
予備試験の短答式 学習戦略
挨拶と自己紹介
こんにちは。ジェシー(@Jessica_nao_law)です。
MNTSQというLegalTechのスタートアップで、Webエンジニアをしています🚀
東大や医学部をメインに、大学受験業界でしばらく働いていたため、学習戦略をしっかり考えるようにしています🗒
はじめに
思うところがたくさんありすぎたため、タイトルの通り、予備試験の短答学習戦略について考えたところをメモ。
未来の自分が方針を 確認する / 検討し直す 際の材料に使うのと、学習方法に悩む人の参考になることを願う。
アガルートの短答方針に疑問を持ったきっかけ
https://t.co/2TUyV3KqSp
— ジェシー@オハイオ州 (@Jessica_nao_law) July 6, 2022
これが形骸化しているっぽい点は、カウンセリングで必ず解決しようと思った😭
短答って、しょうもない人も受けて合格率20%だから、「論文の知識を‘全部’入れていて、短答も多少回したら受かる試験」って認識していたけど、そうじゃない説も有力になっちゃってるんだね…。泣
「短答の知識は、論文の知識が固まったら肉付けをするように入れよう!」というのが、工藤北斗先生の教えだと私は理解している(動画を見たら誰もが同じ理解をすると感じている)。
であるが、論文の知識を次のように入れることは、カリキュラム上も後回しになっていた。
論証集を理解しながら丸暗記する
なお、これについては否定的な意見は多数だった
重問を3周して論文の知識を固める
論文優先なら当然こうするべき
オハイオ州にいる、マネオプ勢の方々の中でも、講師から「重問を1周したら、短答を3周する」という指示を受けて、やや戸惑う人もいた。
戸惑うことは、当然と思う。私だったら死ぬ気で抵抗する。フルタイムワーカーだったり、子育てをしているような、可処分時間が少ない人がそんな簡単にこなせる分量ではない。というか、かなり余裕のある学生や、専業受験生でもない限り、†普通の人†には無理だと思う。
そこで、いろいろ考えた。
短答・論文の試験とは形式が異なりすぎるため、非効率との意見を多数いただき棄却
これは、あくまでも後半に整理して確認するためのもの
かなり強い反対意見があった
あくまでも最終手段として残す。般教に自信があってもなかなか取りづらいかも
これこそ、まずはじめに完成させるものとして工藤先生が理想とするものに近いはず
しかし、ここまで親切な予備校はまだ存在していないらしい
受験生が自分で作るのはアホ過ぎるのはいうまでもない
良いものに出会ってしまった

これだ!!!!アガルート工藤先生の教えの1つ。「予備校は、受験生のために適切に学習範囲を絞る義務がある」
これを短答の演習で実現しているのが、伊藤塾 合格セレクション だった。
問題をかなり絞っている。その絞り方も合理的だと感じる。これだけでやる価値がぐんと上がる。
アガルートは、まだ短答の問題を絞る部分まで手が伸びていないのだろうが、もう少し規模が拡大したらきっと作成されるだろう。
まず、合格セレクションを99%覚える
まずは、合格セレクションの分だけを年内にほとんど完璧に覚えて、直前期に、合格セレクションを確認し直し。その後に、全科目大量に問題を解き漁ろうと思う。
形式にも慣れているし、ある程度の範囲はかなりの精度で暗記しているため、大量の問題を素早く回すことの負荷も下がっているだろう。
伊藤塾 合格セレクション 司法試験・予備試験 短答式過去問題集 民法 第2版 (伊藤塾合格セレクション) https://t.co/lPJcp0pHlz #Amazon
— ジェシー@オハイオ州 (@Jessica_nao_law) July 8, 2022
え!?!?696ページってよ!?!?短答はもうこっちが良くない!?🤣
北斗先生も、「出るところに絞るのは予備校の役割」って言ってたから……🥹
伊藤塾 合格セレクションの使い方
① 物理的な本を買う
700ページあるため、2つや3つに千切って、テープで止め直しをした方がよさそう。
② Kindle版を購入し、Ankiアプリに登録
Ankiアプリに登録するにも、自炊の手間が省ける。
個人の私的利用の範囲のため、スクリーンショットを撮影し、Ankiアプリにせっせと登録すると良い。これなら画質も紙を通さないのできれいにできる。
プログラミング(と画像認識技術)を用いて、ガッと行うこともできる。リプライに、自動化する方法のヒントも書いているため、参考にされたい。
【自炊した短答問題集の、Anki化の仕方】
— ジェシー@オハイオ州 (@Jessica_nao_law) July 7, 2022
1. 問題集のPDFを開く
2. Ankiの「追加」ページを開く
3. (画像1枚目)チェック欄で問題ページと判断し、①に貼り付ける
4. PDFのページ繰りながら、次のチェック欄を探す
5. チェック欄が
無→ ②に画像を貼り付ける
有→ ③を押して、3. に戻る pic.twitter.com/covcJ5YGTH
Kindle 版は物理本の半額程度で買えるという点も、かなり嬉しい。
いや、取り組むものは絞るべきでは?
上にも回答を用意したつもりであるが、それでも、読む人によっては次の疑問を持つかもしれない。
「アガルートの問題集があるのに、なぜわざわざ合格セレクションを挟むのか。取り組むものは、必要十分量にすべきだ」
この主張を自信をもってできる人は、とてもステキだと思う。
ただ、「あなたは」この量の短答問題集を何周も回せますか?
民法だけでこれである。「私は」、初手には絶対にやりたくない!!!!!

私は、まず合格セレクションを死ぬほど回す。選択肢の吟味もやり切るし、正答率は99%を超す。
その状態で大量の問題に当たった方が、絶対に効率的だと感じる。
記憶が定着するまでは、かなりの頻度でその問題に触れる必要がある。
いきなり上の5冊を回そうとしても、何も残らないのではないか。
結局は好み
圧倒的な勉強量だったり、圧倒的な集中力を発揮することで、一般には非効率なやり方でも大成功する人はいる。
そのような強者に倣うか、「自分にはこのくらいのやり方がいいかな」と割り切るかは、各人がよく考えて選択するものだ。
いずれにせよ、自分にとってのベストな方法で、懸命に努力して、合格を掴み取りましょう🚀🔥✨
いいなと思ったら応援しよう!
