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【呼吸のワーク日記】(2024.11.3)

 午前中の山内ちえこさんのトークセッションから場所を移しての呼吸のワーク。

 トークセッションの余韻が残り、また先日、上高地に行って感じたことのあれこれなどを話しながら体を動かす。

 体の使い方などを話しながら、右腕の脱力。右半身が力が抜けた状態から呼吸を感じるとそこから声が出そうな気がした。

 頭の中に先日歩いた上高地の林の中の光景が浮かび、このように出てくる声はきっと地や植物、動物、そこに在るすべてのものと響き合うものなのだよなと感じ、午前中の山内ちえこさんのトークセッションの中で聞いた「声」という音が体の中とつながるものということにも繋がっていく。

 「声」「音」「体の中とのつながり」については、自分でも考えているところがあり、私自身のテーマとしては何かもう少しのステップを踏まないと自分の中にしっかりと確信が掴めない感じのある部分なのだが、その何かが見えかけたかもという瞬間があった。(まだはっきり言語化できないのがもどかしいのだけど。)

 声を出してみると何かカラカラ引っかかるものがある。そのうちに私には珍しく少し咳が出たりもしたので、その辺りを中心に自分の体とじっくり対話する。

 自分のペースで自分がやりたいように。その間、先生は口を挟むことも誘導することもなくただ見守っていてくれる。

 気がつくと30分近くが経っていたらしい。そのあと出てきた第一声が「輝いていた」とのこと。

 喉の違和感は全くなくなったわけではないが、それをそのまま受け入れられるようになり、声が軽やかに明るくなっているのを自分でも感じる。

 最後に少しだけ「抵抗」をかけながら息を流していくと背骨や胸骨がしっかりと立ち上がっていくのがわかる。

 これが自分のエネルギー。私の体の中に確かに在るエネルギーの存在を感じ取って今日のワークを終了。

 今日、山内ちえこさんのトークセッションと日程が被り、場所も本当にすぐ近くだったのは、きっと何かのご縁だったのだろう。

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