マルチンルター
マルチンルターは覚えていますでしょうか?
私は中学生の頃に歴史の授業で習ったのを覚えています。
面白い顔の人だなっと思って、落書きした記憶があります。世界史のなかでも特に印象に残るお顔だと思いました。
でも授業で教えてもらった時に、何かを命がけで改革したんだなぁ〜。見直したな!ルター!
と思った記憶があります。
それから大人になり全く忘れていましたけど。
今、クリスチャンになったらルターのしたことってすごいじゃん!尊敬!と思います。
10月31日はハロウィンが有名ですが
私たちクリスチャンにとっては
「宗教改革記念日」という歴史的に大きな変化があった記念日なんですね。
この前、牧師に聞きました
「ルターの宗教改革ストーリー」
をお伝えしたいと思います。
ルターは学生時代、法律を学ぶ学生でした。
将来弁護士になる事を親に期待されていたと思います。
学生時代に友達と旅行に行った帰りに
激しい雷雨に遭い
友人と2人で木の根元に隠れました。
しかし、
その木に雷が落ち
友人は即死してしまい、ルター自身も気絶しました。
目が覚めて療養している時
「なぜ自分だけ生かされたのだろうか」
また、「大きな死の恐怖」に襲われました。
そして、ルターは「死」について考えるようになりました。
この「死の恐怖」から逃れるにはどうすれば良いのか?
そしてルターは法律学校を辞めて、修道院に入りました。
そして一生懸命「聖書」を読み始めます。
当時の聖書は誰でも読める訳ではなく、神父しか読むことが出来ませんでした。また、ラテン語の聖書しかなく、今のように多言語で翻訳されていませんでした。
そして、ルターは神学を学び、神学校の先生になりました。
ルターは聖書をよく読んだ結果、当時の教会の在り方に疑問を持っていました(免罪符とか)
そこで、その疑問をぶつけよう!
ということで
教会のココが変だよ!
というところ
「95ヶ条の論題」というのを書いて、自身が教えている神学校の門に貼り出しました。
この当時は、学生達に、「討論を呼びかける」目的であって、そこまで大事になるとルターは考えていませんでした。
しかし、
その「95ヶ条の論題」は2週間でルターのいたドイツ、ヨーロッパに瞬く間に広がりました。
そして、当時のカトリックに波紋にされ
命も狙われました。
しかしルターは自分の主張を曲げることはしませんでした。
そしてルターは多くの人に「聖書」を読んでもらいたいと、ラテン語の聖書をドイツ語に翻訳しました。
これにより宗教改革が始まり、広がっていきました。
ルターの主張した事は大きくまとめると3つ
①聖書のみ
聖書以外のものを神様の言葉と認めない。
聖書のみが神様の言葉として権威がある
②信仰のみ
何かしたから、免罪符買ったから救われるのではなく、信仰によって神様に認められて救われる
③恵み(恩寵)のみ
自分が信じたら救われるのではなく、自分が神様に気付いたから救われるのではなく、神様の恵みによって一方的に救われる
というこの3つをルターは命懸けで主張しました。