クミスクチン
Kumis Kucing
orthosiphon spicatus
シソ科 ネコノヒゲ属
バリ語
英語 Cat’s whiskers
日本語 ネコノヒゲ、オルソシホン
熱帯アフリカ原産のこのハーブは、アジア、オーストラリアまで広く分布している。高さ50〜150cmになる多年草。茎はやや角ばっていて、濃い緑色のギザギザの葉をつける。白い花は茎の先端につき、白か薄紫のおしべが花から長くのびる。
冷 性
利用部分
全体 尿結石、尿管の炎症、膀胱の炎症、糖尿病
高血圧、痛風
作用
利尿作用
抗炎症作用
抗化膿作用
ネコノヒゲのようなおしべが、長くのぴることから付いた名前がクミス クチン(ネコノヒゲ)糖尿病、結石に効果があるということで注目を浴びている。クミスクチン茶というのもあるそうだが、バリでは雜草と同じなので売っているのは見たことがない。このハーブはあまり苦味がないので飲みやすい。
挿し木で簡単に増ぜるが、熱帯のバリではあっという間に大きくなってしまい、始末に困って刈ってしまう。そういうときに限って、お隣さんとかがもらいにくる。知り合いがもらいに来るハーブとしては、 クミスタチンが一番人気。
おしぺの色が白いものと薄紫の花があるが、効能が高いのは薄紫の方だそうだ。若葉が一番有効成分が高いので使うときは若葉をとろう。
利尿作用があり、結石をも溶力すというハープは強すぎるから、身体によくないという人もいれぱ、健康のためとせっせと飲んでいる人もいる。どちらの説をとればいいのか…?何事も『過ぎる』のはよくなので、ほどほどにするのが良いのかもしれない。