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✍️ LUNA SEA『ERA TO ERA』ツアーセットリスト徹底解析:時代を超えた名曲たちの再現ライブ🖖
こんにちは。ミヨシです。
ついに約半年間、28都市41公演(+1 のフェス出演)にも及ぶLUNA SEAの「ERA TO ERA」ツアーが終わりましたね!
ツアー開始前に趣味全開の「推し活」記事としてセットリスト予測の記事を書きましたが、今回は予測したセットリストを確認し、7枚のアルバムとインディーズ時代の楽曲、全87曲にわたる時代を超えた再現ツアーを振り返ります。
今回も長文なので、お茶でも片手に楽しんでくださいね😊
各公演の「WISH」のLUNAPICも追加しました!
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予測と答え合わせ:セットリストの検証
こちらがツアー前に書いた予測記事👇
セットリスト予測とは結構異なる結果になりましたね!この違いの比較が楽しかった!
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各公演ごとのセットリスト徹底分析
ではここから、ツアー前の予測と実際のサプライズ、そして期待を超えた選曲の妙を踏まえて、2024年の各公演ごとのセットリストを徹底分析していきます。
![](https://assets.st-note.com/img/1731931988-DT10eiVXQoy97ULpYbHJSx8s.jpg?width=1200)
BRAND NEW CHAOS
<Episode 1>から紹介していくので、まずはBRAND NEW CHAOSから。
<Opening SE: - >
01. Be Awake
02. Sweetest Coma Again
03. KISS
04. My Lover
05. FEEL
06. gravity
07. be gone
08. VIRGIN MARY
- Drum Solo -
- Rhythm Session -
09. INTO THE SUN
10. I for You
11. a Vision
12. TIME IS DEAD
13. TONIGHT
- アンコール -
14. LOVE SONG
15. WISH
16. Crazy About You
SUGIZOとINORANのアコースティックセッションが生み出す至高の瞬間
前半8曲、通称『赤LUNACY』の楽曲のみで構成された怒涛の選曲!
『LUNACY』に徹底して振り切った選曲が、ファンとしては嬉しい限りでした!アルバム曲だけでなく、カップリング曲だった「My Lover」「be gone」、そして「INTO THE SUN」も含まれている至高のセトリ。
「be gone」ラストの息を呑むようなSUGIZOさんとINORANさんのアコースティックギターのセッションパートを再び生で体験できたのは、初めて目撃したファンにとっては、かけがえのない体験になったと思う。
二人の阿吽の呼吸と、キュキュっと言う指板をスライドする演奏の息遣いがリアルに伝わってくる瞬間でした。
後半もコンパクトながら最高に勢いのある選曲!「ROSIER」を演奏しないという思い切った選曲にもかかわらず、各メンバーの見せ場の多い選曲でステージから目が離せませんでした!
そして「LOVE SONG」。終幕のタイミングでは涙なしには聴けなかった曲ですが、本ツアーでその想いを払拭するかのように演奏されていました。
<Episode 1> 神戸公演では通常通りの歌詞だったと記憶していますが、<Episode 3> 名古屋公演では、2回目のAメロの歌詞がアドリブ風ではなく新しく変わっていて、衝撃が走ったのも記憶に新しいですね。その後、配信が入っていた大宮公演では通常通りだったということで、謎は深まるばかり。
![](https://assets.st-note.com/img/1731932063-lFyMQI3gO0oawXPxRbcL8291.jpg?width=1200)
また、ツアーが始まって判明したことが、ツアーファイナルのみ特別な選曲になること。
<Episode 1>では『LUNACY』『SHINE』に加えて『MOTHER』『STYLE』4枚のアルバムからマッシュアップされ、沖縄公演ではなんと「inside you」と「4:00 AM」が披露されました!
