2024/09/28 枝垂れの森
今年何を話すにしても無視できないテーマ、就職活動。それが佳境を迎えつつある。
……と書いてから「佳境」の言葉の意味を調べたら「小説や話などの興味深い・面白い場面」と出てきた。別に面白くは無いから誤用だったな……。正しくは山場を迎えつつある、ですね多分。
第一志望群と第二志望群が明確に分かれてきて、第一志望群については早期選考などの対策を始めた。面接で聞かれた内容とかを調べたり、会社について詳細に調べたり。可能な限り、このタイミングで第一志望群の企業から内定をいただき、来年は研究に集中したい。そうでなくても「食いっぱぐれない」という安心感は、その後の心の余裕にもつながる。
ここまでしたんだから内定くださいよ!というのがみんな思ってることなんだろうけど、ということは多分まだ準備が足りない。私はこういう時、「ここまでしてダメならまぁ無理か」と思えるくらいまで準備をすれば後悔しないタイプ。「ダメなの?!」じゃ準備不足で、「ダメですか、分かりました」なら初めて準備に不足は無かったと言える。
ほとんど無意味な準備すら行って、それでもダメなら諦められる、という局面まで準備をするから、ここまで生き延びてきたんだ。周到さだけが私の取り柄なんだから、頑張らなきゃ。
世界樹IIのやり込みもあと少し
世界樹の迷宮II HDを、付かず離れず……というか辞めたり戻ったりしてまだ遊んでいる。
氷嵐の支配者が強すぎて勝てなくて「や〜めた」と一時期離れていた。けど「よく考えたらこうしたら良いのでは?」と戦略を思いつき、実行したら割にアッサリ勝てた。
そこから楽しくなって、一気に幼子を除く裏ボスを全部攻略してしまった。やっぱりRPGゲームでここまで楽しいと思えるものが無いなぁ。どうか世界樹チームには続編を作ってもらいたい。ギミックとか考えるの難しいだろうけど。
大きなやり残しといえば、幼子とディノゲーター討伐。どちらも全裸カウンターなる必勝法の存在は知っているけど、それを使っちゃつまらない。とはいえ他に打つ手無しな気がしている。
毎回世界樹の最後の2体ぐらいは、正攻法での勝ち方がてんで思いつかない。徹底してメタを張れば勝てるんだろうか?裏技みたいな攻略は出回ってくるけど、ボロボロになって辛勝!みたいな、私の1番好きな勝ち方をしてる人を見かけない。
さすがに時間も惜しいから、そこまでしたくは無いんだけどな。本当に楽しいゲームなんだけど、裏ボスの強さは世界樹IVの弱体蟲ぐらいにできる救済が欲しいかな……。
とりあえず難易度をPICNICにしてみたら、ものすごーく弱かった。これはNORMALでも勝てそう。この辺りで幼子の行動パターンと、対策を練るのが良さそう。
IとIIIの6層ボスも、とりあえず倒してみても良かったかな。何となく「一応自分の手で全部見た」感覚にはなれるし。
ちなみに今回のサムネイルが季節外れの桜なのは、ハイラガードの世界樹、第4階層が桜の迷宮だからです。大体就活がそれぐらいの進行度合いだから、それに準えて。
私を待っている楽しみをおさらい
というわけで、友達と会う機会が極端に少なくなった今年は、月1回程度大きめの楽しみを配置しておくようにしている。なんたって長期戦ばっかりだからね。
今、私を待っている楽しみはこんな感じ。
こういう楽しみがあると、それを全力で享受したくてやることを何が何でも終わらせておきたくなる。楽しんでる間に「あぁ、終わったらこれやらないとな…」とか思うの絶対嫌だもん。邪魔だすっこんでろ。
楽しみ達は希望でもあり、〆切でもある。私は楽しむ権利を得るために努力する。いわば現在の私にバフがかかって、普段の怠け者の私が猛スピードでやることを終わらせていく。なんかそれはRPGみたいで楽しいんだよね。
そうして頑張って得た果実は、全部独り占めできる。それがまた素晴らしい。私はこういうのが多いね。自分1人で初めて、基本1人で走って、勝てば全てを得て、負ければ全てを失う。なんてギャンブル。この人生こそが何よりもギャンブルって、あながち間違ってない気もする。
待ってて楽しみ達!最高の状態で会いにいくからね!
