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BND『19.99』を聴きながら朝までカラオケ歌っていたあの日を思い出す。

今月9月9日、BOYNEXTDOORが3rd EP『19.99』でカムバックしました。
先月から9月9日に向けて全力投球していたので、今日はカムバック期間の感想などを書きたいと思います。

まずね、CDが全然手に入らなかったの、

売れすぎてて。

天下のNO MUSIC NO LIFE(タワレコです。)にも足を運んで、行けそうな店舗を調べてもらいましたが、全店舗完売の次回入荷未定…。はて…、

あたしの推し、いつの間にこんな売れてるグループになりました?

とタワレコのレジでお姉さんに真面目に聞きましたもん。


今回はトレーラーからセンス爆発でしたよね!

信じて見るボネクドという修飾語を毎回裏切らない面白さ。「えー、何が起きるの?」って見てるこちらもドキドキ。

19.99というアルバムタイトルは、最も熱い年齢である20歳になる直前を「19.99」という不完全な数字で表現しているそうで、今回の主役は最年少のウナクにスポットが当たっています。

そして先行曲『부모님 관람불가両親観覧不可』。

待って待って待って待って。
このMV、本当にセンスありすぎなんですけど!
見てて何度も笑っちゃうし、あーわかるわー、ってなぜか自分がこの年代の時を思い出すんです。

ここ一番笑った。歌の途中で事務所のクレジット入れてくる?!このほかにもインターネットミームがたくさんあるみたい!


「お兄ちゃん、ママめっちゃ怒ってるからね。」「だからなんだよ!?」というウナク兄妹のセリフが入るところもすごくいいし、リアル笑。この部分が本当に好き。
(ウナク、大人になってこれからどんな成長をするんだろうと楽しみで仕方ないです。)

両親観覧不可というタイトルですが、中身はめちゃ可愛い内容だし、朝まで友達とワイワイやってなんて、誰もがそんな時間を友達と過ごした経験があるんじゃないかと思いました。

私は20歳くらいの時、友達と夕方6時から朝5時くらいまでカラオケに行って寝ながら歌ってたり、私の下宿していたアパートがなぜかいつも友達のたまり場で、誕生日会とかやっていました。夜中に高速ぶっ飛ばして餃子食べに行ったりとか、たまに抜き打ちテストで家にくる両親が、部屋に一升瓶転がってるのを見て白目になってたり、あまりに騒ぎすぎて「うるさい!」ってポストに手紙入れられたり、まぁそんな感じだったんです。そのあとそれなりの大人になれて本当に良かったなと思いますが、そんな青春時代もありました。
だから先行曲のMV見た時、約30年前の自分と重ね合わせて、一緒やん!と共感できました。

このお星様、ワンドアみんなでやりたい気分。


そして9月9日にタイトル曲『Nice Guy』解禁!

先行曲とは違い、すごいキャッチー。ピザ屋のアルバイトでこんな6人いたら、毎日注文しそう。何よりこの年代の怖いもの知らずな、根拠不明の自信(でもちょっと心配もある)が溢れていて良かった!

↑ウナクの自信満々と大山の謎の手繋ぎツボ。

日頃この年代の人たちに接する機会が多いので、これもわかるわー!と思いながら毎日聴いています。

この2曲は言うまでもなく、アルバム収録曲が本当に最高で。

彼らはかっこ悪い自分たちを曝け出しているんですよね。むしろありのままを出している。キラキラじゃない部分を出せるところが本当にかっこいいし、若者に支持されるんじゃないかなと思います。

20歳を目前にして、周りの友達は就職や大学の話で持ちきり。周りは20歳はすごくいい時期だと言うけど、自分としてはそんなに成長を感じていなくて、しんどいだけだと歌った『20』。

夢だけ見ていれば良かった10代をすぎて、実際20歳になっても私はあまり実感なかったなぁ。ただ選挙権とか年金とかいきなり『大人』を突きつけられて、最初はなんだかわからなかった。ただ、大学を卒業するまでの間の自由な時間を満喫していました。きっとあれが青春でしたね。

そして『Call Me』。

私はこの歌を聴いて「こんなに歌で寄り添ってくれるんだ。」と感動したんですよね。
何もかもうまくいかないって思う時、誰にでもあるじゃないですか?そんな時、この歌を聴くと1人じゃないんだなって勇気をもらえるんです。アラフィフの私が思うんだから、若い人は尚更思うんじゃないかな?

