ACT: LOVE SICK ジャパンツアーが終了。彼らの本質を見た！
9月8日に、TOMORROW X TOGERTHER（以下TXT)のジャパンツアーが終了しました。10月からはアジアツアーが始まるので、2022年のツアー自体はもう少し続くのですが、今回ライブに参加した備忘録として、今の気持ちを残そうと思います。音楽的なところは少なめです。稚拙な文章ですが、ご容赦ください。
私が初めてTXTのライブを見たのは2021年3月のファンライブでした。
はじめてのライブ、しかもオンライン視聴で戸惑いもありましたが、ファン歴数ヶ月の私でもものすごく楽しめたことを覚えています。と同時に、彼らの前にはファンの姿がなく、どんな気持ちなんだろうと思いを馳せたりしました。
そんな彼らは2021年に初の単独ライブ、ACT:BOYを開催します。そのライブについてはここでも触れていますが…
デビュー曲から始まった２５曲。あんな激しいダンスを踊りながらブレることのない歌、彼らのポテンシャルの高さに圧倒されました。
そして今年になって発表された、『ACT: LOVE SICK』ツアー。
ソウルを皮切りに、アメリカ、日本、アジアを回る大規模なツアーです。
この時私は「なぜツアー名がLOVE SICKなのかな？」と考えたりしました。
昨年アメリカを始めとする多くのチャートで評価を集めた彼らの曲「0X1=LOVESONG（I Know I Love You）feat.Seori」の歌詞の一節、LOVE SICK。日本語にするならば、恋わずらいや恋の病でしょうか？
この答えがライブ当日まで出せないまま、私はライブ会場に向かいました。
千葉の会場は開演まで数時間はあるというのに、たくさんのMOAが集まっていました。
一人で参加をしている人、友人同士できている人、SNSで知り合い、その日初めて会った人。小さな女の子や男性のファン、私と同世代の人たちも沢山いました。おそらくオフラインでTXTに初めて会う人が大半だったと思うので(私を含め)、皆さんの顔に期待と喜びが溢れていました。
あとびっくりしたのが会場の雰囲気です。ファンしかいないから当然かもしれないですが、空気が非常に柔らかでした。そんな雰囲気だったので私も席に着いてから、後ろの席の人と少しお話したり、自分から話しかけてみました。
そしていよいよライブがスタート。
最初に見た感想が、
本当に存在してた……。
です。(すいません。)
そして尋常じゃないスタイルの良さでした。あのスタイルであんなかっこいいダンスを踊られたらっ！という感じです。(ヨンジュン兄さんの足が長すぎました。)
そしてダンスのクオリティが全く落ちずにあの歌唱力！生の声は素晴らしかったです。
特にテヒョンの声がクリスタルのように透明でいて力強い。
最近私が一番聞いているOpening Sequenceという曲ではテヒョンに脱帽でした。
彼らが映ってる時以外でどんな動きをしているかはチッケム(一人のメンバーにフォーカスし追いかける映像)以外にはわからなかったのですが、自分の出番じゃなくてもファンサービスを忘れず、彼らはプロでした。
ライトスティックの光の波が次々に押し寄せてきた時、私はふと周りを見渡してみたんですね。
周りのMOAちゃんたちが本当に幸せそうな顔をしていました。
そしてライブをしているTXTのメンバーもとても幸せそうでした。
ここでやっとなぜツアー名がLOVE SICKなのか分かった気がしたのです。
コロナウィルスが世界で猛威を振るう中、メンバーとファンは直接会えない時間が長かったです。日本にも2年7ヶ月ぶりの来日でした。
世界中のファンがこのツアーを待ちに待っていた。それはある意味、恋の病に近い状態だったろうと思います。やっと会えた…、そんな感じです。
私が初めて見たライブで、彼らは空っぽの会場で一生懸命歌っていました。あれから月日が経ち、会場を埋め尽くしたMOAを見た時、彼らは自分たちが表現し続ける意味を改めて感じたのかもしれません。
ライブ中のトークは全て日本語。日本語でもウプズ(私的最強ケミ)の面白さは健在でした。いつも見ているコンテンツの5人のわちゃわちゃがそこにありました。
どこまでもファンを大切にして優しいTXT。会場の雰囲気が柔らかだったのも、きっとメンバーの影響なのかもしれないですね。
以前テヒョンがこのコンテンツでこんなことを言っていたんですよ。
本質に忠実でいよう。
彼にとって本質とは、MOA、音楽、アルバム。
テヒョンが大切にしているのは本質に忠実でいること。「本質を忘れて欲を出したり、普段やってきた本質を忘れた瞬間に下り坂が始まる。」と言っています。
音楽やアルバムに真摯に向き合い、ファンを大切にするTXTの本質を、私は今回のライブで見たような気がします。
昨年精神的に辛かった時、彼らのアルバムに本当に助けられました。
怒涛のカムバック活動期間が私にとって生きる目標となり、それを見届けるまで頑張って生きようと思いました。そして今があります。
100人いれば100様の推し方があると思います。私は推し活をする中で、彼らにもらった希望や幸せを他の人に還元できたらなぁと思うようになりました。笑顔を忘れずに、誰かに小さな幸せを与えられる人になりたい…。これはファンレターにも書いたことです。
私はこれまであんまり良い人間ではなかったのですが、TXTを応援することによって自分が、
良い人間になろうと努力している
ということに気がつきました。
そんなふうに自分を動かしてくれた5人のメンバーには感謝しかないですし、これからも私のLOVE SICKは続くと思います。
MOAに「これからも努力して、もっとよい姿をお見せしたい。」と言っていたスビン。健康に気をつけて、そして幸せな人生を送ってほしいです。
彼らがこれからどんなストーリーを紡いでいくのか。それを楽しみに。また日本でライブをしてくれることを楽しみにしています。
P.S
私の布教が実を結んだのか、友人や同僚から「zoéちゃんの好きな人たち、テレビに出てたよ。」「ヒュニンカイ君が和菓子好きっていってましたよ。」と声をかけられるようになりました。名前を覚えてくれるだけでも嬉しいです。
※ヘッダー写真は公式Twitterより^_^
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