自分の体や呼吸を信頼し切ること〜【呼吸のワーク日記】(2024.5.12)
SNSから興味を持っていただいた方とご一緒する2回目のオンラインワーク。
この呼吸のワークに関しての経験年数は確かに違うのだけれど、その方が自分の感じることを臆さずに行動に移してくださったり、言葉にしてくださったことで、私も「初めて聞いた」という先生のお話を引き出してくださったり、これまで感じていたことについてもより深い発見に繋がった。
そこで改めて痛感したことが、自分の体は自分が思うより先に今の自分に必要なことをやってくれている、そのことをに心から信頼することが大事だということ。
呼吸が浅いとか止めてしまっている=悪い状態だからダメというのではなくて、その人の「今」にとって必要な状態だと体が判断して、生存を脅かさない範囲で呼吸を最小限にして、他のところにエネルギーを振り向けている時もあること。
頭で考えるより前に体はそうやって調整してくれている。
もちろん、そういう状態で無理を続ければ体にダメージを受けてしまうこともあるし、それ以前に頑張っても「今」に必要な状態まで持っていけないこともあるだろう。
それでも、そうやって私の日々の活動、もっと言えば「私が今ここで生きていることを支えてくれている自分の体や呼吸を心から信頼する」ことが大事だなあと思った。
そこから、そのことが「自分の体をそのまま受け入れる」ことにも繋がる。
ただし、それは自己卑下を正当化するための言い訳や、「こんな私なのだから仕方がない」といった負け惜しみではない、心から納得できるものであることが大事なのではないかという思いにも繋がった。
足首を触ったら足先が活性化して、足の指がピアノを弾くみたいに動きたがって、そのエネルギーが口蓋のところで歯が動くみたいな感じがする...などという他人が聞いたらびっくりするような感想から、こめかみのあたりから蝶形骨の歪みを補正するとか、聞きようによってはイメージだけで科学的な根拠がないなどと言われてしまうようなことも声は如実に変わってくるという形で体は答えをくれている。
小さな動きで自分の体はどんな感じを受けているのかをじっくり味わうこと。それを自分とは違う他者とともにやってみることの意味を改めて確認した充実した時間。
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