世情

引きこもり事件
「おい!人間に告ぐ
無駄な抵抗はやめろ!今すぐ出てきなさい!!」

人間「何だとぉ〜?馬鹿野郎
お前らの言うことなんか聞けるかよっ!!」

あっ!?課長
ちょっと交代して下さい

「おーーい!私はコロナ感染拡大一課長の北村です!
人間さんよ、、そろそろそんな
物騒なアルコールやら
何ちゃら液なんか捨てて
出てきてくれないかなぁ?
我々コロナだってね
暇じゃないんですよ」

人間「いつまでここで引きこもってなきゃなんねぇんだよ!」

おっ??平泉くん
交代してくれ

「あ"ぁ"〜!人間さーーん
何か要求でもあるんですか?
何でも言ってくださいよ
私はコロナ開発部長の
平泉武漢といいますがね
何でも要求なら叶えますよ」

人間
「お前らなんか信用出来るかよ!
じゃあな、里へ帰るために東京駅へ行く車を運転手付きで用意しろっ!
ガソリン車もディーゼル車もダメだ
プリウスとかにしろ!」

平泉
「あのねぇ〜わかるでしょ?
ウチにはねマークIIしかないんですよ
コロナしかっ!!
無理なんだから
ハイブリッドとか

おっ???いいところにきた
久しぶりですな
ちょっと助けてくれんかね?」

「わかりました!!人間をあぶり出すいい方法ならありますよ」
「人間さーーん
私は菌田一と申します
今ね、ドアノブに
カビたパンと
フタを開けたまま2週間置いてた牛乳を差し入れました
それでも食べて、落ち着いてから
話でもしませんか???」

「・・・」

「もうね、完全に我々コロナに包囲されてるんですよー!
もはや人間さんよりも多くなったんですから、無理すると
お腹痛くなったりしちゃいますよー
今日はね、お天気も晴れだし
爽やかな菌でも
思いっきり肺まで吸い込んだりしてみませんかぁ〜??」

人間
「あ"ぁ"〜!トイレ!紙がねぇ!
あ"ぁ"〜!」

「確保っ!!!!!」
菌田一くん!
また頼むよ!