カナダ留学in London ON 忘れたくない景色がある
こんにちは、Jenniferです!
忘れたくない景色。宝物みたいにキラキラしてて、優しく包んで心の中にそっと納めておきたい景色。そんな景色を留学中に手に入れました。
ウェスタン大学に留学する方に向けて大学と街のあれこれを投稿するっていうこのnote趣旨とは少し違うけど、忘れたくない景色を文字に残したいと思って今回書いてみることにしました。
留学中、授業と寮以外に居場所を作りたい!現地の学生の友達が欲しい!と思っていた私はダンスクラブに加入しました。このクラブはレベル別に20人くらいのチームを組み1年間かけて学期末の公演に向けてダンスを練習するもので、チーム全員で踊る曲1つと半分ずつのメンバーで踊る曲1つに加えてモダンダンスやhiphop、バレエにミュージカルダンスなど自分が参加したいダンスのチームに任意で参加できる、というクラブでした。
このクラブ、学期末公演が終わった時は心から参加して良かったと思いましたが、そこまでの道のりは色々な感情を経験したものでした。
多くのメンバーは昨年から参加しているメンバーである程度人間関係が出来上がっており、また新入生も同じ寮に住んでいる子たちで仲良くなっていたり、私が入り込む余地はない、、と勝手に感じていました。また留学生は私1人で、英語ネイティブでない自分に自信が持てず、なかなか自分から話しかけることができない時期が続きました。話しかけてくれたらくれたで、自分の英語が気になって、早くこの会話が終わってくれと思ってしまったり、、。そしてそんな自分に嫌気がさす。友達にこのクラブのことを話すときは「すっごく楽しいよ!」と言っていましたが心の中では常に恐れと自分への嫌気が渦巻いていました。
でもある時気づきました。みんな、(いい意味で)自分が思っているほど私のこと気にしていないな、と。みんな、英語が完璧でない私に笑顔で話しかけてくれて、文法の間違いも全く気にせずコミュニケーションをとって、彼氏の愚痴とか冬休みの過ごし方を他の子達と話すのと同じように話してくれました。私が困っていたら助けてくれ、振り付け教えて〜!と近寄ってきてくれ、あなたの踊りすごく好き!と褒めてくれて。
カナダで育ったみんなはきっと非ネイティブ話者と接することが子供の頃から当たり前にあって、文法の間違いとかなんとも感じていないんだろうな、と3ヶ月くらいたってやっと気づきました。そしてネイティブでないことで怖気づきウジウジしたり、周りからどう見られているかを過度に気にしていた自分が恥ずかしくなりました。
私がカナダで出会ったみんなは本当にコミュニケーション力が高くて面白くて優しくて、大好きな人たちです。ここには書ききれないくらい、小さな優しさをたっくさんもらいました。その小さな優しさたちが私を勇気づけて成長させてくれました。私も、人に小さな優しさを自然にプレゼントできる人になりたいな。
本題の「忘れたくない景色」からだいぶ話が横に逸れてました。いけないいけない。
忘れたくない景色、それはダンスクラブの学期末公演のフィナーレの出番を待っている時の景色です。このフィナーレは1曲の中で1チームずつどんどん出てきて16カウント踊ったらはけて、また違うグループが出てきて踊る、を全チームやって、最後また1グループずつ出てきてお辞儀してバイバイ!というものでした。全員お揃いのショッキングピンクのTシャツと黒いハーフパンツを着て舞台袖に向かうと100人近くいるダンスクラブだったので袖はてんやわんや。やばい、わたしたちの踊る番だ!っとチームメイトと急いで舞台に飛び出て16カウント踊ってはけ、ふうぅと一呼吸したら最後のお辞儀のために列に並びました。わたしたちのグループは最後にお辞儀をするため舞台袖ではなく廊下に立っていました。みんなフィナーレでテンションが上がっているのでぴょんぴょん飛びまくり踊りまくり、見かねたチームリーダーがGirls!! Quietttttttttt!! と叫び、、。列が少しずつ前に進んでいくにつれてわたしたちのボルテージはさらに上がり、みんなでフィナーレの曲を熱唱していました。爆音で流れるフィナーレの曲に合わせてみんなで手を繋ぎながら歌った "I lived" by OneRepublic (リーダーも諦めて熱唱していました)、みんなの香水とヘアスプレーの匂い、袖から漏れる舞台の眩い光。スポットライトの光と同じくらいあったかくて大好きな思い出です。
まとめ: 留学最高!!(雑)