『貴重な若き時間を犠牲にできるか』
※これはTXT(TOMORROW X TOGETHER)というMagicにかかった大人MOA(ファンクラブの名前)の戯言と思って、軽い気持ちでお読みいただきますと幸いです。
YouTubeの中で私の好きなコンテンツが2つある。それはTHE FIRST TAKE (日本)とSTUDIO CHOOM(韓国)である。どちらも映像の美しさとシンプルなセットとライティングでアーティストの歌声やダンスを楽しむことができるコンテンツだ。
今回我らがTOMORROW X TOGETHERのヨンジュンが、STUDIO CHOOMの7月のArtist Of The Monthに選ばれた。
興奮して鼻血出そうなので、綿球詰めていいですか?笑
・・・
今回のArtist Of The Monthのteaserがこちら↑
もしタモリさんがヨンンジュンに会ったなら言う。
「君、顔小さいね〜!!」って絶対言う!(遠近法がおかしくなるくらいのレベルで顔が小さい)
冗談はさておき、私がTXTにハマるきっかけだったのがヨンジュンだった。一目見て釘付けっていうか、華のある子だなっていうか、「この子の踊るダンスはかっこいい!」って思ったのである。それまでK-POPのことを全く知らなかった私がだ。
それからは、すごい量のTXTとヨンジュンのファン動画を見まくり、少しずつどういうグループなのかを知っていった。
ヨンジュンは練習生期間が5年と他のメンバーよりも長く、その間には一緒に練習した先輩や仲間達が次々と他事務所からデビューをしていった。複雑な気持ちを抱えながらも一生懸命練習をして、歌、ラップ、ダンスと全てにおいて1位を取り続け、TXTとして2019年にデビューをした。私はデビュー時に昔の映像を見ながらヨンジュンがポロポロと涙するシーンと、CROWN(デビュー曲)で初めて1位を取った時にヨンジュンが一番喜んで泣いているシーンを見ると、一緒になっていつもウルっとしてしまう。彼らはどれほどの努力をしてこのステージまで上り詰めたのだろうと考えると、ファンは胸が熱くなってしまうのだ。
インタビューでもヨンジュンが「自分から大好きな気持ちを持って、何かを始めたのはダンスが初めてだった」と言うように、本当に彼はダンスが好きなんだろうなと感じる。だって、いつも踊ってるんだもの笑。「好きだからもっと上達したい。そのためには練習しかない!」というヨンジュンの言葉は本物だ。
デビュー前の評価で、メンバー5人で何日も寝ずに練習をしたエピソードを語っていたことがある。同年代の子達が10代という貴重な時間楽しんでいる間、彼らはデビューしてアイドルになるという夢を叶えるために、その時間を捧げている。
weverse magazineでのインタビューにおいて、ヨンジュンが他のメンバーたちのことをこんなふうに語っていた。
気の毒だなという思いが強いです。食べたいものもやりたいこともたくさんあるだろうに、学生の時から活動をしているので、そういったことを諦めながら一緒に進んでいるわけじゃないですか。一方では偉いなと思います。毎日一生懸命よくやってくれているので。兄としては弟たちがたくさんぶつかってみて、失敗することで切実さも感じてみたり、一緒に成長していけたら良いなとも考えています。
(weverse magazineより抜粋)
これを読んだ時、「いや、君だって色々諦めながら前に進んできたんだよね」と私は思った。
ヨンジュンはリーダーというポジションではないが、絶対的エースという言葉が一番しっくりくる。ヨンジュンがダンスやラップなど引っ張り、そしてリーダーのスビン君は、メンバーいわく「空が落ちてきても動じない」クールで鋼のメンタルの持ち主なので、メンバー達を後ろから支えうまくバランス取れてるなぁ〜と思う。弟たちも練習生時代からヨンジュンの実力を知っているからこそ、尊敬と憧れを持ってヨンジュンを見ているのは変わらないが、最近は弟たちも逞しくなって、先日のTODO(TXTのバラエティコンテンツ)では4人がかりでヨンジュンが押さえつけられていた笑。ヒョンのこと結構馬鹿にしてるし、それもまた面白い笑。
『貴重な若き時間を犠牲にできるか』
この言葉は、日本人のオリンピック銅メダリストのコーチをしていた方が、そのメダリストのこれまでの道のりを振り返って語っていた言葉だ。
オリンピックでメダルを取るという目標に向かって、単身言葉の通じない国に行き、孤独と戦いながら練習を重ねた結果、前回のリオオリンピックで銅メダルを獲得した。10代〜20代という最も輝かしい時間を犠牲にするほど、何かに熱中できるだろうかとコーチは言っていたのである。
この言葉はヨンジュンだけでなくTXT全員に当てはまるが、あっという間に過ぎ去っていく10代の期間を、目標を達成するために多くのことを犠牲にしてきたのだろうなと思う。でもそれは私が第3者だからそう感じるのであって、当の本人にとっては「犠牲」とも思っていないかもしれない。10代の若さで自分の好きなことや目標を見つけられ、自分らしくいられる表現方法を見つけられたヨンジュンを私は「ものすごく幸せな人だな」と思う。その分葛藤や悩みや責任も大きいかもしれないが、そんな彼を応援できるファンは同じくらい幸せだ。
10代でやりたいことが見つかるというのは結構難しい。私が「これ絶対やりたい!」と思ってフランスに行こうと思ったのは25歳の時だった。雷に打たれたような衝撃で、みんなに反対されても、フランス語が話せなくても、どんなに大変でも、嫌味を言われても目標のために頑張れた。やりたいことを見つけるのは何歳からでもできるし、私もヨンジュンのように自分らしくいられる方法をまた見つけられたらいいなと思っている。何かに熱中できるって素敵なことだ。
GO、ヨンジュン!
君はスポットライトを浴びるに相応しいアーティストだよ。
これからもかっこいいダンスを見続けたいし、応援していきます!