<Opening SE: - >
01. Be Awake
02. Sweetest Coma Again
03. KISS
04. inside you
05. FEEL
06. gravity
07. 4:00 AM
08. VIRGIN MARY
- Drum Solo -
- Rhythm Session -
09. a Vision
10. DESIRE
11. TIME IS DEAD
12. ROSIER
13. HURT
- アンコール -
14. LOVE SONG
15. TONIGHT
16. WISH
17. Crazy About You
『LUNACY』の楽曲をもっと演奏して欲しいという声をSNSでよく見かけますが、難易度の高い楽曲の演奏とアンサンブルの仕上がりもタイトで最高だったので、もっと聞きたくなるのも頷ける。私も2回だけじゃもの足りなかった!!
![](https://assets.st-note.com/img/1731975834-3cT01YDf6s2ZE7yQPBH8MaRv.jpg?width=1200)
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SHINING BRIGHTLY
さて続いては、<Episode 1>から SHINING BRIGHTLY。
<Opening SE: Rage Against The Machine - "Killing In The Name">
01. Time Has Come
02. Dejavu
03. Unlikelihood
04. VELVET
05. MILLENNIUM
06. NO PAIN
07. Providence
08. ANOTHER
- Drum Solo -
- Rhythm Session -
09. FATE
10. BREATHE
11. BELIEVE
12. ROSIER
13. STORM
- アンコール -
14. I for You
15. SHINE
16. WISH
17. UP TO YOU
きらびやかな12弦ギターの音色が輝く“VELVET”と“MILLENNIUM”
こちらも、前半8曲はまさにこれがSHINING BRIGHTLYというセットリスト。
![](https://assets.st-note.com/img/1731977134-n7AIcJUeiDfj129C534ZlgKd.jpg?width=1200)
過去曲から「Dejavu」「Providence」が当時の演奏順で選曲されているのも当時を彷彿とさせました。
SUGIZOさんが12弦ギターを使う「VELVET」「MILLENNIUM」が並んでいるのも熱い!当時はESP ECLIPSE S-Ⅳで演奏していたはずですが、本ツアーではRickenbacker 360 12弦で演奏されたのもポイント。12弦ならではの豊かな響きが印象的でした。
全体を通してリズムをリードする真矢さんのタイトな演奏!安定感が抜群すぎて体が自然とリズムを刻みました。
そして「ANOTHER」の緊張感のあるアメリカンロック的なリフとアルペジオの演奏によって引き込まれる世界観は圧巻!
後半の一時期よくあった選曲と曲順も、5曲のコンパクトなセトリにまとめると意外と好印象。「ROSIER」「STORM」の流れもSHINING BRIGHTLYの見せ場として、存分にパワーを発揮していました。「STORM」ではSUGIZOさんのAメロでの謎のストロークの手の動きを観察したく釘付けになってました。
そして、いま、この時代に鳴らされる「SHINE」の「何を信じているかなんて そんなこと問題じゃない しらけてるこの街を スピードで振りきって」というメッセージとシンプルな演奏の力強さが、ものすごく響いてくるんですよね。
SHINING BRIGHTLYは神戸公演で1回だけ見るはずでしたが、もう一度見たくなって山梨公演を追加して2回見ました。いまのLUNA SEAが演奏する『SHINE』の楽曲たち、本当に輝いていた!
![](https://assets.st-note.com/img/1731977065-ON9oJcZiAYCXKG4dSerUyBIT.jpg?width=1200)
そして、特別な選曲のファイナル。<Episode 1>の沖縄公演では、これもなんと「LOVE ME」と「BROKEN」が披露されました。
<Opening SE: Rage Against The Machine - "Killing In The Name">
01. Time Has Come
02. Dejavu
03. Unlikelihood
04. LOVE ME
05. BROKEN
06. NO PAIN
07. Providence
08. ANOTHER
- Drum Solo -
- Rhythm Session -
09. IN FUTURE
10. I for You
11. AURORA
12. ROSIER
13. STORM
- アンコール -
14. TRUE BLUE
15. SHINE
16. WISH
17. UP TO YOU
1998年当時のSHINING BRIGHTLYでも、ツアー半ばから早々に演奏されなくなったこの2曲の復活も素敵!
ファイナル参加者ならではのサプライズは胸が躍りますね。聴きたかった〜!
・・・
UN ENDING STYLE
続いては、UN ENDING STYLE。
これはもうセットリストが完成されていて、2023年の基本セトリと同様でしたね!
