クリスマスコーナーと学び~Happy Holidays~
始めに
今日、近くのスーパーに行ったら、クリスマスコーナーが出来ていた。
そういえば毎年こうだったなあなんて思った。
私は、街並みやスーパーの中がハロウィンが終わった途端にクリスマス仕様に切り替わり、クリスマスが終わった途端にお正月仕様に切り替わって、一気に冬が進んでいく様子が好きだ。
そんなことを考えながらクリスマスコーナーを通り過ぎようとしていた。
歩きながらPOPを見ると「HAPPY HOLIDAYS」と書かれていて驚いた。
最近、クイズ動画で学んだ知識で、アメリカでは近年クリスマスに「Merry Christmas」ではなく「Happy Holidays」と言うようになってきていることを学んだ。
それが家の近くでも実体験として学べたことが嬉しかった。
それと同時になぜこう変化したのかが気になった。
そこで今日は予想と検索を行い、学びを深めてみることとする。
予想
予想は以下の2つ。
・今ではキリスト教の文化圏ではない範囲でもクリスマスにイベントが行われるようになったから。
・アメリカ在住のキリスト教徒でない人も、ホリデーシーズンを過ごすため。
いずれも、クリスマスはキリスト教の文化であることから「Merry Christmas」と言っていたが、広がりを加味しての変化だと予想する。
違いとしては、国外を見て変化したか、国内を見て変化したかという点。
アメリカの勝手なイメージをもとに語らせてもらうとするなら、後者が有力説だと考える。
調査法
いたって単純。
Googleで「Happy Holidays」、「Happy Holidays なぜ」等のワードで検索をかける。
検索結果
意味
「Happy Holidays」は
「良い祝日を!」「楽しい休日を!」
「素敵な休暇を過ごしてね!」
「楽しいホリデーシーズンを過ごして下さい!」
等を意味する。
そもそもホリデーシーズンとは?
以上のように期間の幅はあれど、クリスマスと年末年始が入っているのは確からしい。
Happy holidaysに変化したワケ
変化のワケには宗教が関係しているそう。
アメリカには様々な人種、民族にルーツやバックグラウンドにもつ人々が共存している。そのため信仰している宗教も人それぞれ。
また、宗教に関する行事や押し付けるような挨拶や表現に対して社会全体が非常に敏感になってきているそう。
そのため、本来キリスト教の祝日であるクリスマスも例外ではなく、クリスマス休暇の際にキリスト教徒向けの挨拶を他の宗教を信じている人たちに向かって言う事はあまり好ましくない。
クリスマスを祝わない人(クリスチャンではない人)たちへの配慮として、「Merry Christmas」の代わりに「Happy Holidays」と挨拶されるようになってきているとのこと。
アメリカでは、12月になるとユダヤ教の祭り「Hanukkah(ハヌカー)」やアフリカ系アメリカ人の祭り「Kwanzaa(クワンザ)」など、クリスマス以外にも様々な祝祭日がある。
そういったキリスト教以外の宗教や文化的な背景に捉われず、互いに尊重し合って表現できる「Happy Holidays」が最も無難であるという認識が高まっているようだ。
参考
終わりに
本日は、少し記事らしいnoteとなったがいかがだっただろうか。
予想が大方当たっていて少し嬉しかった。
私は今年から「Happy Holidays」と挨拶して回ろうと思う。
では、また。