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一度きりの人生―ゴールは地球からの脱出?
前にも書いたが、私は安定志向の強い人間ではない。どちらかというとリスクを取るタイプだ。
“You only live once.”(人生は一度きり)という言葉を意識して、毎日を過ごしている。
思い残すことなく人生を歩みたい。
そう考えると、このまま定年まで会社員として過ごす姿はもはやイメージできない。
noteを始めてから、自分の人生を考えることが多くなった。ここ数年間、些細いな出来事や辛い経験にばかり目が向き、大きな何かを見落としているような気がする。
もっと広い世界があるはずだ、と言いながらも、殻から抜け出せない自分にも苛立ちを感じる。
クリエイターとして、世界中を巡りながら何かしらの作品を創り、人々に共感してもらえたら、どれほど幸せだろうか、といつものように妄想に耽る。
ここでいうリスクとは何だろうか。
まず第1に、財政面だ。世界中を旅することは可能ではあるけど、無職だとやがて財源は尽きる。
では、クリエイターとして収益を得ながら、生きていけるかどうか、というのが2つ目のリスクだ。
クリエイターという職業は、水商売のように、受け手のニーズによって利益や自己満足度が左右される。(もちろん、誰かに共感してもらわなくても、自分を表現できればそれでよい、というnoterさんもいると思うので、全てが正しいわけではないけど…)
私が、noteに投稿する際は、駆け出しの芸人やアーティストの発想に近い。
・投稿数が減ったら、忘れられてしまうのではないか。⇒TVやラジオにでないと忘れられてしまう。
・PVやスキの数が伸びない。⇒視聴率やシングル曲の売り上げがイマイチだった。
こんなせこい考え方をしていたら、クリエイターとして成長しないな、と反省する。
それでも、自分の感性が途切れてしまったらどうなるのだろう、という不安や焦りは尽きない。
今は、ありがたいことにフォロワーさんからいただくスキやコメントが私の書く原動力になっているけれど、いつかはクリエイターとしての賞味期限を迎えることだってあるだろう。
それでも、自分の直感と感性を信じるしかない、と言い聞かせながら、世界中を旅したあとは何ができるか、考えてみる。
もう地球上には、私の好奇心を満たしてくれるものがなくなり、宇宙にでも出かけてみようか、なんて空を見上げてみた、笑。