<Opening SE: - >
01. WITH LOVE
02. G.
03. END OF SORROW
04. SLAVE
05. 1999
06. LUV U
07. RA-SE-N
08. SELVES
- Drum Solo -
- Rhythm Session - Back Line Beast
09. Dejavu
10. DESIRE
11. TIME IS DEAD
12. ROSIER
13. HURT
- アンコール -
14. IN SILENCE
15. PRECIOUS...
16. WISH
17. FOREVER&EVER
完璧な楽曲の世界観で構築される隙のない独自のスタイル
UN ENDING STYLEらしさが溢れた、完璧なセトリだったと言えるでしょう。
1点変化があったのは<Episode 3>の青森公演。急遽本編ラストが「ROSIER」で切り上げられ、アンコール1曲目に「HURT」を演奏してカバーするパターンがあったそうです。メンバーの見事な連携でピンチを乗り切ったとか。
特に気持ちが入る「ROSIER」ラストと、そこから間髪入れずに繋がる破壊的なドラムの「HURT」。体力的な面だけではなく、気持ち的にも没入していくセットリストで真矢さんへ負担は相当なはず。ライブアレンジが入る「HURT」ラストのドラム連打フレーズなんか真っ赤な照明と相まってライブのクライマックスにふさわしい展開でした。
LUNA SEAの背骨として、本ツアーを通した演奏の要であった真矢さんの抜群の安定感と弦楽器帯をリードするように導くドラムは、弦楽器隊の3人が背中を預けられる最高の屋台骨でしたね!めちゃくちゃかっこよかった!
![](https://assets.st-note.com/img/1731932687-3KRL5nl7psGT2UoPx8jwbhrZ.jpg?width=1200)
そして、特別な選曲のファイナル。<Episode 1>の沖縄公演では、後半がBRAND NEW CHAOSとUN ENDING STYLEがミックスされるという、これまた珍しい曲順のセトリでした!
09. a Vision
10. DESIRE
11. TIME IS DEAD
12. ROSIER
13. HURT
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MOTHER OF LOVE, MOTHER OF HATE
続いて、MOTHER OF LOVE, MOTHER OF HATE。
こちらも2023年の基本セトリ同様でしたね!完成されてる!
<Opening SE: - >
01. LOVELESS
02. PRECIOUS...
03. JESUS
04. SLAVE
05. CIVILIZE
06. FACE TO FACE
07. RAIN
08. GENESIS OF MIND
- Drum Solo -
09. FATE
10. AURORA
11. IN FUTURE
12. BLUE TRANSPARENCY
13. ROSIER
- アンコール -
14. TRUE BLUE
15. BELIEVE
16. WISH
17. MOTHER
サウンドクルーとの一体感と連携力を実感した滋賀公演
いつも完璧なMOTHER OF LOVE, MOTHER OF HATEですが、滋賀公演では深刻な機材トラブルに見舞われていました。中盤、SUGIZOさんのESP PR-TRIPLE NECK、通称:キングギドラの調子がおかしくて、「GENESIS OF MIND」で曲の半分くらいで音が出ませんでした。
「GENESIS OF MIND」の中核を担うメインとも言えるアルペジオフレーズが鳴らない…そんな究極にヒリヒリした痺れる状況だったのですが、機転を利かせたサウンドクルーの対応で、ラストのアルペジオパートは同期のギターサウンドを流すことで見事に切り抜け曲が終わったのでした。あの場面でのスタッフとの一体感と連携力は凄まじいものがありました。
![](https://assets.st-note.com/img/1731932850-bjqhI1Eyl9aoctXpWUGQAKNr.jpg?width=1200)
『MOTHER』と言えば話題にしないわけにはいかないのが「FAKE」ですが、残念ながら本ツアーでも披露されず、「FAKE」初演の夢は幻に終わりました…
そして、特別な選曲のファイナル。<Episode 1>の沖縄公演では、後半がSHINING BRIGHTLYとMOTHER OF LOVE, MOTHER OF HATEがミックスされる曲順でした!