統計1級の進捗
楽しみ達に会うためには、就活以外にも統計検定を頑張らないといけない。
統計1級は思っていたよりも歯が立ちそうで立たない。世界樹の話で言った、ボロボロになって辛勝!みたいな、私の1番好きな勝ち方を狙うしか無いくらいの難易度。
過去問演習では毎回答案が真っ赤になる。2度、3度解いても赤入れが中々なくならない。
院試の時もそうだったけど、ちょっと絶望的な絵面。ただ解説の中身を読むと案外「あ〜そっかそういうことか」となる。その「そういうこと」をこれからいくつ消化できるのかにかかっているのだから大変なんだけど。
なんとなく1級まで頑張ればやり切った感じがあるよね。もう有り金を叩いて申し込んでしまったから、退路は断たれたし、とりあえずやり切ってしまおう。
最後のご褒美
さっき書いた「私を待っている楽しみ達」の中には書かなかったけど、もう1つ楽しみがやってきた。秋が始まる前に最後のご褒美ディナー。KさんとYさんと一緒に、ちょっとした複合商業施設に出向いて夕食に行った。
どうしても面倒くさいインターンシップがあって、それの呑み会を断る口実が欲しかった。その時に後味の悪さを感じたくなかったから、すごく日時を限定して呼んだ。応えてくれたのは本当にありがたい。
インターンが終わったら爆速で切り上げて駅に急ぐ。4000円払ってあまり好きじゃない人たちと呑み会に行くのと、3000円で好きな人たちと夕食に行くのなら間違いなく後者。それまで脚に付いていた錘が外れたかの如き軽い足取り。いそいそと電車に乗り込んだ。
集合時間の15分前に着くのは、もはや私のお約束。どんなお店があるかを眺めていた。とりあえずアテをつけた上で椅子を見つけてボーッとする。とりあえず今は何も考えたくない……。
先にやってきたのはK。さすがの勤勉さ。今は1日2食でやっているらしい。公認会計士試験……恐ろしや…。
話題を食い潰さないように話していたら、Yもバイクで到着。こういう時バイクがあるって便利だよね。全然よかったのに、30分の遅刻を嫌がって研究室の作業を切り上げて合流したらしい。
一通り (本当に全部見た) 品定めをして健康に良さそうな定食屋さんへ。美味しい野菜が上品に調理されていた(?) こんないいご飯は久々にいただいた。
Yは薬剤師としての試験に合格し、あとは卒論を残すのみなんだとか。上手く就職して、そつなく卒業できればゲームクリア。言うのは簡単なんだけどね。
とある外資系の製薬会社のインターンの面接で、TOEICの話しか聞かれなかったという話をしてくれた。もっと色々準備したけど、終始TOEICのことをほめられたんだとか。ここにいる3人は全員900点を超えていて、忘れがちだけど結構すごいこと。ただ、そこだけ褒められても、それはそれで不安になるよね。
Kは相変わらず公認会計士の勉強を続けているらしい。模試の結果が芳しくなかったようで、今は家と予備校を往復してひたすら勉強に励んでいる。朝30分のカラオケが唯一の息抜きの時間だそうな。
朝食もほぼ牛丼しか食べていないらしい。家の近くの松屋と吉野家からランダムに選んでいるとか。健康に良さそうなお店にしてよかったね。
罪悪感のない食事をした後、バーガーキングに行った。野菜を食べたら何をしてもいいと思ってそう。私は初めてだったんだけど、ハンバーガーの大きさにビックリした。上品を装って控えめに食べてなかったら、あそこでお腹がはち切れて死んでいたかも。
そこではKがオニオンリングを奢ってくれた。なんでも私の就活が成功した暁には倍にして返してもらう算段だと。借りを返すために頑張らないとね。
他には旅行の話が出た。Yの発案。私もこのメンバーで旅行に行きたい。そういえば白谷雲水峡に行きたいという話をすると、みんな結構乗り気。
Kはかねてより自然の中に行きたいという願望があるらしかった。登山でもなんでもいいんだとか。分かるよ……。都会で1人、頑張っているとそんな気分になってくるよね。
Yはゆったりした旅にしたいとのこと。それじゃあ自然の中を歩くのは気持ち的にはゆったりできそう。あくまで初心者用のコースなら、だけど。
行くならお金を稼がないとね〜という話でお開きになった。現状私が最もお金を持っていない。実質的な貯金は0。時間もないし、体力的にもキツイ。おまけに健康状態にも問題があるときた (先日入った単発で腰を破壊してしまった)。年末にまた稼がないとな。ユニゾンのFC代もあるし。
なんだかんだでそれぞれ頑張っている、ということを知れてよかった。めいめいに見えないところで、私にはできないことを成し遂げようとしている。それはとても励みになる。
大学院生活も、もう1/4が終わった。楽しみを両手で抱えながら、着実に進んでいけたらいいな。