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覇王樹

サボテンを育て始めて早5年。たまの思い出した頃に与える水以外、一切手を加えていないが5年前と変わらない姿。

サボテンは、暑さにも乾燥にも強く、室内であれば寒い冬も乗り越える本当に強い生き物だ。アンデス山脈の高地で育つ種もあるくらい寒さすらものともしない。

でも、水を与えすぎると嘘のようにあっという間に腐る。いくら土がからっからになって可哀想に思っても待ってあげないといけない。特に日本の冬にあたる休眠期なんか、水は与えてはいけない。余計なお世話が彼らの命取り。

栄養剤を与えようか、なんて考えるけどそもそも砂漠における栄養剤なるものは、数えるくらいの雨くらい。無駄な栄養は根が腐る原因にもなる。

何に対しても、「余計な」お世話はもうやめようと決めた。今まで余計だとは頭によぎることさえなくエゴでやっていたことがたくさんある。サボテンのためにも、わたし自身のためにも良くない。

本当に価値あるものの本質を見極めなければ。
その力がわたしにはまだ足りない。

Cactus サボテン 覇王樹(ハオウジュ)の
花言葉:燃える心 燃えるような愛 偉大 暖かい心 雄大 優しさ 枯れない愛 忍耐 秘めた熱意 情熱 風刺

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