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旅ノート Day 12:標高5000mの絶景へ!レインボーマウンテンの壮大な風景

Day 12: 標高5000mの絶景!レインボーマウンテン登山と乗馬体験

旅行も折り返し地点を過ぎたが、今日も早朝からのデイトリップ。ペルー滞在最後のアクティビティは、標高5000m超えの「レインボーマウンテン(ビニクンカ)」を目指す。

朝4:30、まだ暗いクスコを出発

昨夜のうちに荷物を整理し、早朝4時には起床。
ホテルでは4時から朝食が提供されていたので、コカ茶とヨーグルト、フルーツを軽くいただく。高山病予防のためにも、コカ茶はしっかり飲んでおく。

4時30分、ガイドのウィリーさんが迎えに来てくれた。
ツアー参加者は各ホテルでピックアップされ、最終的に20人ほどの国際色豊かなグループがバンに乗り込んだ。

まずはクスコから1時間30分ほど南へ移動。ピックアップが早朝すぎたこともあり、道中はほとんどの参加者が眠っていた。

クシパタで朝食&高山病対策

6時30分、クシパタという街にあるレストランで朝食。スクランブルエッグやパンなど定番のメニューに加え、ローカルのスープも用意されていたので試してみる。寒さもあるので、温かいスープはありがたい。ここでもコカ茶を飲み、高山病対策を徹底。

いよいよ標高4800mからの登山開始

朝食後、さらに1時間ドライブし、8時20分頃にレインボーマウンテンの入り口となる駐車場に到着。
この時点ですでに標高約4800m。富士山の山頂よりもはるかに高い。空気が薄く、少し歩いただけでも息が切れるのを実感する。服装もダウンジャケットを着込んで真冬の格好だ。

ここで杖を渡され、ガイドのウィリーさんから登山スケジュールの説明があった。
「天候は変わりやすく、午後には雲がかかる可能性があるので、10時40分までには山頂を目指し、11時40分には駐車場に戻るように」とのこと。

登山は徒歩でも可能だが、現地の民族の方々が馬を貸し出しており、せっかくの機会なので乗馬体験を選択。片道70ソルを支払い、馬にまたがる。

馬に揺られながら、壮大な景色の中を進む

馬の背に揺られながら、標高5000mへと向かう。
左右には雄大な景色が広がり、遠くには氷河をいただく山々が連なる。
一面の草原には小川が流れ、標高の高さを感じさせない穏やかな光景だ。

馬を誘導する現地の方々は、信じられないほど軽快に山を登っていく。ウィリーさんによると、中には80歳を超える方もいるそうで、高地での生活がいかに普通のことなのかを実感する。途中、登りを終えた馬たちは現地の方の誘導で、山道を駆け足で駆け下りていく。

約1時間の乗馬体験を経て、9時10分頃に馬を降りるポイントに到着。意外と手前で乗馬体験が終わったので、ここから先は、自分の足で登るしかない。

ついに5000mの山頂へ!レインボーマウンテンの絶景

馬を降りると、目の前に広がるのは赤、黄、青の層が重なるレインボーマウンテンの山肌。
ただし、まだ霧が多く、完全に姿を現してはいない。

ここから杖を頼りに、息を整えながら一歩一歩登る。
標高が高くなるにつれ、空気が薄くなり、呼吸が速くなる瞬間もある。途中で何度も立ち止まり、写真を撮って休憩しながら進む。

9時50分、ついに最初のビューポイントに到達。
レインボーマウンテンの全貌が見える位置だが、背景はまだ雲がかかっている。
それでも1週間前のインスタの投稿では「雪で山肌が隠れていた」とスペインからのツアー参加者が話していたので、今日はラッキーなのだ。

さらに登り、標高5036mの山頂へ。
雲の切れ間から一瞬の青空がのぞき、虹色の地層が浮かび上がる。この瞬間を待っていた。遠くにはアンデスの山々が連なり、絶景が広がっている。

山頂付近には、記念撮影用にサングラスをかけたアルパカが待機しており、現地の方がスープや飲み物、お菓子、そしてコカキャンディを販売している。標高5000mでもこうして商売が成り立つのかと感心する。

しばらく景色を楽しみ、10時40分には下山を開始。
下りは勝って知ったる道なので軽快に、そして慎重に山道を降りていく。

下山&クスコへ帰還

11時40分、駐車場に到着し、全員が無事戻ってきたことを確認。ここから再びバンに乗り、朝と同じクシパタのレストランへ。

13時頃、到着してランチタイム。
バイキング形式で、チャーハン、ヌードル、フライドチキン、肉と野菜炒め、パパイヤの炒め物、フレンチフライ、紫玉ねぎのマリネなど、種類豊富な料理が並ぶ。登山で消耗したエネルギーをしっかり補給した。

ランチを終えたら、再びバンに乗り込み、クスコへ向かう。
15時40分、アルマス広場に到着し、ここでツアーは解散。

ホテルに戻ると、疲労がどっと押し寄せた。
バスタブにお湯を張り、ゆっくりと疲れを癒やす。
怒涛の旅行スケジュールもすでに折り返し地点を過ぎた。

明日はペルーを後にし、3カ国目となるボリビアへ入国する。
新たな旅の幕開けだ。

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Koichiro Miyoshi
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