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茶壺屋さんから学ぶこと8jan.2019

中国の厦門で茶壺(急須)屋さんに入りました。
店内のあらゆる壁の天井まで、茶壺が整然と並べられている。
茶壺の選び方はまずはぱっと見で形や色が気にいるもの、次に手に馴染むもの、最終的には実際に湯を入れて湯の出かたや湯さばきを確認し、自分が扱える子かどうかを見極めます。

私達が店内をキャイキャイ見ているとき、そこの店主さんはほぼほぼスマホをいじってまして、やる気ゼロ。
しかし、私がこれ欲しいです、と言うと椅子に座って座って!と急に態度が一変。
(私は中国人のこういう分かりやすいところが結構好き)
そして彼が金奨肉桂を淹れてくれました。
これがめちゃくちゃ美味しい!

お兄さんの茶壺を借りるとめちゃくちゃ軽い!
同じ形の茶壺と比べても断然軽い!
土などでここまでちがうものかと勉強になりました。

そして、お兄さんは私が購入した茶壺を一つ一つ丁寧に包み大切に扱ってくださる。
茶壺への愛情を感じ、私もこのお兄さんから茶壺を譲り受けられて嬉しさが込み上げてきました。
一生の友となる茶壺を見つけようとしていたので、想いを持って販売されている方から購入できたことが幸せです。
私も彼と同じようにこの茶壺を愛し、一生育てて行きます。

love,JENI

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濤凪、
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