09. IN FUTURE
10. I for You
11. AURORA
12. ROSIER
13. STORM
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SEARCH FOR MY EDEN
どんどん時代を遡っていきますが<Episode 2>に入って、次はSEARCH FOR MY EDEN。
この時代の曲はのちのツアーではシングルなどの固定曲以外、ほぼ演奏されなかったので、今回ライブで演奏されることが確定している点で非常に期待が高かったライブ!
<Opening SE: Kate Bush - "Rocket's Tail">
01. JESUS
02. Dejavu
03. ANUBIS
04. STEAL
05. LAMENTABLE
06. RECALL
07. Providence
08. Claustrophobia
- Drum Solo -
09. MECHANICAL DANCE
10. STAY
11. SLAVE
12. FATE
13. TIME IS DEAD
14. BELIEVE
- アンコール -
15. IN MY DREAM
16. WISH
17. PRECIOUS...
再現ライブにおけるフレットレスギターの魅力
前半8曲は、2018年 <LUNATIC X'MAS 2018> のSEARCH FOR MY EDEN再現ライブの選曲と曲順が踏襲されました。
![](https://assets.st-note.com/img/1731932368-Y6PQRTpcyW7F2wniO0vIKkXz.jpg?width=1200)
メンバーがどんな楽器で過去の楽曲を演奏するのか?非常に楽しみにしているのですが『EDEN』では、SUGIZOさんのフレットレスギター ESP ECLIPSE S-III Fretlessが「STEAL」「LAMENTABLE」「Claustrophobia」の3曲で大活躍するのが見どころ!
「LAMENTABLE」のフレーズとかめちゃくちゃ難しいのですが、よくライブで、そしてフレットレスギターで再現できるなと本当に驚きました。ぬるっとしたスライドを中心としたディレイを深くかけたフレーズにぴったりですよね!
それにしても「Claustrophobia」すごいですね!
INORANさん原曲の曲は余白がたくさんある分、音楽家、演奏家として熟したいまのメンバーが演奏するからこその迫力、表現力、凄みがひしひしと伝わってきます。間奏を抜ける際の真矢さんのターンッ!というスネア一発の迫力!しびれます!
そして、2018年再現ライブとは異なる怒涛の展開の後半戦。
「MECHANICAL DANCE」「STAY」「SLAVE」と続く選曲で息つく暇もないヤバい流れ。最高でした!!
![](https://assets.st-note.com/img/1731932588-nIPNpZ6AdVR0oiy1OgmEsLur.jpg?width=1200)
幻の「Rejuvenescence」…ついに復活!
そして、特別な選曲のファイナル。<Episode 2>のファイナルは札幌でしたが、奇跡…起きましたね。
幻の「Rejuvenescence」がついに、ついに、披露されました!
当時のSEARCH FOR MY EDENツアー時点でもあまり演奏されず、1994年1月22日のThe garden of sinnersツアー金沢公演を最後に、ずーっと演奏されなかった「Rejuvenescence」。一度も演奏されたことのない「FAKE」と並んで最もレアな曲のひとつです。現場で聴けた人が本当にうらやましい。
いつか再び聴ける機会は来るのか?
まずは切実に映像化して記録に残して欲しい。
<Opening SE: Kate Bush - "Rocket's Tail">
01. JESUS
02. Dejavu
03. ANUBIS
04. STEAL
05. LAMENTABLE
06. Rejuvenescence
07. Providence
08. Claustrophobia
- Drum Solo -
09. BELIEVE
10. DESIRE
11. TIME IS DEAD
12. ROSIER
13. HURT
- アンコール -
14. STAY
15. IN MY DREAM
16. WISH
17. FOREVER&EVER
後半はSEARCH FOR MY EDENとUN ENDING STYLEがミックスされる、これまた意外性のある選曲と曲順でした!
