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2023/04/19 挑むべき時に挑まなきゃ!

 「君は学者肌だから大学院においで!」とか言われて喜んだのはいつだったか。確か大学2年の冬の飲み会だったっけ。
 よく考えたら、会って1年でしかも週に1回大学でしか会っていない人が、私を正確に判断できる可能性は低いというのが妥当な推論だろう。それでも教授に言われたとあって、舞い上がってそのまま大事にしまっていた。嬉しかったから。そして就活で心を折られた時にそれに縋ったんだった。

 そして今。人生最大の失敗はこれだったのではと思う。諦めずにそのまま就職を目指していれば。あるいは公務員試験の対策を始めておけば。
 まだ終わったわけでは無いけど、就活以上に勝ち筋の無い戦いがあると思っていなかった。残された時間は2ヶ月しかない。その間に日本中の優秀な学生を相手に生き残るだけのものを作らなければいけない。
 不可能に近い。なぜなら、研究テーマが見つからないから。

 ほとんどの人は「やりたいこと」がそのまま研究テーマになるらしい。就活の志望動機みたいなもの。でも私はハッキリ言って「雌伏の時」が欲しくて大学院を希望しているので、テーマなんて何でも良い。なんなら研究で結果が出なくても、評価されなくても良い。勉強する時間が貰えることが最終ゴールなのである。
 教授と壁打ちをしていても「何をやりたいのかがぼんやりしてる」と言われる。そりゃそうだ。無理矢理テキトーに喋ってるわけだから。

 今まで人間関係以外に問題を抱えたことなんてなかった。これが初めての大きな挫折になるかもしれない。死にもの狂いで頑張りたいな。

 自分で選んだんじゃないか。もう戻れないんだから、やるかやられるかなんだから。勝ち残るしかないだろ。挑むべき時に挑まなきゃ!そしてそれは今なんだろ!

Ninth Peel !!!

 ユニゾンの新しいアルバムが1週間前に届いた。結論から言うとメチャクチャ良い。どの曲も好き。「しっくりこないなぁ」というものが1つも無かった。さすが。
 特に好きなのは「Numbness like a ginger」。私にしては珍しく (もう珍しくもない?) 大人しめでしっとりしてる曲。全編通して優しくて、そうユニゾンってそういうバンドだったよなと思う。私の好きな曲は基本的に「ただそこにあるだけの曲」だけど、ユニゾンだけはそうじゃなくて「側で寄り添ってはくれる曲」。荒っぽい言葉でも、優しいメロディーでも。

熟れすぎた果実のように 潜りすぎた地下室のように
引き返せなくなったみたいだ これはなんて言う味

Numbness like a ginger / UNISON SQUARE GARDEN

 私も今まさに引き返せなくなったことに泣きそうになっていた。多分塩味だと思う。目の前は本当に真っ暗で、手探りで進むことすら怖い。進むしかないんだけど、その先に出口があるかどうかもわからない。

傷跡のままかもしれない 宝物になるかもしれない
いつかのどこかでたまに振り返るね

Numbness like a ginger / UNISON SQUARE GARDEN

 真っ暗な先に出口があるかはわからない。でも、人生最大の失敗とか言っちゃったけど、それこそ後から「この道で良かったなぁ」と思えるかもしれない。もちろんそうじゃなくて、失敗としてあるのかもしれない。分からないけど、とりあえずできることをやろう。ちょっと前向きになれたかも。自然に前を向けるからやっぱり、ユニゾンは偉大。

 他にも好きな曲はたくさん。というか全曲好き。例えば同じブルーロックのOPに使われた「カオスが極まる」とか。

 しばらく聴かない間にめっちゃ良い曲作ってんじゃん!最高かよ。ユニゾンのアグレッシブな曲は演奏技術もさることながら、ワードセンスが光る。

気味が悪いほど 恍惚の泥沼だ 助けないで

カオスが極まる / UNISON SQUARE GARDEN

画すべき一線を超えろ

カオスが極まる / UNISON SQUARE GARDEN

 ブルーロックをそんなにちゃんと観たことは無いけど、世界観をしっかり掴んで提供されてる。そんな気がする。

 特にライブで聴きたいのは「フレーズボトル・バイバイ」。『一聴じゃ分からないなら 再来年頃にすれ違うとしよう』というのがお気に入り。タイミングが悪かったならまた今度みたいな。そして最後に『忘れられない今日になった!』というフレーズがあるんだが、こんなのライブで聞いたら卒倒しそう。楽しみすぎる。

 ここで書きまくるとユニゾンで1日終わっちゃうのでこの辺で止めておこう。とにかくライブが待ち遠しい。City Peel Tシャツとラバーバンドは買えたけど、カーディガンは売り切れていた。会場物販で手に入れる他ないな。


科目の色ってありますか?

 なんとなく国語って赤いイメージがある。数学は青。英語はピンクとか。社会は黄色だけど地理は緑。歴史は後で公民はオレンジ。理科は緑で、物理はオレンジ、化学は青、生物は緑で地学は紫とか?
 教科書とかから来るイメージなのかなと思う。少し前に母親と話した時、多少のズレはあったけど概ね一致していた。寒色と暖色で分けるとほぼ同じ。

 これは思いついただけなのでここから詳細な議論に発展させたり踏み込んだりするつもりは無いんだけど、なんとなく文科系は暖色、理科系は寒色のイメージがある。もちろん「概して」という話。
 藪を突くのは怖いけど、なんとなく文系に女性が多く、理科系に男性が多いこと、つまりジェンダーバイアスが交絡しているのかなと思った。「理数系は男子の方が強い」みたいな面倒な風潮は実はまだ結構あったりする。特に男子側からは見えづらいと思うけど、確実に存在している。そういう部分が「科目の色」に影響しているのかなと。

 実際に教科書や参考書の表紙の色を調査するとこれに沿うかもしれないし、そうでなければ私の中でバイアスが存在している可能性が示唆される。自分の中でのバイアス、特に小さい頃から根を下ろしてる類のものはこういう時にしか気付けないから、他の人にも聞いてみたいな。なんとなく科目の色ってありませんか?

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