束縛は相手のため?
太田上田という番組を見ていた。
太田上田は爆笑問題の太田さんとくりぃむしちゅーの上田さんのトーク番組。
視聴者の相談に2人が答えた内容が刺さったので備忘として残しておこう。
これは、恋愛で束縛しがちな方にもおすすめしたい。
相談者の内容はこういうもの。
「初恋の人と偶然会ったら、結婚して妊娠していた。現実を目の当たりにして辛くなった。どうすれば彼女を忘れられるか。」
2人の回答は早かった。
好きなら相手の幸せを喜べ。
相談者は彼女のことが好きなのではなく、自分が好きなだけ。自分が一番大事だから、相手が他の人と結婚してしまったことに対して良い気持ちを抱くことができない。
本当に彼女のことが好きなのであれば、結婚して妊娠した彼女の選んだ道を盛大に喜んでお祝いしないと。
束縛するような彼、彼女がよくいるが、
束縛も相手のことが好きだからではなく、自分のことが大切で自分のことが好きだからこそ起きる。
本当にそうなんだよな。
と、心ではなんとなくわかっていたのに、太田さん上田さんの会話を聞き、改めてぐさぐさと刺さる。
かつて恋人に振られたとき、
なんで別れる必要があるのか、別れなくていいじゃない!私は別れたくない!
そんな言葉で相手との別れを拒んで、束縛する日がしばらく続いた。
これも、今思えば、
彼が新たな道を進もうとしているのなら、大好きな彼の選ぶ道を受け入れることが、本物の「好き」の行動だったのだと思う。
当時は気付くことができなかったし、自分が一番だった。
私はこんなにあなたのことが好きなのに、どうして分かってくれないのか。あなたの選択する道は間違っている。
そればかりが頭をめぐって、自分の理想通りにいかないことに憤慨していた。
自分が誰よりも大事だから、
好きな人が去る事が嫌だった。相手の選択肢をどうにか間違いであるように頭で整理して、束縛していたんだね。
あれからしばらく経ち、
太田上田を観て、今は気持ちがスッと軽くなった。
私は確かに彼を好きだった。
なんなら今でもこれからも嫌いにはなれない。
でももう束縛はしない。
大好きだから。
だからこそ、彼には幸せになってほしい。
今日も明日も明後日も、ずっと健康で元気に、楽しく人生を生きてくれていれば、本当に嬉しい。
そして大好きな彼とは一緒にいられなかったけど、私は私で大好きな彼の進む道を盛大に応援して、自身の新しい道を楽しく幸せに進んでいこう。そう思ったのでした。
束縛やら嫉妬やら、どれも自分よがり。
一息置いて、自分の気持ちを見直してから考えてみると、ネガティブな気持ちが変わるのかもしれないね。
これからも忘れずに生きたいところです。
本日も読んでいただきありがとうございました。
jeni