・・・
IMAGE or REAL
さらに遡ってIMAGE or REAL。
こちらも前半8曲は、2018年の年末に開催されたIMAGE or REAL再現ライブが踏襲されました。
<Opening SE: Kate Bush - "Babooshka">
01. Dejavu
02. MECHANICAL DANCE
03. IMITATION
04. IN MIND
05. Image
06. SANDY TIME
07. WALL
08. VAMPIRE'S TALK
- Drum Solo -
10. FATE
11. SYMPTOM
12. CHESS
13. TIME IS DEAD
14. PRECIOUS...
- アンコール -
15. MOON
16. BLUE TRANSPARENCY
17. WISH
楽曲の持つポテンシャルを再確認した『IMAGE』
IMAGE or REALではそれぞれの楽曲が持つ可能性を改めて実感しましたね。
![](https://assets.st-note.com/img/1731976267-Z0tEyhwFe92umTJflBR8MxIQ.jpg?width=1200)
今年ほど「MECHANICAL DANCE」をたくさん聞けた機会もなかった!「MECHANICAL DANCE」定番化して欲しい!
「Image」の演奏が至高なのは言うまでもないですが、「IN MIND」や「WALL」といったこの機会にしか演奏されない曲の大きな可能性を感じました。
ライブ版「WALL」の後半、転調していって最後INORANさんのアルペジオとSUGIZOさんのバイオリン演奏に集約していくライブならではのアレンジが良いですね!
SEARCH FOR MY EDENもそうでしたが、後半の展開がやばい!
「SYMPTOM」「CHESS」「TIME IS DEAD」ですよ。頭振らないわけにはいかない選曲!
そして今回のツアーで実感したのは「SYMPTOM」がとにかくかっこいい!
SUGIZOさんは最近、Gibson 1968 Les Paul Custom Mick Ronsonをこの曲でも使うわけですが、ハムバッカー搭載のレスポールで演奏されることによって以前にも増してヘヴィなサウンドになりました。
そして特筆するのはイントロのJさんのベースフレーズ、最高に狂えます。Jさんのフレーズって、キャッチーかつヘヴィで、一発で印象に残るフレーズがめちゃくちゃ多いですよね。SUGIZOさんとINORANさんのフレーズに全く埋もれることなく、メインで主張してくる力強くてシンプルなJさんのベースライン。バンドで確実にコピーしたくなるやつ。Fender カスタムショップ製 Precision Bass 使うようになってからの骨太なサウンドもピッタリあってますね!
アンコールでブルトラが演奏されるのも、とっても新鮮でした!
![](https://assets.st-note.com/img/1731975695-EqsnCUceJ92O416mvzpTrGDH.jpg?width=1200)
そして特別な選曲のファイナル。<Episode 2>の札幌では、まさかのIMAGE or REALの日に「LASTLY」が演奏されました!
「LASTLY」自体はインディーズの頃から存在する初期の楽曲なわけですが、LUNACY 黒服限定GIGで選曲されるのかなと予想していたので、ここで来たか〜という驚きがありました。
<Opening SE: Kate Bush - "Babooshka">
01. Dejavu
02. MECHANICAL DANCE
03. IMITATION
04. IN MIND
05. Image
06. SANDY TIME
07. WALL
08. LASTLY
- Drum Solo -
10. IN FUTURE
11. CIVILIZE
12. SYMPTOM
13. TRUE BLUE
14. ROSIER
- アンコール -
15. AURORA
16. WISH
17. MOTHER
後半はIMAGE or REALとMOTHER OF LOVE, MOTHER OF HATEがミックスされる、これも意外性のある選曲と曲順でした!
ファイナルのセットリスト、体験したかったな〜
・・・
LUNACY 黒服限定GIG
さあ、最後にLUNACY 黒服限定GIGです!
<Opening SE: Bauhaus - "King Volcano">
01. FATE
02. MECHANICAL DANCE
03. SLAVE
04. BRANCH ROAD
05. SYMPTOM
06. SANDY TIME
07. SUSPICIOUS
08. SEARCH FOR REASON
- Drum Solo -
09. Dejavu
10. KILL ME
11. SEXUAL PERVERSION
12. BLUE TRANSPARENCY
13. CHESS
14. NIGHTMARE
- アンコール -
15. SHADE
16. WISH
17. PRECIOUS...
1989年へのタイムトリップ:惜しみなく披露される『狂い咲く毒の華』
いや〜振り切れてますね!
