スカスカとうもろこしの思い出🌽
「これ80円だったんだ」
旦那さんが釣りの帰りに買ってきたとうもろこし。
皮をめくって見てみると上の方がかなりスカスカ
粒の間に潰れた緩衝材みたいにシワシワの粒も混ざっている。
「ああ、これはちょっと虫に食われてるねえ」「だめかな?」
「いや食べられるよ」
…ああ、おじいちゃんが作ってたとうもろこしもスカスカだったなあと思い出した。
私が小学校のころおじいちゃんは農家をしていた。モロヘイヤやインゲンを出荷していたけれど、自宅で食べる分に色々つくっていて
私たち孫が喜ぶからスイカととうもろこしも作ってくれていた。
とうもろこしはいつも上の方がスカスカで、
ひどいとスカスカのところどころにまんまるな黄色い粒がポチポチとついているようなものもあった。
カナブンが吸ってたり、鳥がつついたり。
受粉不十分なのか原因はわからないけど、とうもろこし作るのって難しいんだなあと思った。
…このとうもろこし、スーパーで売ってたらクレームになるんだろうな。
キレイなとうもろこし難しいって知らない人の方が多いだろうな。
そう思った。
綺麗で甘くて当たり前。
それってちょっといきすぎかもしれないなと思う。
スーパーで売ってるより細いとうもろこし3本のうち、2本は甘くて美味しかった。
秀品ばかりのお店で消費するだけじゃなくて
もっと土に触れて生産しておおらかに食べたいなあと思った。
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