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ミニコラム第三回『不可視の次元-リフレクション』

映画「エクソシスト」を観て感じたこと、書かなければと思ったコラム記事の続き。 
前回記事はこちら↓

果肉星叙ミニコラム、第二回からはオカルト映画「エクソシスト」を引き合いに、私自身の体験した精神的病について洞察してゆくコラムを更新中。
今回ミニコラム第三回目。
タイトルは『不可視の次元-リフレクション』。
映画「エクソシスト」から感じた目に見えない次元層の話について、人間心理の面で掘り下げられたらと思います。
(私自身、心理学に特化した者ではありませんが、私の体験した辛い精神の過去から導き出したコラムを今回書きました)

⚠以下、同作品のネタバレにもなりますのでご注意下さい。


1.『対峙』

一つ目にまず、何故この映画を深堀りしようと思ったかについて書きたいと思います。

精神病が蔓延する社会に対し、去年楽曲「Welcome Back to Me」をリリースしました。

鬱病になり、苦悩した末、自分の体を大切にする想いに至った心境を表したバラードです。


(本来生き物として持ちうる、正常な)自分に対する肯定が失われると……
自分以外の何かが入り込み、自分を苦しめてしまう。
それは誰しもが体験することではないでしょうか。
自己否定や、強いストレスなどでそれら症状が引き起こされると思います。

2.『表現』

「エクソシスト」の終盤シーン。
神父が悪魔を追い払うシーンにて、少女リーガンに乗り移った悪魔の本体が一瞬影のように映し出されます。
このシーンを見て、本記事を書こうと決めました。
シーンの描写は、いわば光と影で構成されていて、目に見えなかったはずの『悪魔』が一瞬、像として映ります。

普段は人が目にしていない不可視の光景の深い部分を現していると感じ取りました。

3.『統合』

人は光と闇の相反する側面を鏡のように持っており
『光』と『闇』
どちらもが自分、である
それらを受け入れたとき、本当の意味で人間としての統合が行われると感じます。

私の書いたバラード曲「Welcome Back to Me」を通じても、一人の人間が統合してゆく様を現しており、映画「エクソシスト」を見たからこそ。

映画の持つ光と闇をシンクロさせて、記事に纏めて洞察していこうと思います。

4.『潜伏』

人の持つ『悪意』はいつ目を覚ますか分かりません。

悪魔が取り憑いたあとのリーガンは、人間の中に内在する闇の側面であるように私は思えました。

人間の持つ、光と闇の心理を考えさせるに十分効果的であるオカルト作品。

今回は、第三回目として書きましたが第八回目までこのような精神考察を続けたいと思います。

私の経験してきた心理を紐解くものとして。
精神性を表現してゆく歌うたいとして。

このコラムを最後まで書き切りたいです。

どうぞよろしくお願いします。


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