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日傘は折りたたみも(いや、折りたたみが?)いいかも

 日傘なんて持ったら必ず置き忘れる、手が塞がるのがいや、という理屈をつけて、帽子派(それも脱いで置き場所に困ったり、忘れたりするので、日常的に被る習慣はあまりない)だったのですが、昨年、夏の京都であまりにも暑く、帽子を買おうと入ったお店で気まぐれで日傘を買いました。

 雨傘は折りたたみが苦手で、その感覚で長い日傘を選びました。(と言っても雨傘よりはずっと短いのですが)

 折りたたみの雨傘は使った後の扱いが大変。バスや電車に乗ると、手でしっかり押さえていないと傘の面が折りたたまれてしまうし、手すりにかけたりもしにくい。

 不器用な私は使い終わった後に畳むのがきれいにできず自己嫌悪。

 何よりも男物の大判の長傘の雨を避けてくれる範囲の大きさに慣れると折りたたみ傘は小さくて、差していても腕や鞄が濡れてしまうのが気になる。

 だから雨傘は絶対長い傘で、折りたたみはほとんど使わず、持ち歩く習慣もありません。

 日傘はそれ自体あまり使う習慣がなく、ずっと家の傘立てに置いたままだったのですが、先日、美術館に行く時に日差しが強く、たまには使ってみようかなと思い立ち、持っていきました。

 美術館に入る時、こんな晴天の日に傘立てに置いたら絶対に忘れると思い、コインロッカーにカバンと一緒に入れられないかとロッカー室を見渡しましたが、通常のコインロッカーには少しの差ですが入りませんでした。

 仕方なく玄関前の鍵付きの傘立てにかけて、案の定、すっかり忘れて、清澄白河と新橋の間を往復する羽目になったのは先日投稿したとおりです。

 先日も仕事に行く時、あまりに日差しが強かったのでその日傘を持って行ったのですが、仕事から帰るのは夕方。さすがに日傘を差すほどの強い日差しではなくなってきていて、傘を手に持っているのも何となくそぐわない感じです。

 この夏は暑くて、仕事場への道で真っ直ぐ朝日に向かって歩くようになる道があるので、日傘があれば出番は多そうなのですが、帰りは使わなくなるしなあと考えながら、ふと気づきました。

 雨傘の折りたたみが苦手なのは雨に濡れたままの傘の持ち方や扱いに困るから。でも日傘は使わないときはすぐに畳んで、鞄にしまって大丈夫なのだ。

 きれいに畳む暇がなかったらとりあえず袋にでも入れて鞄の中にしまっておけばいい。仕事の時も、仕事場に着いたらとりあえずざっと畳んで鞄に入れておけば忘れないし、夕方の帰路もそのまま帰ればいい。

 そう、日傘は雨に濡れていないんだ....って今ごろ気づく私。

 だったら日傘は折りたたみでも、いや折りたたみがいいのでは?

 この頃は遮熱性も良い日傘がいろいろあるようなので、折りたたみのちゃんとした日傘を買おうかなあと思う酷暑の夏の始まりでした。

イラストはみんなのフォトギャラリーからメイプル楓さんのイラストを使わせていただきました。タイトルがそのまんまでした。ありがとうございます。





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