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旅のおもいで ハンガリー編

こんばんは。最近ぐっと冷え込むようなり、年末もすぐそこですね。
皆さんはいかがお過ごしでしょうか。私は元気に過ごしていますが、寒くなるとちょっと感傷的な気分になったり、過去に思いを馳せることが多くなります。素敵な思い出や当時の気持ちを覚えているうちに残したいので、今回は過去に訪れた国の思い出について書きたいと思います。

私の海外来訪歴は以下の通りです。

2012年:オーストラリア
2014年:ハンガリー、オーストリア
2016年:アメリカ、カナダ
2019年:イタリア、オーストラリア
2023年:イギリス(イングランド、スコットランド)
2024年:ドイツ、オーストリア
2025年:オーストラリア(予定)

今回は10年遡ってハンガリー旅のお話をしたいと思います。
旅の目的は、ハンガリー人の友達との再会。海外旅行自体は過去に一度経験していましたが、一人での海外旅行は初めてでした。友達に会いたい気持ちが大きすぎて、怖さや不安は一切感じておらず、ただただワクワクしていたことを十年経った今でも覚えています。自分で言うのもなんですけど、度胸はあるかなと思います。笑

日本から首都であるブダペストまでは直行便が無いため、イスタンブールで乗り換えをしました。飛行機の乗り換えは初めてだったので、若干挙動不審になりましたが、成田イスタンブール便でお隣の席だったウクライナ人のにこやかな紳士が助けてくれ、無事乗り換え成功し、トランジットの時間でWifi接続して家族に無事を伝えることもできました。飛行機乗り換えや荷物検査は今でも緊張感があるんですよね。

ウクライナ人の彼は石油系の会社に勤めていて、日本を含む海外によく出張に行くとのこと。彼が子供のために買ったリラックマのぬいぐるみを持っていたので、リラックマの意味(Relax+kuma)について教えたところ、喜んでくれました。一人旅の醍醐味は、こういった一期一会の出会いがあることだなと思います。

滞在中は友人と友人のご両親がブダペスト内の観光名所を案内してくれました。最高の経験になるように計画を立ててくれた友人家族には本当に感謝しています。至れり尽くせりすぎたのでいつか恩返しがしたいです。

最も印象的だったのが、国会議事堂。まるで宮殿の様な建物に圧倒されました。10年前のiPhoneで撮影したので画質がいまいちですが、荘厳な雰囲気が伝わると思います。特に夜の風景が素晴らしく、うっとりしてしまいました。

昼間の国会議事堂
広間の天井
ドナウ川に浮かぶように見える国会議事堂
水面に映る光がとっても綺麗。

ブダペストという都市は、実はブダ地区とペスト地区という2つの地域が統合されてできた都市です。
ドナウ川がこの都市を分けており、川の西側がブダ地区、東側がペスト地区です。ブダは丘陵地で歴史的な要塞や王宮が多くペストは平地に広がる商業・文化の中心地として機能しています。

ペスト地区で楽しかった場所が有名な中央市場。ハンガリーの新鮮な食材が手に入ります。屋台お土産屋さんも多くあるので観光におすすめです。お土産にはパプリカパウダーや、料理で使う木製のヘラ、フォアグラの缶詰、キャンドルホルダーを買いました。

そうそう、"パプリカ"は実はハンガリー語であることをご存じでしたか?パプリカパウダーはハンガリー料理ではよくつかわれる香辛料です。甘口と辛口があり、スープ料理などに使用されます。

友人母が作ってくれたグラーシュ
心温まる味
日本でなかなかお目にかかれない、サラミの吊るし売り!最高です。
屋根があるので雨の日もOK
名前を忘れてしまいましたが、ご覧の通り巨大な揚げパン。ガーリック味で美味しかったです。
Plum Dumplingというお菓子
1/2個でちょうどいい

観光名所巡り以外にも友人宅で過ごす時間はとても幸せで温かい時間でした。

そんな温かい時間を過ごして日本に帰国するとなんと東京は何年振りかの大雪!車は出せないけれど、荷物が多いからと電車で成田まで迎えにきてくれた父にも感謝です。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。思い出が込み上げてきて、いつのまにか2000字くらい書いてました。

ハンガリーは、ヨーロッパの中でもどこか控えめな魅力を秘めた国かもしれません。ですが、旅するほどにその美しい街並み、温かな人々、そして独特の文化に多くの方が魅了されるはずです。もし次の旅行先を迷っているなら、ハンガリーはいかがでしょうか?忘れられない経験ができるはずですよ。

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