父が作ったじゃがいもが届いたので、ラックスローダを作ってみたよ
毎年この季節になると、父と猪の「戦い」の話になる。別に一騎打ちをするわけではない笑。
田舎なので過疎化が進み、猪が行動範囲を広げ、時には公道を弾丸のように走りぬけていくという。
毎年父がじゃがいもを育て、「そろそろ収穫かなーー?」と思った翌日には猪に食べられているらしい。今年は猪に食べられないうちに掘ったからまだ青いよ、と言いながら送ってくれたじゃがいもは、ほくほくしてとってもおいしい^_^
笑ってはいけないんだが、父が猪と心理戦を繰り広げていると思うとなんだか笑えてくる。
たくさんじゃがいもが届いたので、カレー、じゃがバターなどに少しずつ使い、残りでスウェーデンの家庭料理『ラックスローダ」を作ってみた。
このレシピはYouTubeで見た「ふたりパパ」のレシピを参考にしている。
「サーモンの箱」という意味らしいが、サーモン大好き、ディル大好き、そして茶碗蒸し大好きということですぐに飛びついた。
レシピはすごく簡単だし、この分量じゃなく、適当な分量でも非常に美味しくできる。(大雑把な性格)
じっくり30分焼いて出来上がり。
ディルを多めに入れたら爽やかさがアップ!卵もとろとろになって茶碗蒸しみたいになる^_^
もともと食いしん坊だが、料理番組を見ていても、食べたい!ではなく作ってみたい!がいつも先に来る。作ってみてまた食べたいなぁと思ったレシピの一つがこれで、何度も作っている。
両親にも写真を送ったところ、ものすごく喜んで「またじゃがいも送る」とのこと。調子に乗ってダンボール一箱ぐらい送ってくるんじゃないかとちょっと心配している。
なぜなら実家にはキウイの木があって秋に実りを迎えるが、私があんまりキウイを好きじゃないのを知っているにもかかわらず、これでもかと大量に送ってきた実績があるからだ。ダンボールだとバレると思うのか、菓子折りにキウイをぎっしり詰めて送ってきたこともある(饅頭だー!やったーと思ったらキウイだった)
「嫌がらせかー!」と一度言ってみたものの、あの手この手で送ってくるのでおそらく今年もだろう。昨年は幼馴染からも「zoéちゃんちのキウイ、うちにも届いたよ」と報告があり、販路を拡大しつつある。
とはいえ、父が猪との激闘(?)の末に収穫した貴重なじゃがいもなので、くれるならありがたくいただきます。