韓国のサバイバルオーディション番組を初めて見てモヤモヤした話
世の中がBoys Planet(ボイプラ)なるオーディション番組に熱狂していた中、またもや出遅れて私はこの手のオーディション番組を初回から見たことがない。そして結局波に乗れずに終わってしまう。
現在応援している&TEAMが誕生するきっかけとなった&AUDITIONだって、「何やらTXTの歌を歌うらしい。」という理由だけで途中から見始めたが、これは想定外にどんどんハマっていき、今やファンクラブまで入っている。
世間がボイプラロスに陥っている中、韓国でまた一つサバイバルオーディション番組が始まった。
オーディション番組に疎い私がなぜそれを知っていたかと言うと、先に紹介した&AUDITIONで惜しくもデビューできなかったメンバーがもう一度挑戦するという話を耳にしたからである。
それがジュンウォン君だ。
ジュンウォン君はおとなしめのキャラなのだが、踊り始めると何かが憑依したように印象がガラッと変わる。そのギャップが素敵で密かに応援していた。
オーディション中の体調不良や、ファイナル直前で怪我をしてしまい、座りながらのステージだったにも関わらず、その存在感は凄まじく、私は最終投票でジュンウォン君に1票を投じた。残念ながら日本でのデビューは叶わなかったものの、日本のみならず世界中のファンが彼のデビューを待ちわびていたに違いない。(↓座りながらのステージ映像はこちら)
そして4月から始まったオーディション番組、その名も、
少年ファンタジー
いや、名前のおセンスどうなのよ?と疑問に思ったけど、シグナルソングを見てびっくり。
なんとジュンウォン君がセンターで登場しているではないか?
このMVを見て、
「あ、この子は圧倒的センターの子だったんだな。」となぜか納得。
&AUDITIONでもPdoggさんから「ジュンウォン君がセンターに立つと、パフォーマンスでグッと目が惹きつけられる。」と言われていた。
&AUDITIONではなかなか目立たなかったけど、あのメンバーたちと練習を重ねてきた実力者だったのだ。
ジュンウォン君に今度こそデビューを!
そう思って珍しく1話から見て投票もしている。
それなのになかなかジュンウォン君は各ミッションで一位になれない。
実力、知名度はおそらく一番なのに、サバイバル番組の変なシステムのせいで実力のある練習生が軒並みランクダウンしていくのだ。
なぜか?
順位を決めるミッションにその場で投票できるのは、視聴者でもプロデューサーでもなく、その会場に観覧しにきているファンだけだからだ。(現在はプロデューサーも投票できるシステムに変更)
当然自分の推しを上位にしたいので、実力者に投票しないという事態が起こっていると思われる。プロデューサー陣の評価とも乖離が著しく、もう次から見るのをやめようかなとその時思ったくらい。これが韓国のサバイバルオーディション番組の恐ろしさなのか。
制作者側はそれで番組が盛り上がるのなら万々歳なのだろう。脚本ありきなのだろうけど、どんなに実力があって努力をしてもこんなふうに報われないのなら私だったらやる気をなくす。
これでは少年たちは夢を見られない。
ちっともファンタジーじゃない。そう思うくらい過酷なオーディションだ。
ジュンウォン君は実力がありながらもダンス部門で5位。ただし追加ポイントなしで総合2位につけてくるあたり、やっぱりファン投票がすさまじいのだろうと推測できる。
しかしこのダンス5位の結果にジュンウォン君ファンは燃え上がった。
すぐにチッケムと呼ばれる個人の動画がアップされたが、ジュンウォン君だけが桁違いで再生されているのである。
一位を取った練習生の再生回数が数千回に対し、ジュンウォンは現在40万超え。もうデビューしている人の数字だ。
絶対デビューはできると信じているけど、ジュンウォン君がもしデビューできなかったら…
許すまじMBC!(韓国の放送局です。)
というわけでサバイバルオーディション番組を初めてちゃんと見た初心者が、毎回もやもやしながらも応援している。
ジュンウォン君以外にもリーダーとして適任だな!と思う人や、絶対デビュー後にこういう人は必要だな!と思う人がたくさんいて、新しい発見がある。
ジュンウォン君は&AUDITION後も日本語を勉強していたようで、ものすごく上手になっていた。おそらく日本は最大のマーケットになるので、日本語が話せるメンバーは大事にされると思う。
早速7月に日本でイベントもあるので絶対デビューしてもう一度日本に来てほしい!(なんなら&TEAMとも絡んでほしい。)
ジュンウォン、ファイティンー!!