仕事か不妊治療か
おはようございます。Jennyです。
今までやってきた不妊治療や高年齢妊婦生活について綴っていくつもりでNoteを始めました。よかったらチラッとのぞいていってください。
40歳も過ぎてこのままわたしどうするんだろうって、ぼんやり考えながら
朝から晩まで仕事しかしていなかったころ、仕事をするのは嫌いじゃないけど、自分には転職できるほどハイレベルなキャリアもなく、だからといってこのまま会社に残っても先が見えないし、自分の手元にあるのは30代の時に買ったマンションとそのローンくらいしかなくて、なんだかつまらないなぁこのままでいいのかなと思いながらも、行動を変えることは出来なくていたんだった。
母親には叶わない夢を持たせたくなくて、結構つよめに結婚も孫も諦めて欲しいと話をしていたし、それから妊活するなんて思いもしていなかった。
そんなわたしが世間よりかなり遅めの妊活することになったのは、
どこかでまだ子どもが欲しいことを諦められなくて、43歳になる前に最後にあがいてみたくなったことと、
わたしの生殖機能が「もうそろそろおいとまするよ」とサインを出し始めていて、妊活始めるには、もう少しも先延ばしはできないって本能で悟った瞬間があった気がする。
それに妊活を始めるにあたり、この人の子どもが欲しいって思える相手が幸いなことにその時にいて、その人は子どもがさほど欲しいわけでは無いのに、わたしの為に同意してくれたのもとても幸運だった。
42歳の折り返し地点を過ぎて、チャンスの神様の前髪を必死にわし掴みした瞬間だったと思う。
やっと子どもが欲しいって初めて素直に口にすることが出来たら直ぐに、
いつか辞めるなら今だと思えるきっかけにもなって、そこから3か月後には20年弱いた仕事を辞めて、同時に妊活をスタートできたのは我ながら行動が早かった。
今きづいたけど、上手く行くときは追い風が吹くようにトントン拍子で進むというけど、わたしにもその時追い風が吹いていたのかもしれない。
妊活をしてみてわかったことだけど、わたしの場合に限っては、仕事を辞めなければ、思うような妊活はできなかったと強く思い込んでいた。
不妊治療のクリニックの待合室には仕事を抱えて、通院する女性もいたけど、わたしの前職は、不妊治療クリニックの長い長い待ち時間をテレワークに充てるなんて出来なかったし、クリニックの先生から「明日来れますか?」とかの呼び出しにもフレキシブルに応じることが難しかった。
初めて通ったクリニックは、時間に余裕がありそうな雰囲気の人が多くて、わたしなんて仕事辞めたから、治療ができるんだよね、じゃないと無理だわって。
何も仕事を辞めて妊活しなくてもって、たまに言われたりもしたけど、わたしはそうするしかなくて、というか仕事のように妊活に打ち込みたかったから、仕事を辞めたことは全く後悔はしてなくて、本当に辞めてよかったと思っていた。
なんだ仕事辞めなくても、不妊治療はできるんじゃなかろうかと、分かったのは治療スタイルが違う二つ目のクリニックに転院してからだった。
仕事をすることは好きだったけど20年弱会社に仕えてきて、燃え尽きてしまったこともあるけど、
要するにわたしは無知なうえに不器用な性分で、仕事もしたいけど子どもも欲しい、でもどっちかしか出来なかったから妊活を選んだのだったなと思いだした。
もちろん仕事を辞めなければ収入もあるし、いつでも自立した立場でいられるけど、仕事を辞めて体調やメンタルを安定させたり(どれだけ辛かったんだ)、食生活や体質改善も取り組んでよかったことが、それこそたくさんあって、結果どっちにしろあの時、辞めて間違っていなかったと思っている。