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男性のメイクとか、女性のノーメイクとかもうどっちもオッケー!


TXTのメンバーが、4OIN(FOREUL)というビューティーブランドのモデルに選ばれたらしい!!(ちなみになんでフォウルなのかなーと思っていたら、4을だからなんだって!OINを縦にするとハングルになるらしい)

あまりに綺麗だから動画も載せちゃおう!

ボムギュ(真ん中っ子)の顎のラインがまた綺麗なのよっ!


彼らは歌番組やMVでももちろんメイクしてるけど、それがいつもほんと似合ってて「メイクさん、天才かよ…。」と思っている。

まだまだ若い彼らだし、すっぴんもとても綺麗なのだけど、メイクをするとよりセクシーでミステリアスだ。

今回このコスメブランドを初めて知ったわけだが、お値段もそこまで高くないし、若いファンが多い彼らを起用したのは当たりなんじゃないかなと思う^_^私もリップ欲しいくらい♬

コスメブランドに彼らのようなアイドルを起用するのはきっと初めてではないだろうけど、「化粧品のPR=女性」の時代ではないんだなと思う。(しかし公式Twitterで新ミューズって紹介されていた)彼らがメイクが好きかどうかはわからないけど、色々お手入れはしてそう。だって綺麗だもん。そして化粧=女性の概念をふわっと超えていったなぁと感じた。そう、ふわっ〜と。



私が施設で美容の仕事をしている時、女性たちが嬉しそうにメイクやマッサージを受けていると、「けっ!化粧なんかしやがって!気色悪い!」と冷やかしを言いにくるじいさんが一人は必ずいた。

女性も男性も関係ないんですよ、やってみませんか?と私が声をかけると、

『男が化粧なんかできるかよー!!』


と私が怒られる( ̄▽ ̄)(別に化粧品は使うけど化粧するわけではない)

でも意外と男性の方がケアが必要で、顔はカサカサだし、爪はボロボロだし、全身ガサガサだし、何度男性にローションパックを施したかわからない。

時代背景からいっても、男性が自分の肌をお手入れする時代ではなかったし、ましてや化粧だなんて!美輪明宏さんもよく言っているが、昭和の時代に男が化粧なんてして歩いてたら「化け物!」と石とか投げられる時代だったのだろう。

化粧はきっと「男らしくない」ものの象徴だったのだ。

じゃあ男らしいってなんだよ?って私は考えてしまう。

屈強な体つき?
女を食べさせていけるだけの甲斐?
勇気?
人前で泣かないこと?
化粧をしないこと?
強さ?
家事をしない?

うーん、よくわからない。女らしさも然り。よくわからない。私がよく言われたのは、結婚をして、子供を産んで、3歩下がって夫を支えるみたいなことを言われたけど。

そういえば私の中にも男性の化粧に対する偏見があった。
20年くらい前に新宿の高島屋でお気に入りのコスメを見ていた時に、男子二人がキャッキャッ言いながらリップを選んでいるのにびっくりして、ちょっと後退りしたのである。


自分がソシオエステ(フランスには男性のソシオエステティシャンもいる)の世界に進んでその偏見はずいぶん薄れたし、美容の使い方も多岐にわたると知っている今だからこそ話せる。が、当時は偏見があった。

そして長い間「女性は社会人として恥ずかしくない程度の化粧をしなくてはならない」という固定概念が自分の中にあった。


私がいつも思うのは、もう男らしいとか女らしいという言葉はいいんじゃない?ってことなんだが…皆さんどうですか?

私がいつも読んでいる編集者・大森葉子さんのnoteでも。

この記事もとても好き。

話は全く変わるのだが、先日AIDS文化フォーラムにオンラインで参加した。その中で、性教育の中でハンドセルフマッサージを伝えている助産師さんの講演を拝聴した。なぜセルフマッサージを教えているかの理由の一つに、「自分のマッサージの力を知ることによって力加減がわかり、自分にも相手にも優しいタッチを知ることができる」ということを仰っていた。なるほど!って思った。

この話から男性がスキンケアをしてセルフケアをすることは男性にとっても女性にとってもいいことかもと考えたりする。

そして男性だけ皮膚が特別なわけではないのですぞ。スキンケアは必要だと思う。

だがマストではない。抵抗のある人もいるし、地域格差もあると思う。(情報や商品の取り扱いや偏見が根強い地域など)
している人も普通にしていられたらいいくらいでいいんじゃないかな。とさらっと書いたが、結構むずかしいかも…

そして女性も化粧に縛られなくてもいいかなーと思う。

ソシオエステを通して、『人間の本当の美しさとは何か』を考え続けた結果、その人らしいというところに私はたどり着いたのだ。

だからズボラでもサイコー!美意識高くてもサイコー!

その人がその人らしくいられて、どちらも認められてみんなが幸せになれたらいいと思う^_^


というわけで最後はTXTと全然違うところに着地してしまったわけだが、眉目秀麗な彼らを見るのは眼福で私得でしかなかったので、皆さんにシェアしたいと思った。

こうしてブランドの顔になったのがファンとして嬉しいし、そしてそれがコスメだというのが、なんだかステキ!^_^これからもっともっとすごいブランドとコラボしちゃうんじゃないかな?

彼らは衣装とはいえ、これまたふわっとジェンダーの壁を超えてくる。私たちの世代が悩んでいたことを意図も簡単に飛び越えてくるように私は感じるのだ。その軽やかさと憧れにも似た感情が、私が彼らを応援する理由の一つかもしれない。

さぁ!来週はいよいよアルバム発売だぞー!一生懸命応援します。


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zoé
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