
【早期退職のこと。#06】Mac vs Windows
広告やWeb企画の打ち合わせなんかで代理店のクリエイティブ担当の方が時々、「あーしまった、Macの出力端子持ってくるの忘れたなー」とか言って、シールやらステッカーやらベタベタ貼った「俺の」MacBook(長年メンテして使ってる相棒なんっすよ、的な)をクルッと回転させて「んじゃ、直接画面を見てもらって…」なんてことがしょっちゅうありました(あなたですよ、Sさん。面白いから好きだけど)。
世の事務方はまずWindows PCを使っているはず。仕事でMacを使うとは、
「オレ(ワタシ)、クリエイターなんで」
クライアントとの打ち合わせにスーツ着てなくても許されちゃうんっすよね、ということなのです(個人の偏見も入っています)。
…いいな。自分もMac見せてドヤってみたい!(本音)
ということで、コロナ禍の最中に、私史上初のApple製品「MacBook Air」を買ったわけです。120,000円台と安かった。もう5年も前の話。
とは言え、Windows95の頃から「窓」派の私、Word、Excel、PowerPointはもちろん、日常業務でSharePoint、Teams、Forms、OneDrive、OneNoteなどを使っていた、バリバリのWindowsユーザー。30年の慣れは手強いわけです。ショートカットキー奴だし、MagicConnect奴だし。結局、もう1台NECのLaVieを買ってしまい、Macは動画視聴やWeb会議の時にしか触らない、持ち腐れてしまった宝のひとつとなっていました。
ところが、退職してOffice365のくびきから解き放たれ、自分の好きなことのためにPCを使うようになると、ようやくMacが輝き出します。
このnoteの記事を書いたり、調べ物をしたり、小説を執筆したり(してない)、デザインをしたり。こうした作業はMacが便利だな、と感じるようになりました。
例えば、ここ1年半ほどAdobeのPhotoshopやらIllustratorやらPremiere Proを学んでいるのですが、アプリはMacの方がWindowsよりソフトの動きが軽い気がします。MacBook Proならさらにサクサクなんでしょうけど…(欲しい)。
特筆は、MagicMouseの出番がないほどの、Trackpad(タッチパッド)の使いやすさ。MacBookひとつでどこででも作業ができるのがいい。
難を言えば、MacBook AirにはUSB-Cポートしかないので外付けが不便、くらいですかね。それもBluetoothやクラウドでほぼ解決できます。
使ってみて感じる「Appleらしさ」。これがブランドというものなのだな、と実感している今日この頃です。
一方、Windowsの素晴らしさは、自分好みの機種が選べるという選択肢の豊富さと、統計分析ソフトの優秀さ。ええ、天板をカスタマイズしてPC裏に名前を掘ったLet's Noteを手にした時、私は確かにドヤ顔をしました。本当にナイスPC。サポート対象外になって手放した時は、ちょっと泣けたわ…。
ステッカーなんか貼らなくても個性を打ち出せるのが、Windows PCの良さかも。
ソフトについては、私はAccessは使えませんが、Excelは本当に素晴らしいと思います。その機能の半分も使いこなせなかったものの、仕事の質を一変させるツールでした。他のソフトとの拡張性を考えれば、ExcelはWindowsで動かすべきなんだろうな、と思います。今は複雑な分析を行うことはないので、Excelの出番はまずありませんが。
それぞれ、長所と短所があってよし。個性ですから。
LaVieは4歳、MacBookも5歳になるので、新しい機種に目移りしだすこの頃…。でも、まずはソフトやアプリを使いこなせる技術を磨かないと。せめて現役時代のPCスキルを落とさないよう、大切に使い続けていこうと思います。
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