歌詞の中にこんな部分があって、

少しぐらい遅れたっていいじゃん、
ミスしたっていいじゃん、
初めから上手にできる人なんていないよ

これは私が韓国語の歌詞から勝手に感じている意訳ですけど、これを彼らが歌うことにとても意味があると思うんです。

ボネクドは第5世代の中で最初からドカーン!と売れたわけではなく、どちらかと言うと他グループよりちょっとだけ遅れをとっていたんです。

しかしその間に、日本でたくさんの合同コンに出演したり、絶え間なくコンテンツを出してくれたり、彼らが『ワンドアと楽しく遊ぶ』を自分たちで工夫しながら実践していたと思います。そのコツコツの積み重ねが、今回のアルバムセールスに繋がり、ファン増に繋がったと思います。
(実際ファンめちゃくちゃ増えています!)

とにかく曲のセンスがずば抜けていいですし、歌もパフォーマンスも全員上手いし、MVもセンスしかない!ほんと、全部見てほしい。

このカムバック期間、私は貯めに貯めまくった票を全投票しました。
チュソクという韓国の連休に重なりお休みとなった歌番組があった中、今回ミュージックバンクと人気歌謡で1位を獲得することができましたー!まだまだ他の番組でも可能性はあります!

特に人気歌謡は1位を取るのが難しい番組と言われているので、彼らの頑張りとワンドアの団結力が今回の受賞に繋がったんじゃないかなと思います。しかもウナクがスペシャルMCの回だったので、10代最後の年(19.99)にウナクからヒョンたちにトロフィーを渡せて、本当によかった!思わずもらい泣きしました。
ワンドアちゃんも「がんばろー!まだ投票していない人いたらやってみよー。」みたいな感じで、すごくいいファンダムです。ウマチュンとかMカとか残念な時もあったけど、気持ちを切り替えて投票を頑張っていました。(ほんと体育会系で真面目なワンドアちゃんたち、サランへ❤️)

同世代の青春になりたい、そんなBOYNEXTDOORの夢が少しずつ実現しようとしています。同世代には青春の共感を、そして少し大人になった世代には青春を思い出させてくれる、素晴らしいグループです。

そしていよいよ頭角を表してきたなという印象。私はマンネのウナクが大人になっていくことで、さらにこのグループは花開くんじゃないかと思っています。

デビュー前に「この子達、絶対来る!」と確信して応援し始めたから、今回のカムバックは本当に嬉しかったですし、久しぶりに若かりし頃を思い出しました。

다시는 안 돌아올 19.99세를 살아가며
함께해 주고 있는 모든 원도어 분들께 올림

二度と戻ってこない19.99歳を生きて
ご一緒してくださっているすべてのワンドアの方へ

2024.9.23ウナクのWeverseより

本当だね、この瞬間は2度とない。
だから精一杯頑張って輝いてほしい。

これからうまくいかないこともあると思いますが、それも人生。ワンドアと共に行こう。


【おまけ】

バライティーに定評のあるボネクド史上過去一笑ったコンテンツ。陽キャしかいない、しかもカムバ中に出すにしてはクオリティー高すぎた。

最推し、パクイェッピー。カッコ良すぎて各所アイコンはこちらを使用しています。カムバの準備しながら日本デビューもこなして、音楽に集中できず泣いちゃったとファンに教えてくれるソンホ、その正直さと素直さが最高です!

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