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2021/08/28
最近は統計学の勉強がとてもはかどる。
恐らくは周囲に「努力している友人」が出現したから。
私は周囲の人の影響を非常に受けやすい。(それがたとえインフルエンサーのように、私の友人でなくても。私の生活の一部を構成していれば、それなりに強く影響を受ける。)
こういう正の影響は大歓迎だ。
どうせ9月に入れば、ここに講師資格試験対策とFP2級が入ってくる。
ゼミの宿題だって、そろそろ何かしら構想を練っておかなければ間に合わなくなる。
そして9月が終われば授業再開だ。
モチベーションがあるうちに、走れるだけ走ってしまおう。
今日は2変数の期待値と分散、標本サイズの導出について復習した。
標本サイズのほうは、以前腑に落ちた説明がまたしてもよくわからない。
「誤差x%以下」と「誤差x%以内」の違い。
「2がいるのはどっちだっけ......?」と毎回悩んでしまう。
もういっそ覚えてしまった方が早いかもなあ。
キチンと理解した結果頭に残っているのがもちろん理想的ではあるのだけれど、四の五の言わずに丸暗記して、後から理解が追い付くというのも個人的にはすごくアリだと思う。
今の自分にできないことは、頑張ってもできないのだから。
縛りプレイでもない限り、ダンジョンの中でレベル上げをする必要は無くて、草原とかで弱い敵を倒して普通のRPGは成長していく。
ダンジョンの敵を倒せるようになったら、改めて入っていけばいいわけだ。
勉強に疲れ、自室からリビングへ移動した。
母親は買い物。
妹と弟はスマートフォンに夢中だった。
そこにはあまりにも異様な静けさがあった。
その気味の悪い雰囲気に耐えかねて、私は先日買ったエッセイに泣きついた。
「世界は救えないけど豚の角煮は作れる」
前から気になっていて、本屋でたまたま見つけて買った。
著者のにゃんたこさんについては全く存じ上げない。
けれど、どうせひととなりや日常について綴ってあるエッセイという読み物を読むのだから、知らなくても困らないと思い、今でも何も調べていない。
話が少し逸れた。
エッセイの方はまだ少ししか読んでないけど面白い。
一つ一つが短くて、2ページと少しで簡潔する節もしばしば。
そのためテンポが良くて読みやすい。
にゃんたこさんは、相当に尖った個性をお持ちの方なんだろうなという印象。
これから読み進めていくのがとても楽しみ。
バイトから帰って夕飯をむさぼっていた。
世界一受けたい授業。
所ジョージさんが映っていた。
待ち時間に抽選イベントを行うことを提案したり、ホワイトスポッテッドガーデンイールという長い名前の無名なアナゴに光を当てる案を考えたり。
「仕掛学」に近いことをやっていた。
自分にとっての面白いを徹底的に求めているんだろうな。
人生を楽しみまくっているおじさん、という印象を持った。
そのおじさんが、こんなことを言っていた。
「自分はよくできるやつだと思うから悩むんだよ。『どうせできない』からスタートしたらいいじゃない。」
多少の記憶違いはあるかもしれないが、大体こんな感じだった。
私は「そうだよね~。」と思うと同時に「それはできない。」とも感じた。
私には自信が必要だ。
「自分にならできる」が必要だ、たとえその結果悩むとしても。
私はある程度「できるかもしれない」という可能性がないと、行動は起こせない。
例えば「半年以内に2億円稼ぐ」とかは「どうせできない」と思うし「それでもいいからやってみよう!」とは思わない。
けれど「日記を書き続ける」は「できるかも?」と思うからやっている。
私の場合、他の行動もそうなんじゃないかな。
多分私は直観的に言って60%以上の勝算がないと行動しない。
これもう相当頑張らないと、人が変わってしまうぐらい頑張らないと、変えられないと今は思う。
でもそれが可能性を狭めてしまうとは思わない。
1つのことを極めていけば、必ず違う景色が見えてくると私は信じている。
「どうせできない」は今現在はほとんど「できない」だけど、何か自分の「できる」を極めていくその過程で、あるいは極めた結果、「できる」に変わることがあるはずだ。
私は受験をそうやって攻略した。
英語を誰にも負けないくらいに極めることで、自信もついたし、他教科も補強していくことができた。
二次試験直前には、数学が「何とか凌ぐ科目」から「高得点が狙える科目」に変わった。
他にも、人間関係だってそうだ。
波長の似た人たちと繋がることで、正反対にいる人とも繋がることができた。
もちろん「できないかもな」と思いながら自発的にチャレンジすることはある。
思い切って、少しオラついているバイト先の男性講師に声をかけてみたり。
「どうせできない」と思っていてもやらなければならないことはやる。
ほとんどついていけなかった大学の講義の期末レポートを書くことだったり。
けれど、私は「できる」を積み重ねていくことで成長していく。
そういう人間なんだろうな。
草原で徹底的にレベルアップしてから、あるいははぐれメタルをたくさん倒してから洞窟の深部に潜っていく、人生をそういうプレイスタイルで攻略している。
所さんの生き方、考え方は素晴らしいと思う。
けれど、私にはちょっと真似できない。
少なくとも今は。
けれどいつか超えられない壁にぶつかった時に、私に道を示してくれるかもしれないから、書き残しておこう。
明日は日曜日。
何も予定がない。
エッセイ読んで、統計学勉強して、9月のおおまかな予定を組み立てよう。