウントが表示されませんでした。大体レベル30程度になれば強い機体を設定しているプレイヤーが候補に出るので、ロボトルが非常に楽になります。メダサーチが解禁される第12章クリアまで行く頃には、十分レベルは上がっているはずです。
 初心者ミッションはゲームの基本的な動きが理解するための導線ですが、進めると育成用リソースの確保だけでなく、ペッパーキャット一式が確保できます。開始時にランク3機体が1体もらえるので、クリア時点でランク3機体が3体揃う形になります。しばらくはクロスメサイア・ペッパーキャット・開始時にもらったメダロットのランク3機体3体で戦えるのでかなり楽です。

メダリーグを進めるにあたって

 勝てる相手を狙って戦いましょう。これは「弱い相手を見つけろ」というのもありますが、それ以上に「この構成ならこういう戦法を取るだろうから、こうすれば手持ちのパーツやメダルで勝てそう」という思考を育てるためです。
 始めたばかりなら、メダロッターレベルが近い相手を探して戦い、相手の動きをよく見ておきましょう。自分の使っていないパーツや持っていないパーツの動きも把握できるので、勉強にもなります。

ダイヤモンドランクを安定させるまで

 ダイヤモンドランクとなると、やはり十分な強さが必要となります。「メダルのレベルを150にする」「パーツのランク5を3体分揃える」の二つを満たしたあたりで安定しました。
 メダルの育成は3枚までなら、初心者ミッションで貰えるリソースを使えば十分可能です。お勧めは格闘・射撃両方が出来るメダルを3枚選出することで、メダリーグガチャなどで当たった攻撃パーツを無駄なく使えます。チュートリアルで必ず育成するゼロメダルと、ストーリーを進めれば手に入りメダフォースが有用なカマキリメダルあたりがお勧めです。もう1枚は開始時にもらえるガチャ機体と相談です。しばらくは選出した3枚で戦うので、それを意識しておきましょう。
 パーツの育成も初心者ミッションで手に入るリソースで、1~2体ならランク5にすることは可能です。但し、無計画にランク上げをすると不足します。ただ、不足するのはランクアップに必要なサイプラシウム合金や研究データROMではなく、レベル上げに必要なブースターの方です。焦って適当にランク5に上げるのではなく、やりたい戦法や不足しているものを課題として整理し、それを補うためのパーツをランク3パーツの中から選出して強化していく…というのが無駄が無くて良いです。

育成に関して

 パーツのランクを5にしてレベルを上げようとは言ったものの、レベルを上げるのは大変です。パーツレベル90まで育てるには相当量のブースターを要求されるため、前項で書いた通りすぐ不足します。そのため、エナジーの消費先はなるべくパーツ育成にあてるほうが良いです。育成するメダルを絞った方がいいというのもここに関わってきていて、メダルの育成にエナジーを持っていかれると、いつまで経っても強いパーツが増えなくて出来ることが増えません。早いうちにパーツの育成に集中できる環境を整えると楽ができます。
 メダルのレベルを150より高くできる上限解放ですが、やろうと思えば初心者でもすぐできます。上限解放に必要なメダジストがイベントやオンラインエキシビジョンで配布されますし、メダリーグでも景品でもらえます。また、メダジストがもらえる日に3回制限のロボトルも、他プレイヤーの強いメダロットを借りるとなんとかなる事は多いです。
 但し、あくまで「メダジストは意外と早い段階で手に入る」という話であって、「レベル200のメダルがたくさん作れる」という話ではありません。メダジスト集めは早期に始めたほうが楽ですが、メダルのレベルを160以上に上げ始めるのはランク5のパーツが揃って余裕が出たらやることをお勧めします。

育成が落ち着いたら意識すること

 使える脚部パーツの種類を増やすことを考えておくと良いです。メダリーグできつくなるのは、地形に合う脚部パーツが無い時です。そういう時は大抵、普段よりランクが1つ下の結果で終わります。浮遊パーツやアダプターなどの地形対応効果を持つ脚部性能持ちを育成しておき、対応できる範囲を広げると安定します。

レジェンドランクへ昇格するために

 レジェンドランクに昇格するには、人口の関係上、レジェンド相手のハイクラスマッチに5勝する必要があります。かなりハードルが高いと言えます。日曜~月曜の最終日なら別ではありますが、どちらにせよレジェンドクラスをまともに相手できるようになってからです。
 本格的にレジェンドランクを目指すなら、対戦環境を把握することをお勧めします。これは「同じ構築と戦法を取れ」という話ではなく、「相手はこういう動きをするだろうから、対策はこれが使える」という思考と準備をするためです。
 「自分の使える手札を増やして、優位を取れるように準備して、相手の頭を押さえながら進める」というのは、ランクが低かろうが高かろうが変わりません。レジェンドランクはそのための要求ラインが非常に高いだけです。
 実力の要求ラインが高いということは、相手の出してくる戦い方は非常に練度の高いものとなります。積極的にレジェンドクラスと戦い、相手から学びましょう。

おわりに

 検証せずに先日の解説記事を出したのをお詫びしなければなりません。流れ自体は大丈夫だと確認は出来たので本記事を書き足した次第です。
 メダリーグを遊ぶ敷居はかなり低くなっているので、コラボなどで始められた方は是非ともメダリーグをやりつつ長く遊んでいただけると嬉しいです。

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