ここまでやってくれるんですね。覚悟が違います。
![](https://assets.st-note.com/img/1731931788-izbGr8pU9qNhFJf2u5AKLk4Y.jpg?width=1200)
100本限定の超初期のデモテープのみ収録の「KILL ME」「SEXUAL PERVERSION」「NIGHTMARE」やってくれちゃうんですよ。
この3曲は2022年の黒服限定GIGでも披露されていましたが、再び「KILL ME」、そして「SEXUAL PERVERSION」を聴ける日が、もう一度来るとは、思いませんでした!
当時は1989年〜1990年の最初の1年間にしか演奏していない超初期曲。インディーズ時代のキャッチコピーの『狂い咲く毒の華』はもちろん「SEXUAL PERVERSION」の歌詞の一節ですね。そして2024年に一緒に「自分を見つけろ Right Now」とライブで叫べるとはね😊
しかも、名古屋公演なんか、初日BRAND NEW CHAOSで「TIME IS DEAD」演奏して、2日目のLUNACY 黒服限定GIGで「SEXUAL PERVERSION」演奏してるわけですよ。言葉を選ばずに言いますが、頭おかしいです。
いちおう補足ですが「SEXUAL PERVERSION」は「TIME IS DEAD」の原曲でJさんが初めて書いたオリジナル曲ですね!初めて書いた曲がいまでもライブのハイライトを演出する楽曲なのも信じられないですね。
![](https://assets.st-note.com/img/1731977515-cFTu4J3xfLyIv7tXiogYemAS.jpg?width=1200)
そして、この時代、1989年、1990年に作曲された曲を、いまの演奏力で披露した時の破壊力!!「SYMPTOM」のことは先程書きましたが、「SEARCH FOR REASON」のヘヴィさと破壊力とか信じられない!これがバンドで最初に作った曲のひとつとか、完全にクオリティがおかしいです。
「SYMPTOM」で言うとなぜかLUNACY 黒服限定GIGでは、SUGIZOさんの使用楽器が、ESP HORIZON SGZ Custom QUILTでした。Gibson 1968 Les Paul Custom Mick Ronsonは2曲前の「SLAVE」で使っちゃうからでしょうかね?
アンコールに「SHADE」を持ってきてるのも新鮮すぎます。
「JUNK」再演の衝撃とINORANのギターソロ
そして、ファイナル!
まずは衝撃の初日。
<Opening SE: Bauhaus - "King Volcano">
01. THE SLAIN
02. FATE
03. SLAVE
04. BRANCH ROAD
05. SYMPTOM
06. SANDY TIME
07. SUSPICIOUS
08. SEARCH FOR REASON
- Drum Solo -
09. Dejavu
10. JUNK(aka もう死んだ振りさせない)
11. SEXUAL PERVERSION
12. BLUE TRANSPARENCY
13. CHESS
14. NIGHTMARE
- アンコール -
15. SHADE
16. WISH
17. PRECIOUS...
幸運にもライブに参加することができました。
基本は「LUNACY 黒服限定GIG」用のセトリが踏襲されていますが、まずはなんといってもオープニングからの「THE SLAIN」。SEが終わってからしばらく静寂が続く中、聞こえてきた時計の秒針の音。
「THE SLAIN」でステージの照明と客電を完全に落としたままでまるまる1曲演奏しきる演出は、たしか過去にもインディーズラストツアーとかの時にもやっていて、今回もその再現でしょう。
INORANさんの最後のじゃらーんというコードの音が減衰していった、その余韻を打ち破る真矢さんのドラムからの「FATE」!しびれた!
後半はなんといっても「JUNK」!
「もう死んだ振りさせない」という曲名の幻の楽曲として伝説的に間違って知られていた「JUNK」ですが、2022年の黒服限定GIGに続く再演とかあり得るんですね!「JUNK」も1990年の町田プレイハウスでの1周年記念ワンマン黒服限定GIGまでしか演奏されていないんじゃないかな。
LUNA SEAの長い歴史の中で、INORANさんが唯一ギターソロを披露する超レア曲。
ギターソロのみならず、普段全くやらない速弾き、チョーキングもするので、INORANさんの手元に釘付けでした!そして使用ギターがFender Kurt Cobain Road Worn Jaguarというのも熱かった!しかもカート・コバーン仕様なのでハムバッカー搭載のJaguar、そして左利き用のモデルをリバースして右用に使う、というかなりトリッキーな扱い方!最高でした!
