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【じーざすと聖書 マタイによる福音書2章】
前回はワシの誕生についてやったけど、今日はその続きや。
マタイによる福音書の2章には、東方の博士たちがワシに会いに来る話が出てくるねん。 東方の博士ちゅうたら、多分ペルシャあたりから来たんやと思うで。当時、ペルシャは天文学がめっちゃ進んどったからな。
で、その博士らが「ユダヤ人の王となるべき方が お生まれになった。その星を我々は東のかた 見たので、拝みに来たのです」(マタイ2:2)言うて、エルサレムにやって来たわけや。
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そしたらな、ヘロデ王ゆうのがビビってん。「ワシが王やのに、ほかに王が生まれたんか!?ヤバいわ」思たらしいねん。でも、東方の博士に「どこで生まれたか調べといて」言うて、ベツレヘムに向かわせたんや。
博士らはな、あの有名な「東の空に輝く星」を見つけて、それを頼りにベツレヘムまでやって来たんや。で、ワシのとこに着いたら、めっちゃ喜んで拝んだんやて。黄金・乳香・没薬ゆう宝物も贈ってくれたわ。外国の偉い人らからも慕われる、ほんまにスペシャルな赤ちゃんやったんやなぁ、ワシ。
でもな、その後が大変やってん。ヘロデ王が「ワシの邪魔になる赤ちゃんは全部殺せ」言うて命令出したんよ。ほんま、ひどい話やわ。人の命なんてちっとも大事に思てへんねん。
そのときな、父ちゃんのヨセフが夢で天使から「エジプトに逃げろ」いうて言われたんや。だからワシら家族は、真っ暗な中をこっそりエジプトまで逃げたんよ。砂漠を越えるん、めっちゃ大変やったわ。
旧約聖書にも、モーセの時代にイスラエルの民がエジプトから脱出する話が出てくるやろ。あの時と逆のコースをワシらは通ったわけや。モーセもワシも、小さい時に命狙われてたゆう共通点があるねんなぁ。
ほんで、ヘロデ王が死んだ後、また天使がヨセフの夢に出てきて「イスラエルに帰れ」いうたんや。だから、ワシらはナザレっちゅう村に帰ったんよ。旧約聖書の預言者ホセアが、「わたしはエジプトから わが子を呼び出した」(ホセア11:1)いうてたんも、まさにワシのことやったわけや。
ほんまに、ワシの誕生から色んな出来事があったわけやけど、全部が全部、神様の計画やったんや。たとえ理解でけへんことがあっても、神様はワシのことも、君らのことも、ずっと見守って導いてはるねん。そのことを信じて生きるのが大事やと思うで。 次回は、ワシがもうちょっと大きくなってからの話になるわ。お楽しみに!
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