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末期モバマスにおける10傑・全1獲得戦略 ―モバマスの「しゃぶりイベ」について―
概要
デレステP界隈には、「しゃぶりイベ」というスラングが存在する。当記事は元々、私が第14回ミュージックJAMで1位をとった2022年5月にモバマスにおける「しゃぶりイベ」を考察したnote記事として書いていたものであるが、諸事情でお蔵入りとなったものである。そのため、2022年5月時点のモバマスの情勢を踏まえて、6月以降のサービス縮小及びサービス縮小がなかった世界線の話としてご理解いただきたい。
0. はじめに
2022年4月3日の10thFinalの業務連絡で、次回総選挙ではデレステからしか投票できなくなるという業務連絡https://x.com/imascg_stage/status/1510579778486620161?s=46&t=sQxvLAgaznpI-Y9LW_aLzA
シンデレラガール総選挙は新たな舞台へ。
— スターライトステージ (@imascg_stage) April 3, 2022
「Stage for Cinderella」
2022年夏、デレステにて開催予定!https://t.co/ZcnI7hIsfc#デレステ #シンデレラ10周年_ファイナルday2 pic.twitter.com/VWkkriVc3B
を見て、いよいよサービス終了か……と感じたモバマスPも多いことと思う。ドリームユニット決定戦で発売された投票券の10連ガチャチケットの使用期限が2022年11月までであることから、2022年中のサービス終了がないことは現状わかっているが、総選挙という集金イベントから切り離されたモバマスの余命は最早風前の灯火であり、2023年以降のサービス継続は予断を許さない状況にある。
こうした状況下にあっては、モバマスの終活としてサービス終了までに何をするかということを考え始める人もいるだろう。10thFinal後の私もその一人である。
終活として主要なものは、カードをコレクションしたりストーリーを読み返したりすることになると思うが、人によってはイベランという形の終活もある。ほとんどの現役モバマスPは、アイドルを眺めたりストーリーを読んだりする他に、戦うべきイベントの襲来に備えてアイテムを貯蓄すべく日々のプレイをしている。そうしてある程度戦えるようになった人であれば、終焉の足音が響き始めた昨今の情勢に鑑み、本来走るべき担当イベの可能性を切って、備蓄したアイテムで10傑や全1を狙ったイベランに挑む、といった終活も有り得る。第14回ミュージックJAMの私もその一人である。
そこで、今回はモバマスで10傑や全1をとったことのない無課金~軽課金のモバマス初級者~中級者Pが、サービス終了までの期間に成績を残すにはどのような戦略で挑めばよいのかについて考察する。
なお当記事では、モバマス12周年にあたる2023年12月のサービス終了を前提とする。また、あくまで戦略・戦術についての考察が中心であるため、イベントの具体的な走り方・編成の組み方といったテクニック面については当記事で詳しくは触れ(るだけの紙面が)ない。他のモバマス解説記事で適宜補足していただきたい。
1. デレステの「しゃぶりイベ」
デレステP界隈には「しゃぶりイベ」という概念があり、その定義は「他のイベントよりも白段(10位~4位)及び色段(3位~1位)を取る事が容易であるイベント」を指す。デレステの場合は、登場アイドル、イベントの開催時期、決め打ち勢の動向がしゃぶりイベをしゃぶりイベたらしめる要因であるようだ。
一方モバマスにおいてしゃぶりイベを決定づける要因は、登場するアイドルの担当Pとソ廃とイベント種別である。
モバマスではイベント期間中の稼働時間を課金や事前準備で埋めることが可能である。そのためほとんどのイベントにおいて決め打ちはさほど有効ではなく、イベントやガチャに登場したアイドルの担当Pが順当に10傑の大半を占めるイベントも多い。
また、モバマスではイベントの種類が多彩であり、イベント種別によって必要なリソースに差がある。その中で、比較的軽い負担で10傑以上を獲れるイベントも存在する。
2. イベランの準備
2.1競争相手を理解する
1枚取り~2枚取りまではボーダーの数値を見ながら走れば良いが、10傑以上を目指すのであれば、ボーダーではなく個人との戦いになってくる。
当記事のイベランのコンセプトは「しゃぶりイベを選んで走って勝つ」であるが、そのイベントがしゃぶりイベであるかどうかを見定めるためには、競争相手の面子の把握及びその脅威度の分析が必要になる。詳細については個別記事で解説するが、ここでは概要のみ説明する。
2.1.1競争相手の把握
競争相手は顕在的競争相手と潜在的競争相手に2分される。
顕在的競争相手は、イベントの上位報酬アイドルの担当Pのうち、実力が上位に位置するプレイヤーである。この層はデレマスボーダーbotで過去の上位イベントのページを確認したり、イベントを高頻度で走っているプレイヤーを把握してそのリーダーアイドルを確認したりすることで理解できる。
潜在的競争相手は、モバマスプレイヤー全体の中での上位層、いわゆるソ廃のうち、上位報酬が担当アイドルでないイベントでも10傑以上を獲りに来る存在である。これらのPが10傑争いに参戦する動機については、
・担当がメダル、完走SR等でイベントに登場したから
・担当が復刻したから
・担当がガチャ産等でパワー持ちだから
・そのPMFに決め打ちしていたから
・ただアイチャレを走っていたら10傑にいただけ
・ただスタ走りしていたら10傑にいただけ
・アニバアイプロだから
・総選挙だから
・10傑ビンゴを埋めたいから
等々の理由が挙げられる。そのため、自分が走ろうと思っているイベントについて、このような潜在的競争相手がどれくらい存在するかを予測できるように、ソ廃プレイヤーについても動向を追っておくとよいだろう。
余談であるが、「担当Pを蹴落として自分が10傑をとってもいいのか?」といった懸念を抱く方もいるかもしれない。しかし、上述の通り担当が上位報酬でないイベントで10傑をとるプレイヤーは現状でも一定数存在するので、あまりその点をナイーブに捉える必要はないように思う。
2.1.2競争相手の脅威度分析
外交や安全保障の世界では
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16102字(予定)/図表5枚(予定)
¥1000
購入は12/14アイマスエキスポDay1【5a】へ
無事入稿が完了したのでご報告…
— レ一・シュガーハット(0.SugarHat) (@01SugarHat) December 5, 2024
総勢7名、のべモバマス全一14回・十傑44回(+デレステ全一2回)のソ廃のソ廃によるソ廃のための本です。
本誌独占で11月アイプロ全一イベランレポートも載っています。
乞うご期待 https://t.co/iXVfPZfFxv pic.twitter.com/PjCF4aiMzH
ここに寄稿してます( 'ω' )よしなに