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【呼吸のワーク日記】(2025.1.12)
新年の初ワーク。
この頃お気に入りの和室の会場で年末年始の話などもしながら体を動かす。
私自身は9連休の後、先週は仕事が忙しく、知らず知らずのうちに首や肩の周りが凝り固まっていたようで、それが取れるとそのあたりがすごく軽くなり、息がしやすくなった気がした。
いつもはアクティブに動く右側を左側が土台としてあまり動かずに支えている体が、左の肩まわりを少し動かすと左がアクティブに動き始めた。
左腕の中に声が響いているようで、その声を喉が外に向かって出しているような感覚さえもあった。
今日は左の動きを右が脱力することで支えているみたいですねと先生に言われるまで、左腕のアクティブさだけに注目していた意識が右腕にも向かう。
左腕が右腕に「ありがとう」というのが聞こえた。
いろいろな動きの中で、動かしている部分だけが動いているのではなく、体全体がその動きをサポートするために必要なことを自然にやっているということにいろいろと気づいた。
そのサポートは多くが緩めること、脱力することで動きを支えている。
脱力するとはだらけることではなくて、逆に力を最大限に発揮させるために力を溜め込むための土台になったり、動きの大きさを支えるための錘になったりする。
それを理屈に合わせて整えるのではなく、体は自然にやっている。「未来のために何かを目指してやるのではなく、体は今この時に既にやっている」
それが自然なこととして少しだけできるようになっているのかな。
新しい年は自分の内側も周りの環境もいろいろ動く年になりそうだ。それをその時の今の体の自分はどのように受け止めて生きていくのだろうか。そんなことを考えた新年初ワーク。
今年もよろしくお願いいたします。
※サムネイルはお正月に行って心惹かれたお寺内の木。ワークとは関係ないのですが、今日は写真を撮れなかったので、過去のライブラリーを見ていたらなんとなくこれがいいかなと思ったので載せてみました。