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キャベツ、さぁどうする?
10月の連休最終日に、ちょっと指を怪我をした。
休日だったためどこもクリニックが開いておらず、仕方なく止血をしながら遠くの救急外来まで向かったのである。
2時間くらい待たされただろうか?縫合してもらうと後がめんどくさいので、「縫わなくてもいいです。」と強く主張し、痛い消毒に耐え(ものすごいしみた)、処置をしてもらい、救急を後にしたのだった。
病院からの帰り道。
怪我をして右手が全然使えないのに、安さにつられてキャベツ半玉サイズを買ってしまった。
家に着いてから気づいた。
刻めない。
まだ完全に皮膚がくっついていないので指を曲げられない。痛い。
あんた、なんでキャベツなんか買った?
と、自問自答してみた。(A:食べたかったからと安かったから)
そこでどうやったら右手を使わずにキャベツを食べられるかを考えてみた。
①かじる
②ちぎる
③そのまま鍋にいれる
①はキャベツに直接マヨネーズなんかをつけてかじる。口に入れば自動的に千切りになる。
②キャベツを置き、一枚一枚ちぎっていく作戦。
③半玉をそのまま鍋にいれて煮る(ポトフなどで対応可能)。ただし蓋が閉まらない。
ちなみにこの間、文字を書くのも苦労した。
普段は右で書くのだが、この時だけは左も使えてよかったと思った。(ただし鏡文字になるので判読不能)
右手をほとんど使えない日が1週間。ご飯は作らないといけないため、ありとあらゆるものを駆使してなんとかキャベツを食べ切った。上記の選択肢の中では②を採用。野菜炒めを作れた。人間工夫をすればなんとかなるものである。
傷は縫合しなくても綺麗に再生してきた。
救急の後しばらくして、いつもの皮膚科の先生に診てもらったのだ。怪我の経緯を先生に詳しく説明していたら、周りにいた看護師さんたちが「ひぇー!!😱」と震え上がっていた。(それはそれで結構面白かったけど)
元外科病棟ナースとしては肉が削げるぐらいの傷ではあんまり驚かない。
そんなことよりキャベツだった。
キャベツを食べ切れたことの方が私はとても満足している。
さて、10月の記事はこれまで^_^
また11月にお会いしましょう。
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