そしてRYUICHIさんのボーカル、調子を取り戻してきているんじゃないでしょうか?
ボーカリストとしての存在感は言わずもがなですが、本ツアー、なかなか厳しい局面やコンディションが安定しない場面もあってご自身も相当に苦労されていたことと思います。われわれには想像もできないほどの苦しみもあったはずです。そんな中でも絶えず試行錯誤を繰り返し、たくさん模索してきたからこその変化と到達点なんじゃないですかね。「NIGHTMARE」で歌い切る姿、本当にしびれました!
![](https://assets.st-note.com/img/1731931852-GjxPAJCYqOoyNWzDhsZLUHI9.jpg?width=1200)
そしてツアー最終日。
<Opening SE: Bauhaus - "King Volcano">
01. SEARCH FOR REASON [First Half]
02. PRECIOUS...
03. SLAVE
04. BRANCH ROAD
05. SYMPTOM
06. SANDY TIME
07. SUSPICIOUS
08. LASTLY
- Drum Solo -
09. MECHANICAL DANCE
10. KILL ME
11. SEXUAL PERVERSION
12. BLUE TRANSPARENCY
13. CHESS
14. SEARCH FOR REASON [Second Half]
- アンコール -
15. SHADE
16. Dejavu
17. WISH
18. FATE
参加は叶わなかったのですが、ラストにふさわしく、ものすごい盛り上がりだったとSNSのコメントから伝わってきています。
「SEARCH FOR REASON」を前半後半で分割するのは2022年の黒服限定GIGでもやっていますね!
こういった楽曲の前半・後半で本編自体をサンドイッチする演出は、2017年5月29日の日本武道館公演での「Metamorphosis」からやりはじめたパターンかなと思いますが、個人的にはすごくライブらしい演出で好きです!
そして予定外のダブルアンコールの「FATE」!
このパターンのアンコールまだ実現するんですね!2000年当時の終幕前のラストツアーでは、こういったパターンに応えてくれることがありましたが、いまでも実現するとは驚きでした!
終演前の手つなぎジャンプのタイミングでスタッフさんのアンコールから火がついたとSNSで目にしましたが、ファンだけではなく、スタッフのみなさんからの熱い想いがツアーファイナルのラストで最高潮になった瞬間だったんでしょうね!その場にいたかった!
・・・
おわりに
徹底した再現ライブを実現したメンバーとスタッフの結束力
リアルタイムにライブを体験できた『MOTHER』期以前の再現ライブが、個人的にはかなりテンションがあがるライブ体験でした。
![](https://assets.st-note.com/img/1731977932-p8FrmNaf7k0seLbdAvZtXiBl.jpg?width=1200)
幸運にもそれぞれ2回観ることができましたが、本当にここまでの徹底した選曲の再現ライブをやってくれて、感謝しかありません。ファンとして本当に楽しませてもらった約半年でした。
メンバーだけでなく、サウンドクルーやスタッフ全員の結束力と一体感が、このツアーを成功に導いたのだろうと思います。ありがとうございました!!
参加した公演の振り返り
参加したLUNA SEA 35th ANNIVERSARY TOUR 2024 ERA TO ERA 公演
スケジュールがあって参加が叶ったライブは以下。これまでで一番遠征した年になりました!関東公演はチケットが取れなくて厳しかった。それだけ注目度の高いツアーでしたね!
