ロビン

去年の

ROCK READING 
幸福王子
THE HAPPY PRINCE

に引き続き、今年もやってきた

ROCK READING
ロビン
ROBIN

今年から社会人だから去年みたいに1週間ずっと東京に滞在して、なんてことできない。
だけどまぁ、私はサービス業なのでシフト休で、ありがたいことに休みの融通は利く。
2021のROCK READINGは28〜31の間東京に滞在して、28昼夜・29昼・30昼夜・31昼
11月は5〜7で大阪に滞在して、5夜・6昼夜・7昼の全10公演入ることにした。
初日に行けないことは本当に悔しいけど、仕事の休憩中にケーキでも食べてやろう。
初日の開演時間は丁度私の定時。定時で上がれることなんてほぼないのでそこに望みなんてないし、期待もしてない。
とりあえず、緑色の装飾がされたケーキを探そう。

昨日(10/12)の侍ふ。で、克樹がROCK READINGは私たち観客が考えることで完成する舞台だと言っていた。
確かに去年は何度見ても考えが深まるばかり、困惑するばかりの舞台だったと記憶している。あれは仕組まれていたのか。流石だな、と陳腐な感想を思った。
王子が終わってもう1年経とうと言う頃だが、ふとした時に脳裏に焼き付く王子が顔を出す。
ツバメと真の愛を得た王子が今まで与えてきた愛は決して偽物ではなかったけど、その愛に応えようと愛を返す者はいなかった。それどころか煌びやかな装飾がなくなった王子は溶鉱炉に放られて、ずっと見てきたであろう神からは愛し合うツバメと離され、幸福の庭で暮らす『幸せ』を与えられる。
王子とツバメにとっての真の『幸福』とは何だったのか、未だに答えには辿り着けていない。

ロビンも考えを巡らせて観ることになると、克樹は言う。
ロビンフッドは、小さい頃ディズニー版を何度も観たくらい好きな作品だ。それでもディズニーだ。今一度ちゃんとした原作を読んでみようと思う。私は遅読なので観劇するまでに読み終わることができるか不安なところではある。
私の記憶が正しければ、ロビンは富豪たちから金銀財宝を盗み、その金銀財宝を貧しい人々に分け与える。まるで幸福王子だ。
違う点は、彼は自信が持ちうる金銀財宝を貧しい人々に分け与えた、という点だ。
そして、リトル・ジョンはロビンの相棒。ガタイが良くて少し抜けてるお茶目な奴。
ディズニー版しか見たことない私からしたら、外見のイメージはこんぴがロビン、克樹がリトル・ジョンだ。
そして、今回の舞台が前回と同じ様式であれば主に役を務めるのは主演の2人。後の登場人物たちはさらりと流れるのか?
ただ、ロビンフッドにはプリンス・ジョンという物語に欠かせないヒーラーがいる。彼もナレーターの彼らが演じるのか?それも面白いし楽しみ。

ここで重要なのが、克樹がロビンを演じると言う点。
ロビンには恋人がいる。乙女マリアンである。
王とプリンス・ジョンの姪である由緒正しいお姫様。これはもう、マリアンになるしかないと思った。
克樹は緑の服で着てね、と言っていた。勿論行く。ロビンフッドの服によく似た服で行こうと思っている。
でも、千秋楽、大阪初日、大千秋楽にはマリアンで行かせて欲しい(行けよ)
マリアンはディズニー版ではピンクのドレスにピンクのベールを被る狐のお姫様である。お月のメイドは雌鶏。因みにロビンも狐だ。
しかし、ここで問題発生。「乙女マリアン」で検索をかけても、まじでこのディズニー版マリアンしか出てこないのだ。もうピンクのワンピースとかで行くか?今野担に見えんか?ええか、そりゃもう。
兎にも角にも、克樹がロビンをするとわかった日から、私はマリアンになる気しかなくなった。

ロビンフッドの軽い予習は好きな映画で出来るが、ちゃんとした話を知りたいのであれば原作を読まねばならない。
克樹が望むように、もっと深く考えを巡らせ、舞台を理解しようとするためにも、原作を買う。
去年は結局買わず聞いた話で理解した気になってしまっていたから、今年こそは。

あぁ、今からどんな舞台なのか楽しみだ。
夢のような4日間を過ごせるのだろうな。
まだあと2週間もあるのに胸の高鳴りが止まない。

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