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写真の中の笑顔を偲んで
(ちょっと縁起の悪い話題で申し訳ありません。お嫌な方はスルーしてください。)
仕事から帰ったら、年賀欠礼のハガキが来ていました。
仕事の同期で年齢も同じ、まだ女性の同期は少ない時代、頻繁に連絡し合うということではなかったけれど、年賀状は毎年出し合い、よく「今度ランチに行こうね」と話し合う仲だった友だちの旦那様から。
今年の2月に亡くなった直後にご連絡はいただいていたのだけど、改めていただいた葉書には、年賀欠礼の文章の間に少し小柄で丸顔の可愛らしい笑顔の彼女の写真が3枚添えられていました。
年賀欠礼の葉書には近況報告などは書かないというのがマナーだそうですが、写真の中の笑顔には生前の彼女の可愛らしさが溢れていて、そうそう、こんな表情で笑っていたよなあと思い起こしながら、その彼女が早すぎる年齢で病気でこの世を去ってしまったことへの悲しさも改めて込み上げてきました。
彼女が1人で写っていた写真だったので、旦那様が撮られた写真だと思います。2人の間の愛情と信頼が伝わってきましたし、その写真を葉書に添えてくださった旦那様の愛と悲しみもまた伝わってきました。
もちろん、天寿というにはあまりにも早すぎる年齢でいろいろなことが心残りだったと思います。
でも今は星になって、みんなを見守ってくれているのかな。
ちょっと用事で外に出たら、満天の星空とは言えないけれど、空にお星様がたくさん出ていました。その中のどこかで見守ってくれているような気がしました。