2024/6/21 [滋賀] 滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール MOTHER OF LOVE, MOTHER OF HATE
2024/6/22 [岐阜] 長良川国際会議場 メインホール UN ENDING STYLE
2024/6/29 [兵庫] 神戸国際会館 こくさいホール SHINING BRIGHTLY
2024/6/30 [兵庫] 神戸国際会館 こくさいホール BRAND NEW CHAOS
2024/8/18 [大阪] フェスティバルホール IMAGE or REAL
2024/8/19 [大阪] フェスティバルホール SEARCH FOR MY EDEN
2024/8/24 [東京] 東京ガーデンシアター IMAGE or REAL
2024/8/25 [東京] 東京ガーデンシアター SEARCH FOR MY EDEN
2024/9/16 [山梨] YCC県民文化ホール(山梨県立県民文化ホール) SHINING BRIGHTLY
2024/9/22 [愛知] 名古屋国際会議場 センチュリーホール BRAND NEW CHAOS
2024/9/23 [愛知] 名古屋国際会議場 センチュリーホール LUNACY 黒服限定GIG
2024/11/14 [神奈川] 神奈川県民ホール 大ホール EPISODE 3 -FINAL- 黒服限定GIG DAY1
【 番外編 】
2024/5/29 [神奈川] カルッツかわさき MEMORIAL TALK & UNPLUGGED SESSION
2024/9/15 [千葉] テレビ朝日ドリームフェスティバル2024
![](https://assets.st-note.com/img/1731978060-tVfF0T2JkCI13cGUjYSaWdQR.jpg?width=1200)
ERA TO ERAでは披露されなかった楽曲
LUNA SEA 35th ANNIVERSARY TOUR 2024 ERA TO ERA では披露されなかった楽曲
2007年の「One Night Dejavu」後、演奏したことがあるけど、ERA TO ERAツアーでは披露しなかった楽曲は以下でした。
MOTHER期
・FALLOUT
STYLE期
・TWICE
・Ray
SHINE期
・WITH
LUNACY期
・UNTIL THE DAY I DIE
「TWICE」と「Ray」は昨年の「DUAL ARENA TOUR 2023」で演奏されていますし、「WITH」は「THE BEST OF LUNA SEA 2023」の2日目「A Show for You」で披露されています。
「FALLOUT」は「LUNATIC X’MAS 2019」の初日、衝撃の1曲目で演奏されていますね。
「UNTIL THE DAY I DIE」はしばらく演奏されていなくて、2014年の「THE LUNATIC -A Liberated Will-」ツアーが最後でしょうか。
REBOOT以降、まだ一度も演奏されたことがない楽曲
REBOOT以降、まだ演奏されたことがないのは以下です。
「FAKE」以外はライブ映像として終幕前にも記録がすでに残っているので、最後に残った超レア曲はやはり「FAKE」ですね。
「PERIOD」は今回の「LUNACY 黒服限定GIG」でも選曲されなかったのでもう可能性は限りなく低いのかな。
インディーズ期
・PERIOD(Fall I'll Period 結局どちらが正式な楽曲名?)
MOTHER期
・FAKE
SHINE期
・この世界の果てで
・Looper
LUNACY期
・white out
・be in agony
・・・
The Millennium Eve 2025 & LUNATIC TOKYO 2025
2025年、The Millennium Eve と LUNATIC TOKYO の目撃者になろう
2025年2月、GLAYとの対バンの「The Millennium Eve 2025」、そしてグランドファイナル「LUNATIC TOKYO 2025 -黒服限定GIG-」が控えていますね!
![](https://assets.st-note.com/img/1731976503-Oqc23JWeYS4xnuI7rmBEivlM.jpg?width=1200)
わたしのLUNA SEAライブ体験の原点が1994年の「LUNATIC TOKYO」。
そして最狂のカタルシスを演出してくれた1999年の「The Millennium Eve」での「SEARCH FOR REASON」からの「I for You」という選曲。
楽しみにしています。
2025年2月22日、2025年2月23日、目撃者になりましょう!
・・・
ということで、LUNA SEA 35th ANNIVERSARY TOUR 2024 ERA TO ERAのセットリストと選曲まとめでした!
ぜひみなさんもERA TO ERAベスト公演や印象に残った楽曲、セットリストをコメントで教えてください!
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
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![Koichiro Miyoshi](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/56707143/profile_fdcff913db68304b7d36da62e609579c.png?width=600&crop=1:1,smart)